本メルマガは、週1回程度を目安に以下の3つのパートから情報をお送りさせていただく内容となっております。

  • 「Paradigm Shift -新しい価値観-」
  • 「Unique Asset Management -独自の資産形成-」
  • 「Zoom In -BALI or Philippinesのリアルな生情報-」

 

 

■Paradigm Shift -新しい価値観-

今回も過去のメルマガの検証シリーズで、2020年5月19日に配信の内容を振り返ってみましょう。

『コロナの影響で今後の働き方も相当変わってくると思われます。

ちなみにテレワークとは「tele = 離れた所」と「work = 働く」をあわせた造語で1970年ごろから使われていました。
「リモートワーク」は英語で「remotework」と表記され、「remote=遠隔・遠い」、「work=働く」の二つが合わさってできた造語で
「遠くで働く」となることから、言葉の意味は「テレワーク」とほとんど同じと言えます。

ただ、少しニュアンスの違いがあると思っていて、「リモートワーク」の特徴を強いて挙げるとすると、「チームで働くという意味
合いが強い」と感じている。まぁ、これについては、東京・富山・バリ・Philippinesのメンバーたちと実践しているわけで、純粋な
リモートワークではあるのですが笑

このリモートワークをさらに極めていくと、資産運用セミナーでお伝えしてるグローバルスタンスという考え方に行きつく。仕事の
自由=ポータブルオキュペーション(いわゆる移動可能な職業を持つ)という考え方です。
これは、独立自由業や携帯職業といわれ、場所を選ばずに稼ぐことができる仕事のことを指している。

作曲家、作詞家
デザイナー・通訳、漫画家
画家、一部プロスポーツ選手
発明・特許の権利を持つ人
調理や美容師などの手に職がある人
印税・著作権などの知的所有権のある

ここに挙げたビジネスって、正直なところやろうと思っても、なろうと思ってもなかなかなれないわけですが・・・

ただ、以下の独立自由業については、
年金生活者 ・・・ ある一定の年齢になれば 
株の配当などの不労所得が入る人(投資家) ・・・そのポジションに自身をもっていった人 
すでに十分な蓄えがある人 ・・・ フルコミなどで頑張った人、バイアウトした人
家賃収入・賃貸収入がある人 ・・・ 不動産事業に踏み込んだん人

は自分の気持ちと考える頭一つで十分に到達可能です。

「パラレルワーク」「パラレルキャリア」は、まだあまり耳なじみのない言葉かもしれないですが、「パラレル(parallel)」とは
「平行・並行・並列」を意味する英語であり、パラレルワールド、なんて言葉なら知っているかもしれませんが、2つの物事が並行して
同時に展開していくことを指します。

パラレルキャリアは2つ以上の仕事に携わりキャリアを築くこと、パラレルワークはそういった働き方を意味します。

『ウィキペディア(Wikipedia)』によると、以下のように表現されています。

パラレルキャリア(英語:parallel career)とは、ピーター・ドラッカーが著書『明日を支配するもの』等にて提唱しているこれからの
社会での生き方のひとつ。現在の仕事以外の仕事を持つことや、非営利活動に参加することを指しています。
そう、あのドラッカーが提唱した言葉です。

副業や複業と違う点は、非営利活動=収入を得ない活動も含まれるということです。例えば無償のボランティアや社会貢献活動なども含ま
れています。

副業や複業はそれぞれが収入源であるのに対し、パラレルワーク・パラレルキャリアは“複数の社会との関わり”を指すとも言えます。
お金を得るのが一番の目的というよりは、複数の場と関わりながら自分を高めていく、といった意味合いが強いですね。

そしてこれもセミナーでお伝えしていることですが、資産は決してお金だけではないということです。
経営の3資源がヒト・モノ・カネと言われますが、個人に落とし込むと、人脈(人付き合い)・技能(スキル)・資金と言えます。これら
3つを運用して資産という付加価値が大きくなっていくわけです。

結局一番言いたいことは、自分の時間を作りやすい環境になっているこの変化を自分自身の価値を高めることに費やすことで、収入の複線化
=所得の源泉となる蛇口の増加はついて回るということです。なので、個人の3資源は上手にコントロールしていきたいものですね!』

この2年のコロナ禍で働き方が激変した方も多数でしょうね。
働く場所を変えた方、副業・複業を始めた方、退職しないといけなくなった方などたくさんいらしゃると思います。
かくいう私も、相対して話を進めないと決まらない事案以外は、基本的にオンラインでの面談に変わっています。
海外に居ても、東京に居ても、富山に居ても温度差のないミーティングができるようになったのは、仕事のできる環境としてはかなり有難い
ことです。そして、インドネシア事業・フィリピン事業・日本での事業など、色々な事業をそれぞれの仲間とおこなっていますが、これも
れっきとしたパラレルキャリアなわけです。

是非、収入の複線化=所得の源泉となる蛇口の増加を図っていきましょう!!

 

■「Unique Asset Management -独自の資産形成-」


今回は趣向を変えて、クイズです!

【2021年一番あが直近で、司法書士の方と話す機会がありましたが、最近信託を活用する人がとても増えているそうです。
なので、今回は少し相続についてお伝えしたいと思います。

特にお母様やお父様が資産(不動産や株、資金)を持っていてリスクって何が思い浮かぶでしょうか。
お亡くなりになるのはもちろん残念なことです。

ですが資産の観点からいうとなくなると、資産は相続案件になり、あとは相続人に振り分けられる作業になります。ですがもし、認知症になってしまった
場合はどうでしょうか。

亡くなっていないので不動産が高いうちに売っておこうということもできないし、処分するのも難しい状態になってしまいます。後見人という人をつけな
ければならなくなります。こうなると手間と時間はすごいかかります。

そこで家族信託という制度を使います。
今日本では約10000人が毎年この制度を使っており、実は安く使える制度なのです。

画像の事例の場合、

委託者→母親
受託者→子供
受益者→母親
資産(不動産)
受託行為→不動産における買取、売却処分及び一切の行為

などお母様の意思決定能力があるうちに決めておきます。
するとお母様が認知症になった場合にもスムーズにお子さんのご意志で売却したり処分することが可能になります。
こういった、元気な時に準備する仕組みとして信託は使えるのです。

もう一例紹介します。
実は仮にお母様が亡くなった場合、娘には資産を引き継がせたいが、娘婿はどうも気に入らず資産を与えたくない。
でも孫には分けてあげたい。

こういった場合、仮に何もしていないと資産は。。。

お母様→娘
そして娘さんが亡くなると
娘→旦那
娘→息子

になってしまいます。

ここで連続信託という制度を使うと特定の人に資産を分けないように設定もできるんですよね。

「遺言書でいいじゃん」と思う方もいらっしゃるでしょう。
ですが、遺言書だと遺留分と言って旦那さんが対抗できてしまうようです。
信託という制度を使えば割と柔軟にもしもの時の準備ができます。

何か起こってからではなくて今から準備できるもので起こった時の対処はできます。

親御さんともしもの話は準備できていますか?
こういった相談がございましたら、プロの専門家のご紹介が可能ですのでぜひご相談くださいませ!

 

■「Zoom In -BALI or Philippinesのリアルな生情報-」

メルマガ90号で、ご紹介しましたフィリピンの入国の状況についてご紹介いたしましたが、今回は日本への入国についてご紹介したいと思います。1月23日現在

また以前ご紹介したフィリピンへの入国はビザありの3日間隔離でしたが、フィリピン政府1月28日発表によると2月10日より全面的に解禁となるそうです。
※新型コロナワクチン接種者で、観光査証(ビザ)取得を免除している150の国・地域が対象。

※注意 上記の通り10日よりフィリピン入国は全面解禁となるものの、日本への入国は世界的に珍しい厳重な隔離措置政策をとっておりますので注意が必要です。

出国に関しては、フィリピンも日本も対して難しいことはありません。
フライトの72時間以内に証明書を出せる医療機関にてPCR検査を受けます。(日本の場合は鼻の検査)

PCR検査の費用は日本では25,000円程度でしたが、フィリピンの場合は日本用の書類と滞在先まで届けてくれるサービスがついて3700ペソ(約8,000円程度)で利用ができます。
検査結果の書類を届けてくれますので後日再訪問する必要はありません。

フィリピンの空港にて検査の書類を見せて搭乗手続きをおおないます。
デパーチャエリアは搭乗者のみが入場できるよう規制されております。

成田空港に到着後
フィリピンでは到着ロビーには近くPCR検査を行い陰性結果が出た人しか入れないが、日本にはいろいろな人が入ることができ驚きました。

飛行機をでてから到着ロビー、エントランスまで外部の人がたくさんいるため、平時と変わらない印象があります。(一応厳しい入国制限をかけている状況下です。)

到着後は、飛行機に乗っていた人全員がまとまって行動し、各種書類の確認、誓約書へのサイン、問診票や設問などを記入。
滞在元によって強制隔離日数が変わります。(フィリピンの場合3日間)

番号が振り分けられて、隔離施設が決まるまでただひたすら待機となりました。到着後から隔離施設で食事が提供されるまで飲食ができず、お店によることもできませんので、飲み物や食べ物を準備しておいたほうがよいでしょう。

午前11時ごろ到着したものの最終的に隔離施設向けのバスに乗り込んだのが8時過ぎ、施設に到着したのが9時過ぎでかなり時間がかかりました。
施設内のことは写真撮影禁止でSNSへの投稿も控えてくださいという取り決めがあるそうです。
隔離施設はたまたまなのか毎回なのかわかりませんが、ホテルではなく研修所のようなところで隔離されることになりました。今回はどうやら埼玉県某所の施設に入ることになりました。

食事についてはフィリピン同様決まった時間にドアの前に置かれ、館内放送で案内があります。
また、フィリピンでの隔離施設ではウォーターサーバーとまでは行きませんが室内に飲料水のタンクが常設されていましたが、水を頼みたいときはフロントに連絡して持ってきて貰う形です。
1回につき500mlのペットボトル2本で、レジ袋に入れられて用意されます。(レジ袋有料化の省令などなかったかのような無駄遣いぶり)

退所日
退所日当日の朝、7時にドアの前にPCR検査キットが置かれておりそれを使って検査をします。
検査後、ドアの前において検査結果が出るのを待ちます。
午後の2?3時頃に結果が電話でかかってきます。
陰性であれば、3時過ぎに成田空港行きのバスに乗り込みます。
隔離施設からのほうが自宅に近い場合であっても、規定により途中離脱は許されず、かならず成田空港に行ってから解散となります。

成田空港第2ターミナルで解散(午後5時半ごろ)となりましたが、強制隔離期間は終わったものの自主隔離期間ですので、公共交通機関を利用することができません。(監視があるわけではないのでルールを無視する人がいれば利用ができてしまう環境です。)

誰かに迎えに来てもらうか、レンタカーにて帰宅します。

 

日本はたくさんの規制があるものの、変なところで自由な部分も残されているので感染対策が甘いという感想です。世界的にめずらしく感染者、重症者、死亡者が少ないのは、ルールのおかげではなく、個々の国民の努力によるものではないかという感想を持ったとのことです。
例えば、滞在元でPCR検査を受けたあと、感染者に濃厚接触した場合、隔離前に外部の人と接触するので水際対策はお役所仕事で対策をやっているというだけで防ぐことはできないでしょうし、実際におミクロン株は防げておりませんよね。。。
中国人の場合は強制隔離なしで入国が可能とのことですので、はっきり言ってこの規制はザルなのが実情です。支持率向上のための選挙対策なのかなとも思いました。

西島 筆