本メルマガは、週1回程度を目安に以下の3つのパートから情報をお送りさせていただく内容となっております。

  • 「Paradigm Shift -新しい価値観-」
  • 「Unique Asset Management -独自の資産形成-」
  • 「Zoom In -BALI or Philippinesのリアルな生情報-」

 

 

■Paradigm Shift -新しい価値観-


海外渡航に制限がかかり、1年半以上が経過しました。
3月14日バリ→フィリピンと帰国してから、一度も海外に行っておりません。2020年3月当初はこんな事態になるとはだれが予測できた
ことでしょう。今後、ワクチンパスポートが本格的に登用されるようになると、どの国を拠点に自身のベースを構築していくのかという
課題も重要になってきますね。

今回は、ワクチンパスポートではなく、本来の海外渡航に使用してきているpassportにフォーカスして見たいと思います。
実は、日本のパスポート保持者がビザなしで渡航できる国は、現地空港などでアライバルビザが取得できる滞在先も含め、190ヵ国あります。
※2019年最新版のランキング結果

実はこれ、世界1位なんですね。
続いて、シンガポール・韓国(189ヵ国)、フランス・ドイツ(188ヵ国)、デンマーク・フィンランド・イタリア・スウェーデン(187ヵ国)、
ルクセンブルク・スペイン(186ヵ国)・・・と続いています。

上位の国はいつも混戦模様で、圧倒的にヨーロッパの国々が多いことがわかります。

一方で、調査対象となっている199のパスポートのうち、最下位だったのが同率104位のアフガニスタンとイラク。アフガニスタンとイラクの
パスポートをもつ人々が自由に渡航できる国は、アライバルビザが取得できる場所も含めてわずか30か国。日本のパスポートの6分の1以下です。

治安の安定しない両国の人々が、気軽に海外旅行ができる状況にないことは容易に想像できますが、仮に海外旅行をしようと思っても、ビザを
取得するための複雑な手続きや厳しい審査といったハードルが立ちはだかっているのです。

また、最近では世界のいたるところで中国人観光客を見かけますが、中国パスポートのランキングは69位。ビザなしまたはアライバルビザで渡航
できる国は74ヵ国と、日本のパスポートの半分以下という結果になっています。

こう見ると日本という国もまだまだ捨てたもんじゃないですね!
日本passportを活用して、世界のそれぞれにベネフィットを受けられるいろんな国を活用して賢いライフスタイルを構築するには持って来いと
言えるかもしれません。

 

■「Unique Asset Management -独自の資産形成-」

これから海外を活用して資産運用や投資をしていこうと考えている方は、以下のポイントを気にしてみてください。

・人口ボーナスがどうなっているのか?
・金融はどのような制度になっているのか?
・不動産では、どのような運用が長句的に続く国なのか?
・教育に長けている国なのか?
・生活がしやすい国なのか?

など、国ごとの特徴や強みをとらえて、複数の国に資産の保有・運用や移住地の確保をしていきましょう。
そうすることでリスクに対応できるようにしていきます。

実際に本物の富裕層は、いろんなところに別荘など持っていますが、これもリスクヘッジのひとつです。
昔のヨーロッパでは、大切な資産が戦争などにより勝手に財産没収されることがあったので、保全場所を分散してきたわけですね。

資産運用はとにかく保全がベースです。

まずは無くさないこと。
そのうえでリスクヘッジをして、いかに増やしていくか。
そのために海外を活用していくのです。

仕事のスキルアップするときは研修を受けたり、資格を取ったりするのに、お金のスキルアップには何もしない方が多いですよね。
しかし何かを行動するときは、ルールや背景などを知らないとはじめの一歩は踏み出せません。そのためには情報を得ることと、深く勉強して
いくことがやはり必要だと思います。

本当に目的を達成しようと思うと、知識と計画(ファイナンシャルプラン)と実践が必要です。 目的を達成する方法論はたくさんあります。
ですが、資産運用はその人の生き方や人生設計によって変わってきます。
もっと大局に、そして俯瞰して人生を眺めて、人生経営をおこなっていましょう!

 

■「Zoom In -BALI or Philippinesのリアルな生情報-」

楽園バリスタイル・ナビゲーターの小野寺です!

~インドネシア最新ニュースをピックアップ~
インドネシア・バリ島から社会ニュース、経済ニュースからフレッシュな最新トピックをお届けします。

【バリ島、国際線の受け入れ再開も当日はフライトなし】
インドネシア・バリ(Bali)島は14日、日本や中国など19か国から国際線の受け入れを再開した。新型コロナウイルスの
流行で観光産業が打撃を受けたバリ島の再開第一歩となる。

しかし同島当局によると、同日に国際線の到着は予定されていない。空港の広報担当者は、態勢は整っているものの「今
日到着を予定している便はない」と述べた。

受け入れ対象は新型コロナウイルスワクチン接種が完了している人で、厳格な規則に基づくビザ(査証)の取得と、ホテ
ルでの5日間の隔離が求められる。

当局によると、日本、韓国、中国、フランス、アラブ首長国連邦(UAE)、ニュージーランドなど19か国が対象。新型コ
ロナ流行前に多数の観光客が来ていたオーストラリアは含まれていない。

人口2億7000万人のインドネシアでは感染力の強い変異株「デルタ株」が猛威を振るい、7月半ばには1日当たりの新規感
染者が5万6000人を超えた。政府は最も影響を受けた地域を対象に不要不急の事業や店舗を閉鎖し、人の移動を制限した。

ワクチン接種が進んでおり、現在は全国的に感染者数が減少している。死者数も減少していることから、徐々に規制が緩
和されている。

【コロナ規制違反、外国人観光客を強制送還】
バリ(Bali)島で12日、新型コロナウイルス対策の厳格な規制に違反したとして、複数の外国人観光客が強制送還された。

当局によると、米国、ロシア、アイルランドからの観光客3人は、公共の場でマスクを着用しなかったため、新しく導入
された厳格な規制に違反したとして拘束され、飛行機で本国に送還された。

入国管理を管轄するバリの法務・司法当局トップは、「彼らは緊急活動制限の期間中に、マスク着用を義務付ける最低限
の規則を破った」と説明した。

また、新型ウイルス検査で陽性反応が出た後に自主隔離を拒否したロシア人女性も、陰性となった後に強制送還される予
定だという。

リゾートとして知られるバリ島では、強化された新型ウイルス対策の規制の違反者を取り締まっている。規制に違反した
外国人の強制送還は、今回の4人が初めて。

新型ウイルスで東南アジア最大の被害が出ているインドネシアは12日、過去24時間で4万427人が新たに感染、891人が死
亡したと発表した。

【崖の上の引退したボーイング、宿泊施設に改造し観光の目玉に】
インドネシアのバリ(Bali)島の崖の上に今週、観光客を呼び戻そうと、引退したボーイング(Boeing)737型機が運び
込まれた。

ニャンニャン(Nyang Nyang)ビーチに近い崖の上まではクレーンを使って運び、数十人がかりで組み立てた。

機体を所有するバリ在住のロシア人起業家フェリックス・デミン(Felix Demin)さんは、観光客向けの宿泊施設に改造
する予定で、人気の写真スポットになることを期待している。

新型コロナウイルスの流行で、インドネシアは2019年に外国人観光客の受け入れを停止したため、観光業は大打撃を受け
た。デミンさんは、バリ島の観光業復興の一助になればと話す。

デミンさんは、金属スクラップとして中国に売却予定だった旅客機を最近購入したと語った。
必要な許可を取得し、1週間かけて崖の上まで運んだという。

バリ島では7、8月に新型ウイルスの新規感染者と死者が急増したが、当局は今週から一部規制を緩和している。(c)AFP

以上、

今週は外国人の観光再開が噂されているバリ島関連のニュースを取り上げてみました。

国際線受け入れの体制が整ったので、これから徐々に航空会社も就航を再開して行くと思われます。観光客を本格的に受
け入れには観光滞在者向けのビザである到着ビザ(VOA)が発給される必要があります。

今年7月頃までは新型コロナウィルスデルタ株の万円が爆増して、ジャカルタ在住の日本人が緊急帰国するなど話題にな
りましたが、9~10月には急速に新規感染者数を減少させて今に至っています。

他のアジア諸国がまだコロナ感染の流行が収まっていない状況ですが、あれだけ悲惨な状況と言われたインドネシアが急
速に回復しているのは、厳格な社会行動規制と半ば強制的なワクチン接種キャンペーンの成果の賜物だと思います。

窮地の時は政治権力が強い国が実行力があって前進するスピードが早いですね。経済回復にも大きく作用するだろうと予
想できます。

バリ島の観光業はリスタートに向けて、活発に色々なプロジェクトが進められているのを日常で見ることができます。
飛行機を崖の上に置いて観光スポットを作ったロシア人の起業家は、こんなタイミングなので世間の注目を集めることに
成功しており、新たな有名スポットになりそうな予感がします。

「飛び抜けたことをしでかす人は、最初は周囲の賛同を得られないが、そういう人ほど後で成功する」という原理ありま
す。挑戦することへの試みは、今ではすっかり成熟したリゾートと化してしまったバリ島では必要な要素かも知れません。

竹でできた校舎のグリーンスクールや、断崖絶壁を見下ろすプールが有名なホテルやビーチクラブ、飛行機ホテル、人々
の飽くなき体験欲求を満たすアクティビティーの登場に話題を欠かしたことが無いのもバリ島の強みです。これからもど
んどん進化していくバリ島を楽しんで行きましょう。