本メールは、週1回程度を目安に以下の3つのパートから情報をお送りさせていただく内容となっております。

  • 「Paradigm Shift -新しい価値観-」
  • 「Unique Asset Management -独自の資産形成-」
  • 「Zoom In -BALI or Philippinesのリアルな生情報-」
 

■Paradigm Shift -新しい価値観-


近年、暗号資産という言葉を耳にする機会が増え、資産運用の選択肢としてだけでなく、
日常のビジネスシーンにも浸透しつつあります。もちろん、ルールや規制の違いを理解し
慎重に取り組むことが重要です。
今回は暗号資産とリアル通貨実の両替という点にフォーカスして、世界の状況をみていき
たいと思います。

まず、香港では伝統的な金融文化と先進的なデジタル技術が融合し、暗号資産の両替におい
ても洗練されたシステムが導入されています。ここでは、換金所がただの現金交換の場に留
まらず、時には風水の考え方を取り入れた内装やレイアウトが施され、運気アップも期待で
きると噂になるほど。
店舗の中には元大手企業Genesis BlockのATMチェーンを買収した「Coinhero」など、KYCなし
で最大10万香港ドル(約180万円)まで取引が可能な場所もあります。

USDT(テザー)からHKドル
USDT(テザー)からUSD(米ドル)
なども高レートで提供されています。

一方、砂漠の輝く太陽が照らすドバイでは、暗号資産の両替がまるでオアシスのような存在
となっています。国際金融の中心地として知られるドバイは、世界中の投資家が注目する
エリアとしても知られています。
両替システムとしてもリアルの店舗持ちながら売買が可能なサービスを提供している会社も
あります。
「Sell Bitcoin in Dubai」
https://sellbitcoinindubai.com/about-us/

フィリピンでは海外送金の需要が高まる中、暗号資産の両替が急速に普及しています。
暗号資産をリアル通貨に換金する際は、オンラインの暗号取引所(Coins.ph、PDAXなど)や
P2Pプラットフォーム、そしてデジタルウォレット(PayMaya)を活用するのが一般的です。
物理的な換金所としては、暗号ATMや高額者向けOTCデスクが存在しますが、基本的にはオン
ラインでの取引が主流となっています。

ちなみに日本での暗号資産の両替はこんな感じでできます。
https://www.gaia-btm-service.com/

このように、日本と海外では暗号資産の両替事情において、環境や文化、規制の違いが色濃
く表れています。どの国においても、暗号資産は新たな金融インフラとしての可能性を秘め
ており、ビジネスの場で活用できるチャンスが広がっています。
自社の資金運用や国際取引にどのように暗号資産を取り入れるかを検討することは、未来へ
の投資と言えるかもしれませんね。

 

■「Unique Asset Management -独自の資産形成-」


「Common Reporting Standard(CRS)」って聞くと、なんだかSF映画の新型ロボットみたいな
響きですが、実はこれ、国際的な税務情報の自動交換システムなんです。
遠い話と思われがちですが、実は企業の海外取引や資産管理にも影響を与える重要なルール。
今回はその歴史的背景やパナマ文書との関係も交えてお話ししましょう。

CRSは、OECDが中心となって策定された国際基準で、各国の金融機関が顧客情報を自動的に相
手国の税務当局と交換する仕組みです。2000年代に入り、世界各地で「税の楽園」と呼ばれ
る国々に資産を隠し、脱税が横行した結果、国際社会は税逃れに対抗する必要に迫られまし
た。そこで生まれたのが、CRSというわけです。

実は、パナマ文書という大スクープも、この流れに大きな拍車をかけたんです。パナマ文書
が世に出たとき、企業や個人がどれほど巧妙に資産を隠していたかが明らかになり、各国の
税務当局は「こんなことはもう許されない!」と痛感。そこで、国境を越えて情報を共有し、
透明性を高めようという動きが加速しました。結果、CRSが全世界に広がり、今では100以上の
国・地域がこのルールに基づいて情報交換を実施しているのです。

「でも、そんな大それた海外資産なんて持っていません」と思われるかもしれません。しか
し、たとえ小規模な海外取引であっても、CRSの影響を受ける可能性はゼロではありません。
金融機関が自動で報告する仕組みですから、取引先の国や投資先の動向が知られてしまうのは
避けられません。つまり、「透明性」を確保することが、信頼構築の一環にもなるわけです。

さらに、CRSは単なる規制の押し付けではなく、国際社会全体のフェアプレーを促すための試
みでもあります。各国が協力して税逃れを防ぐことで、公共サービスの充実や社会インフラ
の整備にも繋がるという、いわば「みんなで助け合う経済の大家族」的な側面もあります。

結局のところ、CRSは「隠れんぼ禁止令」とも言えるもの。なので、余計に国際間の法務を理
解したタックスプランニングが必要になってくるわけですね。
ルールを理解し、そのルールを最大限利用する、まさにスポーツの世界ではルールを味方に
つけることが勝利への定石ですが、経済の世界でも同様のことがいえるかもしれませんね。

 

■「Zoom In -BALI or Philippinesのリアルな生情報-」

サン・アグスティン教会


今回はインドネシア総研代表のアルビーのコラムよりご紹介です。

こんにちは。インドネシア総研代表のアルビーです。
来日したときより、インドネシア語と沖縄の言葉の不思議なつながりを感じておりました。
有名な言葉ですと「チャンプル」という言葉でしょうか。

沖縄の定番料理の『ゴーヤ・チャンプルー』に表されるように、沖縄のことばで「チャンプル
ー」は“ごちゃまぜ”という意味となります。
インドネシア語を学習されている方はすでにご存じかもしれませんが、インドネシア語でも
「チャンプル」(campur(v))は“混ぜる”という意味になります。

私が日本語を学習する中で、他にもインドネシア語と沖縄の言葉が似ているなと思ったのは、
他にも「安里屋(あさどや)ユンタ」という沖縄の民謡があります。

安里屋ユンタに『マタハリヌ チンダラ カヌシャマヨ』というのがあります。少し音の区
切りを整えて行くと、マタハリヌ // チンダ // ラカヌ // シャマヨ となります。
インドネシア語の単語に似た単語が浮かび上がって来ました。

1.マタハリ matahari(太陽)
2.チンダ  cinta(愛する)
3.ラカ rakyat(?) (国民)
4.シャマ semua(全て)
5.ヌ/ンヨ -nya(主格標識・所有格標識)

そうすると
マタハリヌ  // チンダ // ラカヌ // シャマヨ。
Mataharinya cinta rakyatnya semuanya.
主語    述語  目的語   副詞

太陽はね、愛するんだよ 国民を 全て = 太陽は万民を愛する

もし仮に安里屋ユンタの歌詞の由来がインドネシア語だとすれば、これは非常に面白いですね。
インドネシア人は赤道直下で暮らしているため、四季を知りません。
時の変化は、環境の変化に伴われない。一年中、常に同じ。そして、毎日、暮らしを支えてい
るのは、matahari(mata=目、hari=曜日・日)なる太陽である。その太陽は、良き人のためにも、
悪い人のために、照らし続けます。

安里屋ユンタの歌詞も、インドネシア語が由来と言ってもおかしくないぐらい類似しています
が、残念ながら言語学的な資料が無いため、現時点では断定は出来ません。

更にルーツを探っていくと、もしかするとインドネシアと沖縄の更なるつながりが浮かび上が
ってくるかもしれませんね。他にも、類似点を見つけたらぜひご紹介したいと思います。

(引用:インドネシア総合研究所)

 

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