
本メルマガは、週1回程度を目安に以下の3つのパートから情報をお送りさせていただく内容となっております。
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■Paradigm Shift -新しい価値観-![]() 現在、ある媒体でコラムを担当させて頂いております。 ここにきて、またコロナの感染者も増加してますね。このことを言い出すときりがないので、それはまた別の時に。 アメリカ大統領戦が落ち着きを見せているものの、これからいろんな地方での審議なども入ってきたりする手前、読めない展開が続きます。 このような状況下で私どもが行っている資産運用の大元の事業投資の動きがどうなっているかをお伝えします。 まず、1つの資産運用である不動産を活用した事業投資ではどうかを見ていきたいと思います。 国や行政が絡み、払い出しなどで予算化されていたものが、コロナによるロックダウンにより、一時保留されている状況が続いています。これは、悪い影響を受けていると言えますが、実は反対の側面もあります。 コロナ前から進めていた※『3年で2.5倍以上を狙うPhilippinesでのランドバンキン型の地上げ事業投資』では、上記にあるように一部行政の機能が全体的にストップし、加えて売却を進める海外buyerが入国できないという状況になるものの、Philippines国内での通常の業務自体が停滞するおかげで、我々のプロジェクトにかかるタスクを専属的に動かせるチームができ、Document(書類関係)などの業務が非常に進みやすくなっています。 ※くわしくはこちら。 また、もう1つはPhilippinesで行っているレンディングについてです。 現状、名前は出せませんが、日本でも名前をきいたことのあるナショナル企業をはじめ、ホテルグループからも資金オファーは来ています。 これはどういうことかというと、資金ニーズが多くなっているために、 ピンチはチャンスの名の通り、このコロナに限らず、大きな事件やイベントがあったときは、市場が大きく動く時です。 |
■「Unique Asset Management -独自の資産形成-」今回は、ポートフォリオの安定化と、世界の富裕層が実践している『ランドバンキング』 についてお話ししていきます。 『ランドバンキング』とは、近い将来(3年から8年)の間に値上がりが確実視される土地に、更地の段階で投資をする方法です。 比較的、古くからある資産運用手法で、似たようなビジネスとして世界的に財を成した人物では、ロックフェラー、ウォルト・ディズニー、ドナルド・トランプ、ハワード・ヒューズなどがあげられます。 不動産投資で有名なものとして、REIT(リート:不動産投資信託)がありますが、こちらは投資信託の色合いが濃く、金融商品に近いものです。また、物件を所有し、賃料などから収益を得るインカムゲインもありますが、こちらもランドバンキングとは、全く異なる収益モデルとなります。 なおランドバンキングには大きく分けて、ひとつの土地を複数者で購入するファンドタイプと、すべてを自分の名義で取得する不動産タイプがあります。
それでは、どのようにランドバンキング(ファンドタイプ)で収益を作っていくのか、簡単な流れとポイントなどをお伝えしていきます。こちらのプランなどは比較的安価に参加可能なものが多いです。 【1.土地取得】 ・土地が平らであり、すぐに開発が可能であるか? 【2.投資組合の組成(シンジケーション)】 ・不動産をユニット(不可分持分権)に分割し、投資単位を小口化して魅力的な投資機会が提供される 【3.開発計画】 ・コミュニティ計画を最優先として、環境インフラ整備などの要因を基本に、『開発計画草案』を作成 【4.土地売却から完了まで】 ・「開発計画」への承認と土地使途の再指定により、対象地を現地の開発業者などに売却する ここまででランドバンキングの流れがわかったところで、次回はリスクとメリットをご説明していきます。
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■「Zoom In -BALI or Philippinesのリアルな生情報-」楽園BALI-style現地ナビゲーターの小野寺です! 私事ですが今週バリ島で結婚式を上げました。相手はバリ人女性で国際結婚です。 日本と違った文化や習慣、言語の壁など、色々なハードルを感じていましたが、結婚式での体験を通じて、豊かな生活という価値観を改めて考え直すきっかけとなりました。 今回のZoom In Baliのコラムでは、この度の体験をご報告させて頂きます。 結婚式の会場は新郎の家で行うことが通常ですが、私の場合は外国人なので妻の実家のご両親の家で式を上げました。 式の日が近づくと、新郎新婦は数日前に家に入り、小さな儀式を行います。両者の親指に糸を結びつけ、足を浄めて貰い、その後は式が終わるまで家から外出せずに過ごします。 忘れ物があれば取りに帰れば良いと考えていた私は、数日間分の着替えしか持って来ておらず、いきなり軟禁生活が始まるとは思っていませんでした。 それまで住んでいたアパートでは、暑かったらエアコンが効いた部屋にこもり、汗をかいたら快適にお湯が出るシャワーを使っていましたが、実家の家では扇風機をがんがんに回しても部屋は暑く、手桶を使って体を洗う、そんな一昔前の時代のような生活も、始めは抵抗がありましたが数日間いるうちに慣れて来ました。 朝から晩まで、家の中を出入りする何十人もの親戚や家族達が集まって、結婚式に使用するお供え物や食事、結婚式の場所づくりを行ってくれます。女性はせっせと買い物に出かけてお供え物を準備し、男性はテーブルや祭壇を作ったり、大きな物を運んだり、バリ料理の香辛料を調理したりと、皆それぞれ得意なことを率先して作業を行っている様子でした。 結婚式の前日、もう何日も前から仕込んで来た準備がようやく終わったと思ったら、一日中ひっきりなしに村の人々が捧げ物(食べ物や飲み物)を持って来てくれました。山積みのお供え物と、村の皆さんから頂いた山積みの贈り物、次々とやって来る人々のパワーに圧倒されっぱなしです。 これだけ沢山の人がいるのに誰もが調和を乱さず、緩やかな協調性を持って集団生活を送っているのを改めて凄いなーと思いました。昔の日本もきっとこんな感じで誰もが協調し助け合って生活してきたんだと思います。そこには現代的な個人主義ではなく、気遣いと思いやりの精神に溢れた、幸せな風景がありました。 こうやって沢山の親戚や家族が結婚式の準備している様子を終始見てて気づいたことは、皆それぞれができることを主体的になって一生懸命やり通す姿でした。誰もが誰に対しても寛容な世界では他人の目というのはあまり気になりません。逆に困難なことがあれば、さっと助けが入るので常に安心感があり、とても気が楽なのです。 精神的な充足と豊かさの感覚は、人と人との繋がりの深さがもたらしてくれるものだと改めて反省しました。バリの人々の気さくな精神と明るさを見倣い、日々の楽しみを見出し新たな生活を始めて行きます! |