本メルマガは、週1回程度を目安に以下の3つのパートから情報をお送りさせていただく内容となっております。

  • 「Paradigm Shift -新しい価値観-」
  • 「Unique Asset Management -独自の資産形成-」
  • 「Zoom In -BALI or Philippinesのリアルな生情報-」
 

■Paradigm Shift -新しい価値観-


新年あけましておめでとうございます。
昨年はCOVID-19の影響を受け、とても大きく変化の求められる1年でした。

個人的には、バリ島と日本をリアルタイムで結ぶオンライン視察ツアーの仕組みができたのと、海外事業や日本国内での遠隔地の方とのZOOM面談や、ZOOMゼミナーの仕組みが出来上がったので、今後の仕事のやり方が一気に定まった形になりました。おそらくこのきっかけがなければ5年ほどかけて移行していくような仕組みだったとおもうので、ある意味では環境が我々を変えたといえると思います。

皆さんに置かれてはいかがでしたか??

テレワークが進み、会社出社の日が少なくなったという方、オンライン飲み会が増えたという方、
家にいる時間が増えたので資格を取得したという方、新たに資産運用を始めたという方、
こんな方々もたくさんお見えではないかと思います。

2021年が始まったものの、「緊急事態宣言」が発令されそうな雰囲気ですね・・
GOTOも停止し、飲食店の時短営業が重なると、経済が完全に停滞してしまいます。
感染を恐れるのか、経済停止を恐れるのか、個々の判断にゆだねられる部分も多いと思います。
解決策が提示できない限り、それぞれの意見を批判することはすべきでないというのが持論です。

ただ、ひとつ言えることは、環境変化に対して、適応できる自分でいることが重要だということです。
そういう意味では試算運用の世界では、自分が働く時間以外の時間を活用して資産を構築していくわけですから、ここを味方につけていくのはこの先を考えても非常に意味のあることではないかと思います。
ポイントは自分の時間を使わずに資産構築できる仕組みを作っていくということです。

ピンチはチャンスでもありますので、この機会にスタートが切れる変化を手に入れてみてはいかがでしょうか?

 

■「Unique Asset Management -独自の資産形成-」


今回の記事では、昨今話題になっているキャピタルフライトと合わせて、ライフプランの設計に必要なことについて、お伝えしていきたいと思います。

ここ最近、キャピタルフライトといわれる、「資本がある国から別の国に逃避する動き」が問題になっており、それにたいする締め付けも非常に厳しくなっています。
これは完全に日本政府にとってはマイナスです。ですが、正直なところ、個人資産が海外に移転される流れはもう止めることができなくなっています。

日本の法律では、海外商品の販売は禁止されていますし、金融庁の目も非常に厳しくなっています。私もバリ島やフィリピンの事業を行う上で、自主コンプライアンス(法令順守)を貫いています。と言うのも、もしコンプライアンスを違反してしまった場合、営業停止になる可能性が大いにあるからです。

そうすると当然、他のお客様にもご迷惑がかかりますよね。

ですから、我々のコンプライアンスとしては、

・不特定多数の方に特定情報をお送りしない。(いわゆる会員さんやパーミッションを頂いた方が対象)
・無理な販売行為は行わない。(しっかりと何度もご説明をする)

こんなルールを徹底しています。
つまり、ご自身での判断が、これから非常に重要になってくるわけです。

しかし、日本国民の数%の方でも海外で増やしたお金が日本でも納税され、さらに国内消費に向かうことは、日本にとってマイナスのことなのでしょうか?

私は非常に意義のあることだと思います。
海外を活用することで個人資産を守りながら、日本にとって役立つことができる。
お互いにハッピーな関係だと思いませんか?

これまでにも、『資産運用』と『ライフプラン』には密接な関係があり、『ライフプラン』があってはじめて『ファイナンシャルプラン』が、導き出されるということをお伝えしてきました。

私は人生の目的である『ライフプラン』を設計し、手段としての海外の資産運用やロングスティを考えています。
その手段を詳細に落としこんだものが、『ファイナンシャルプラン』となります。
さらにそこには『出口』が必要になります。

どんなタイミングでなんの資金として活用するのか、そのためには何を選択するべきなのか。
こんなことを設計していくわけです。

何も難しいことはありません。
『はじめの一歩を踏み出せるかどうか』のきっかけと、『実践に移していくこと』への決意だけです。

 

■「Zoom In -BALI or Philippinesのリアルな生情報-」

遅ればせながら新年あけましておめでとうございます。
フィリピン担当の西島です。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

冬期になり新型コロナの感染者数も増えてきており日本では再び非常事態宣言が宣言されました。
一方で、マスクや消毒などといった対策をする人が増えたおかげで、インフルエンザ感染者数が平年の1割程度となっています。(日本ではインフルエンザによる死者は、例年1万人程度)
フィリピンでの新型コロナウイルスの感染状況やロックダウンなどの情報は、過去に幾度か配信いたしましたが、緊急事態宣言を発令しても日本国憲法典から国民の自由を束縛する法体制がない日本では、各国民の自主性、公共性にゆだねる形になりますが、フィリピンの場合はある程度の自由を制限することができるようになっています。

去年は厳しめのロックダウンから予算の関係上、重要な経済活動に関して規制を徐々に緩めざるを得なかったフィリピンですが、ロックダウンという外出制限からの副産物としてベビーブームが到来しつつあるといった事象が起きています。

もともとキリスト教カトリック教派が大多数であるフィリピンにおいては、避妊がタブーとされており(近年においては一部合理的な判断をする信者も存在します。)平時であっても人口は増えていましたが、パンデミックからのロックダウンという流れから在宅率の増加と家族計画指導を受けることが困難となったという理由から、15歳から49歳の女性で意図しない妊娠は40%以上増加し、2500万件に達したと推定されているようです。(フィリピン大学人口研究所・国際連合人口基金調査)

フィリピンの人口開発委員会によるとフィリピンはすでに日本を超える1億950万人の人口を抱えており、このままの状態で推移すると2012年以来最も高い出生率を記録するであろうと言われています。

人口増加は国家の原動力になるというメリットもある半面、急激な人口増加に体制が整っていなければ貧困層の増大、治安の悪化、死亡率の上昇といった問題も増えてきます。
今後どのようになっていくのか、自分たちは何をするべきかを考えつつ、注視していきたいと思います。

西島 筆