
本メルマガは、週1回程度を目安に以下の3つのパートから情報をお送りさせていただく内容となっております。
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■Paradigm Shift -新しい価値観-![]() このコロナ禍でNetflix、hulu、Amazonプライム・ビデオ、huluなどの定額制動画配信サービスが人気になりました。今回は、いまどきのチャリンチャリンビジネスである【サブスクリプション】をビジネス側からみていきたいと思います。 サブスクリプションとは、もともと「定期購読」という意味で、消費者が製品やサービスごとにお金を支払うのではなく、それを一定期間利用できる「権利」に対してお金を支払うビジネスモデルです。 Adobeのソフトウェアが買い切り型からサブスクリプション型に変えユーザーに利用権を与えたことからスタートし、現在は音楽配信サービスのSpotifyやApple musicなどでも採用されています。 消費者の志向と思考が、モノを所有することから利用することへと変化しているわけです。 実際に毎月サービスに課金する「月額定額制」のモデルはほぼサブスクリプションと同義に使われますが、この2つには違いがあります。 定額制はただ製品やサービスに同じ金額で継続的に課金してもらうことを指しますが、サブスクリプションはさらに踏み込んで、「顧客の必要としているもの」や「顧客満足度」に注目しています。 サブスクリプションを導入する、顧客側と企業側の両方にそれぞれメリット・デメリットが存在します。 顧客側 ●デメリット 企業側 ●デメリット ちょっとここで一風変わったサブスクモデルをご紹介したいと思います。 ◇Dyson Technology + ◇MECHAKARI ◇Laxus ◇Araeru もし、自社で導入するとしたらどんなサブスクリプションのモデルを描きますか? |
■「Unique Asset Management -独自の資産形成-」前回は『分散投資の積立型ファンド』について触れました。 PPBはPrivate Portfolio Bondの略称であり、日本の証券会社が提供している ラップ口座とは、ラップする(包む)という意味で、資産運用に関するあらゆる PPB口座内には、一定の基準を満たした世界中の株式、債券、ミューチャルファンド、 数種の投資商品を1つの口座で管理することにより、事務手続きが簡素化する上、 このPPBは、格付けのしっかりした金融機関を通すため、高い安全性が提供されて この商品の運営管理会社は、1832年に設立され、約200億USドルの資産を世界各国の 資産運用会社として25年以上の実績があり、英国ガンジー諸島、マン島に本部を なかなか理解が難しい仕組みではありますが、5,000万円以上の現金がある方に 次回は、具体的にPPBのメリットをいくつか列挙していきたいと思います。 |
■「Zoom In -BALI or Philippinesのリアルな生情報-」フィリピンの歴史第三回目、今回はアメリカの統治に行きたいと思います。 そういった高度教育を受けた層からナショナリズムが形成され、スペイン本国への改革要求をするようになり民族運動が起こりました。 アメリカののど元に存在するスペインの植民地であるキューバのハバナ湾にあった、アメリカ海軍の軍艦「メーン」が士官上陸後に爆発、沈没したのをきっかけに「リメンバー・メーン」のスローガン(どこかで聞いたことあるようなフレーズです。)により好戦的世論が形成され、米西戦争が勃発しました。 フィリピン、グアム、キューバ、プエルトリコのスペインの統治に不満を持つ原住民と協力して米西戦争を戦いあっけなくアメリカはスペインに勝利しました。 フィリピン原住民の報復を恐れたスペイン軍が降伏する条件として、マニラにフィリピン軍が入らないことを条件とし、それを受け入れました。 それが後の米比戦争につながります。 その後、アメリカは、モロ戦争でスペインが平定できなかった南部のムスリム地域も掃討しアメリカの主権を認めさせました。 そして1934年にフランクリン・デラノ・ルーズベルト大統領政権下で、将来的にフィリピンの独立を認める法律。フィリピン独立法=タイディングス・マクダフィー法が議会で可決しました。これは10年後のフィリピン独立を承認するという法律で、これをどうとらえるかによって感情も変わります。 ※当時世界恐慌からアメリカはニューディール政策を打ち出しますが、同時に緊縮政策も行ったため、景気は改善されませんでした。フィリピンから輸入される安価な砂糖とタバコがアメリカ国内産業を圧迫していたという都合で起こったフィリピン分離論からスタートしており、独立を承認するが、アメリカの軍事基地はそのまま残るのが条件とされました。「訪問米軍地位協定」(VFA)の破棄を決めたのはドゥテルテ現大統領です。 これらの流れもあり、スペイン、アメリカ、さらには日本においてもフィリピンでは、当時の立場によってはさまざまな感情を持った人が混在することとなり、現在にも尾を引いています。(フィリピン基地問題など) 基本は親日的な人が多いフィリピンですが、植民地時代の支配構造における中間階級にあったフィリピン原住民ではない渡来系フィリピン人からすれば植民地解放により利権を失ったため、親スペイン・親アメリカ的で、反日的な感情を持っている人々もいます。 次回は、第二次世界大戦下のフィリピンにつづく 筆:西島 |