本メルマガは、週1回程度を目安に以下の3つのパートから情報をお送りさせていただく内容となっております。

  • 「Paradigm Shift -新しい価値観-」
  • 「Unique Asset Management -独自の資産形成-」
  • 「Zoom In -BALI or Philippinesのリアルな生情報-」

 

 

■Paradigm Shift -新しい価値観-


JACK佐々木が2月4日から25日までインドネシア・Jakarta・BAILI島に滞在します。
コロナ禍の中、実際のリアルな海外の情報をここ数回にわたりお伝えしたいと思います。

本日2月5日、昨日の18時にIndonesiaに到着しました。
只今Jakartaのホテルにて隔離されております。
日本との時差は2時間(遅い)となっております。

2月4日
羽田空港を出発し、無事Indonesiaのスカルノハッタ空港到着。
terminalの端のほうからimmigrationに向かって歩きます。
いやー、やっぱりスカルノハッタ空港広いですw


①まずは身元確認ゲート
ここでpassportと搭乗してきairticketの確認。

②続いては、PCR陰性証明、ワクチンパスポート確認ゲート
事前に日本で検査した48時間以内(日本での出発までの48時間以内)の英語版PCR陰性証明
と各自治体保健所で発行の英語版vaccine passportを提示。

③その後、宿泊ホテル、連絡先確認ゲート
専用のQRコードつき、ホテルvoucherを提示し、電話番号を申告。

④いよいよ、PCR実施ROOM
パーティションで区切られた小部屋に移動し、30秒ほどで咽頭と鼻のcheckで終了。
でやっとimmigrationでpassport提示して入国と相成りました。

空港の待合で迎えを待ち、送迎車に乗り込みホテルまで。
ホテルも通常のロビーからではなく、地下駐車場の専用ゲートからホテル内に。
体温測り、キャリーバッグの消毒を経て、エレベーターで最上階まで。
こちらで隔離専用の受付。
身元確認、食事の種類などを選択。

これでようやく部屋に到着です。
まずは、恒例の荷物全部出し。今回は同一ホテルに8泊宿泊。
・着替えを収納
・PC・スマホ・タブレット・充電器などの環境整備
・洗顔・歯ブラシ・整髪料などは洗面所へ
・その他、身の回りのものも配置

もちろん、食事も出ました。写真撮り忘れましたが・・・
サラダとハンバーグ(ウェルダンのもの)
ハンバーグの付け合わせは温野菜(人参・ブロッコリー・ヤングコーン)とボイルドポテト。
その後電話ミーティングして、就寝。

ということで、隔離生活真っ只中。
ただ、運よく、2月3日に当初7日間だった隔離が5日間に短縮になり、8日は解放されます。
次回からは色々とレポートをお送りしていきます!

 

■「Unique Asset Management -独自の資産形成-」

【それってほぼ同じ投資商品じゃないですか?】

今日は投資信託におけるありがちな思い違いを解説します。
みなさんは籠に入った卵の話を聞いたことあるでしょう。

ポートフォリオ「卵は一つのカゴに盛るな」です。卵をひとつの籠に入れておくと落としたときに全部割れてしまいます。
しかしカゴを分けて管理することにより一つのカゴを落としたとしてももう一つのカゴがあるので全部を失うことはないですよね。

ここまではざっくりみなさんもわかると思います。

しかし問題はこの後です。
よくある勘違いにいろいろ商品を分ける必要があるから
「全米株式投資信託とS&P500投資信託に半分ずつ入れています。」という方です。これは目論見書を見ると分かります。
「楽天全米株式インデックスファンド」買っている人も多いでしょう。

これ結局アメリカの運用商品を手数料抜いて日本に流しているだけなので投資対象ファンドというものを見ます。

要は仕入れ商品ですね。上記の商品の場合「バンガードトータルストックマーケットETF」(VTI)という商品です。一方…
「iFree S&P500インデックス」こちらも日本では人気の商品です。
これの投資対象ファンドはS&P500インデックスマザーファンドとしか公表されていません。が、S&P500なんでSPDR S&P500 ETF(SPY)でしょう。

ここでこの二つの投資信託の中身がわかりました。

では実際にどんな株が入っているのか?見たことありますか?
実際中に入っているものがほぼ同じだったら卵のカゴを分けてると思いきや実際は同じ台車に乗っていて台車が転んだら全部のカゴが崩れる
的な現象が起きます。

つまり分けられてないわけです。
さてこちらのサイト(Fund Over Rap)

https://www.etfrc.com/funds/overlap.php
がどれくらいその商品同士がかぶっているのかを見れます。ここで先ほどの投資対象ファンドVTIとSPYを比べてみると、、、

80%が同じなんです。
これ、、、ほぼ一緒ですよね。

SPYの99.4%がVTIにも入っているわけです。
日本の投資信託はだいたい米国や海外のETFをそのまんま運用しています。

小冊子にもマザーファンドとベビーファンドについて触れている項目がありますが、ポートフォリオを組むときにはなるべく中身の株がかぶら
ないように分けましょう。

 

というように、この春から資産運用全般における相談・メンテナンスを依頼できるサービスを展開いたします。
プロの専門家のご紹介が可能ですのでぜひご登録くださいませ。


 

■「Zoom In -BALI or Philippinesのリアルな生情報-」

今回はインドネシアでの映画事情に焦点を当てたいと思います。

近年のインドネシアの映画産業は右肩上がりの成長を続けていました。2019年には映画館の来館者数が6000万人を突破し、
前年比15.4%増を記録しています。
特に、レバランの時期は映画館にとっての書き入れ時で、多くの家族連れで賑わいを見せていました。2020年も、1月から
3月にかけて1,250万人が映画館を訪れており、この流れが継続すると見られていました。

ところが、新型コロナウイルスのパンデミックに伴う活動制限により、2020年は3月から10月にかけて、また2021年も7月から
9月にかけて、インドネシア国内の映画館は営業停止を余儀なくされました。映画館のみならず、映画制作に関わる人々にとって
、パンデミックが大きな打撃となったのは想像に難くありません。

2021年12月現在、インドネシアの映画館は以下のようなルールのもとで営業されています。

・観客数は定員の50%まで
・観客の年齢制限(12歳以上)※一部の劇場では保護者同伴なら12歳未満も入場可能。
・飲食禁止 ※一部の劇場では販売再開。
・「PeduliLindungi」(ワクチン接種状況等を入力するアプリ)を使用すること。

上記のアプリで、カテゴリーがグリーン(ワクチン接種完了)もしくは、イエロー(1回目の接種完了)に分類されている観客が
入場可能となっています。一時期は入場制限が定員の25%だったことを鑑みると、感染状況やワクチン接種状況をふまえ、映画館に
対する制限は以前よりやや緩和されていることがうかがえます。
ただし、今後の状況によっては再び厳しい規制が行われる可能性も否定できません。

外出制限下で厳しい状況におかれた映画業界ですが、動画配信サービスへの転換が活路となっています。
コロナ禍において、インドネシアにおいても自宅で動画配信サービスを利用する人が激増しました。2021年、インドネシアの動画配信
サービス普及率は16%、収益は4億1100万USドルに達すると見込まれています。また、2025年には、その普及率が20%にまで成長すると
予想されています。

一方で、インドネシアでは外国映画の比率が高い上に、「違法ダウンロード」が幅をきかせているという問題も残っています。

インドネシア政府は、インターネット上で配信される映画への検閲などについてルールを定め、映画産業の保護や動画配信サービスの
普及を後押しする方向に動き始めています。ただ、膨大な量の動画数に対し、検閲が追いついていないのが現状です。

インドネシアでは、公開される映画は映画検閲庁(LSF)により検閲を受けることになっています。しかし、2020年に動画配信サービス上
で公開されている映画で検閲を受けたのはわずか599作品で、全体の1.5%にとどまっています。動画配信サービスは今後も継続的に伸びて
いくと予想されており、検閲の在り方が問われていると言えるかもしれません。

インドネシア政府が力を入れようとしているのは、動画配信サービスだけではありません。インドネシアでは、都市部と農村部の地域格
差が未だに大きく、若年層は仕事を求めて都市部に集まる傾向にあります。しかし、その傾向が続けば、格差は広がる一方で、農村部の
衰退は免れません。最近では農村部でも革新的な取り組みが行われつつあるものの、人々の注目を集めるには至っていません。

そこで期待されているのが、地方の農村部を舞台にした映画の影響力です。アブドゥル・ハリム・イスカンダル地方開発移住大臣は、2021
年12月に公開されたインドネシア映画「Kembali ke Desa(村に帰る)」の公開にあたり、このような映画によってインドネシア国民が農
村部に注目することを期待していると述べています。農村部の持続可能な開発・発展こそが、今後のインドネシアの経済発展の鍵になると
考えているためです。

同映画のエグゼクティブプロデューサーであるParamitha Rusady氏も、ミレニアル世代がこの映画を見て、自分達が村で生まれ育ったことに
誇りを持てるようになってほしいと述べています。

以上見てきたように、インドネシアの映画業界はコロナ禍で打撃を受けたものの、動画配信サービスの普及により活路を見出していると言え
ます。また、単なる娯楽としてだけではなく、地方格差などの社会問題において啓蒙的な役割を担うことも期待されています。

こうした動きを見ると、インドネシアの映画業界は、より多様なテーマの映画制作や地方における映画祭の開催など、関連事業も含めてさら
に発展していく可能性がありそうです。

インドネシア バリ島のオンライン視察ツアー、土地保有、ヴィラ保有や運用、管理に関するご相談
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