
本メルマガは、週1回程度を目安に以下の3つのパートから情報をお送りさせていただく内容となっております。
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■Paradigm Shift -新しい価値観-![]() 東南アジアのREIT市場 タイ:初上場2014年、上場数23 アジアでも不動産REITが本格的になってきました。市場規模として約10兆円。 しかし、今年の1月に規制緩和があったことで、国内初の上場が実現しました。 実はフィリピンで不動産に携わってきて5年が経過しようとしています。 グループで1万へクタールを超える土地を押さえているわけですが、こちらを上記のようなREITへの売却を念頭に置いたデベロッパーなどへ売却することもできるようになるので、我々の事業スピードも速くなっていくと思います。 現在、多くのデベロッパーは、office需要における商業開発をメインに手掛けています。 ただ、マーケティング的にこの流れはずっと続くとは思っていないので、我々が目指すべきは、Philippinesにおける団地形成です。 開発用地自体はすでに押さえてあるので、そこに日本の技術を併せ持つ、ハウスメーカーや建築業者などの不動産ビジネスが参入し、住宅を建築。 ちなみに賃貸で住まう客付けなどもこちらで行っていきます。 あわせて、期間限定でこれらの事業の提携先を募集します。 |
■「Unique Asset Management -独自の資産形成-」今回は、国際分散投資をおこなう地域について、どのように活用できるかをみていきたいと思います。 みなさんは「オフショア」と呼ばれている地域についてご存知でしょうか? オフショアとは、非居住者の資産に対する所得税・キャピタルゲイン税(不動産や有価証券などの値上がりによる利益を得た際の税)・相続税などのすべてが無税、もしくは税金が著しく低い島、群島、特別地域や小国を指します。 オフショアとして指標となる税率は、最高でも25%以下の国や地域ですね。 日本の近くでは、香港やシンガポールが有名です。 その他に代表的なオフショアの地域としては、イギリス沖のマン島、ジャージー島、カリブ海のケイマン諸島、スイス、モナコなどが挙げられるでしょうか。 世界の金融機関はこうした国々に本社機能を置くことで、税金を抑えて、会社の利益を最大限に高めることが可能になります。 オフショアには、世界中から巨額の資金と、世界トップクラスの金融のプロたちが集まってきます。 世界各国の銀行、証券、投資会社などで活躍をしたファンドマネージャーたちが、次々とヘッドハンティングされてオフショアに集まり、さらに優れたファンドを考案しているんです。 その結果、最終的に高い利益が投資家たちに還元されるようになるわけですね。 ちなみに、日本の銀行もオフショアに投資をしています。 英国系、スイス系のオフショア銀行にとって、日本の大手銀行・証券会社はお得意様であり大口顧客なんですね。 実際に、15年前に国内最大手の保険会社の支社長との話の中で「運用部に確認したら、そうしているって言っていたなぁ」と聞いたので、これは間違いない話でしょう。 金融商品を組成する上で活用されるオフショア地域ですが、実際に何を元に、どんな地域で運用されているかが重要になってきます。次回はそのあたりに触れたいと思います。 |
■「Zoom In -BALI or Philippinesのリアルな生情報-」経済成長著しいフィリピンですが、まだまだ貧困層も多くクレジットカード利用率がわずか2.2%と報告されています。(フィリピン中央銀行 2016年) ところが、2020年に入り新型コロナウィルスの感染者がフィリピン国内で増加しはじめると、フィリピン政府は同国全土で長期間におよぶ厳格なロックダウン政策を実施しました。 こんな事情もあり、ロックダウン政策で買い物や銀行に行くことを制限された多くの人がキャッシュレス決済の利用を開始し、ユーザー数が急速に増加しました。 ●GCash ●PayMaya 今回の新型コロナで利用者が急増したのはGCashの方ですが、PayMayaは別の分野でキャッシュレス支援をしています。 こちらの競合の2社は、強みとする分野がが違うので、フィリピンのキャッシュレス決済の普及自体が2社による「ハイブリッド型」で進んでいく可能性が高いと思われます。 外国人は別としてどちらかというと現金による支払いを好む傾向にあったフィリピンですが、VISAの調査によると7割以上の人が新型コロナウイルスの脅威が去ったあとでも、キャッシュレス決済を利用し続けたい回答しているようです。 |