本メールは、週1回程度を目安に以下の3つのパートから情報をお送りさせていただく内容となっております。

  • 「Paradigm Shift -新しい価値観-」
  • 「Unique Asset Management -独自の資産形成-」
  • 「Zoom In -BALI or Philippinesのリアルな生情報-」
 

■Paradigm Shift -新しい価値観-


Philippine、Bali、Jakartaの滞在の合間を縫って、先日Baliで行われたコンポストプラントの
竣工式に参加してきました。地元富山からは、この技術をJACAを通じて導入に至らせた先輩の
社長、富山の藤井市長はじめ富山市環境政策課の職員の方々も参加されてました。
地元の富山、頑張ってます。Bali州との都市間連携協定などもあり、今後のBaliでの事業も拍
車がかかっていきそうです。

そして今はJakartaにいます。
今回は、同じ経営者団体に所属するメンバーへのIndonesia視察のアテンドです。
すでに、タイ、メキシコ、ベトナムなどアジア以外の国でも事業を展開する方々の目にどのよ
うにIndonesiaビジネスが映るかは気になるところでスタートしたわけですが・・
インドネシア人向けの日本語学校事業では、今後日本が慢性的に抱えるであろう人材獲得への
課題解決方法と、現地での収益化。さらにはIndonesiaビジネスの軸となる人材を青田買いでき
る仕組みなど、人口ボーナス真っ只中のインドネシアでの中長期の事業モデルをイメージいた
だけたと思います。

また、1,600万戸が不足しているといわれる住宅分野に対しては、昭和50年代の日本での団地造
成を彷彿させる開発が行われている不動産事業も視察してもらい、現地のdeveloperなどとも意
見交換をおこなってもらいました。
単純に、需要があるものの供給が足りてないというマーケットに対してのアプローチなので、
仕掛け方の大きな間違いがない限りは大きな失敗はなくなります。
コロナ化を経験した今ではSNSからの問い合わせで物件購入迄至ります。コンバージョンもデー
タとりながら数式化できているので、ここも非常に大きなポイントになります。

ほかにもIPOを目指す養鶏ファームへの不動産部分を絡めた事業投資などもあり、参加いただい
たメンバーの方々は、Indonesiaの可能性をかなり感じて頂けたようでした。

今でこそ、Philippines・Jakarta・Bali・Malaysiaに法人があり、海外展開を行っておりますが、
これらを振り返ると、明確に浮かび上がってくる重要な3つのポイントがあります。
これはあくまでも中小企業の海外進出の視点です。

ひとつは、現地に精通したパートナーの存在です。それも現地でかなり成功しており、資金的
にゆとりがある方との提携や連携です。
ただ、現地の方と提携や連携し、資本を入れてスタートしたが、ふたを開けてみると資本が全
部吸い取られてなくなっていたとか、乗っ取られたとか、こんな話がたくさんあります。

なので、現地での器自体(法人)はスモールスタートが理想です。200~300万円でまずは収益
の受け皿である会社を設立します。国によっては外資法人の規制などもあり大きな資金がかか
る制度もありますが、ローカル法人を設立する形をとります。ようは銀行口座の地震での管理
など資金や財務の管理体制さえ確立できていれば問題ありません。

そして、ここが重要です。
まずは、自分が描いているビジネスを展開する前に、ビジネスは行わずに事業投資を行いなが
ら一歩踏み込んでみることをお勧めします。自身のビジネスを行おうと思うと、事前のマーケ
ティング、現地人材、管理社員などが必要になり、収益が出るまで費用を捻出し続けないとい
けなくなります。
これが上記で上げたような事業投資であれば、定期的なレポーティングをもらいながら、状況
を見極めつつ、商習慣や現地ネットワークなどができてから自社展開に移行。

大企業の進出では潤沢な資金もあるのでしょうから、こんなことをする必要もないと思います。
あくまでも中小規模の事業者が進出を図る際に大事にしたいポイントをまとめてみました。

最後に。
海外では、現地の大企業の社長やファウンダーでも、井戸さえ掘っていれば近づくことは可能
です。井戸を掘りに来ている人間とその場で判断・決断をできる人間を大切に扱ってくれると
いうのが私のこれまでの経験です。
これは実は大企業の一担当ではできないことなので、その点においても大企業と中小企業では、
海外での戦い方が全く異なってくるものになると思います。

海外展開をお考えの際は、お気軽にご相談ください。
Philippines・Indonesiaであればプラットフォーム的に我々の事業を活用いただければ、スター
トアップも比較的容易に進めていただけるはずです。

 

■「Unique Asset Management -独自の資産形成-」


1706年、ニュー・イングランド地方のボストンに生まれる。 職人から身を起こし、印刷業や
新聞業などのビジネスで成功して財産をつくりあげ「アメリカ資本主義の父」とされる。
また、雷が電気であることを証明し、避雷針の発明をするなど科学者・発明家としても偉業を
残す。

・ D・カーネギー(『人を動かす』著者)
・ウォーレン・バフェット(世界一の投資家)
・イーロン・マスク(世界最高の実業家)
を始め、名だたる偉人たちが尊敬してやまない方。

そう、ベンジャミン・フランクリン氏のことです。
「時は金なり」「点滴、石をうがつ」「神は自ら助くる者を助く」など、現代にも残ること
わざも残しているわけですが、実はかれはこうも言ってます。

「知識への投資が最高の利子を生む」

投資にも様々ありますが、最もリターンが大きくなる投資の一つが、実は自己投資だと思い
ます。過去の成功者もそういっているので間違いないでしょう。

では、ここで自分に投資して、生涯でいくら稼げるか、というのを考えてみましょう。
例えば「自分自身にいま500万円投資すれば、生涯年収が2億円から4億円に増える」とします。
これは生涯における所得を倍にする、つまり2億円増やすために、いま500万使うかどうかとい
う話ですね。

そういう視点で投資をしていくことで、高いレバレッジを効かせながら、自分の努力次第で大
きなリターンを得ていくことができる。それが自己投資です。まずはこの視点で、自己投資に
真剣に取り組むのが良いのではないかと思います。

そういう意味では、ビジネスの面でも投資の面でも、マーケティングのことをもっと知ってい
くことで、投資の根本をより理解することができるはずです。たとえばFXも、トレードをする
ことでなぜ利益が出るのかという根本的なところを考えていくことで、相場への理解がより深
まると思います。
FXにも勝つ人がいて、負ける人がいるわけですが、相場の動きの特性をちゃんと分かっていれ
ば、極論、力が強いところに乗っかった方が勝つわけです。

つまり、大きな資金の動きを知ることができる話を隣で聞いていれば、株や相場の動きがどう
なるのか、不動産にしても、これから空港ができる、リニアが通りなど、開発されるところを
知っていれば、自然と地価があがるところに資金を投下することができるわけです。

Paradigm ShiftであげたIndonesiaの視察をはじめとする各種事業投資を知ることも知識への投
資といえます。あらたな情報を得て、現地を感じ、経験をすることで、血肉になっていくもの
です。

収益が出る理由はなんなのか?
利益があがる源泉はなんなのか?

こういう部分を見抜く視点を磨き上げることがビジネス的にも投資的にも非常に重要になって
きます。そんな観点から自己投資を行っていければ豊かな未来が拓けると思います。

 

■「Zoom In -BALI or Philippinesのリアルな生情報-」


フィリピンでバスケットボールが人気な理由。

フィリピンで一番人気スポーツと言えばバスケットボール。貧しい子供からお金持ちの大人までフィリピン人が愛す
国民的スポーツです。なぜフィリピンはバスケが一番人気なのか調べてみました。

世界で一番人気なスポーツはサッカー、クリケット、バスケットボールの順になっています。フィリピンはというと、
バスケットボール、バレーボール、バトミントン、といったところです。

一番上の画像は世界のスポーツ種目別の人口を表したものです。

・緑→サッカー
・赤→クリケット
・オレンジ→バスケットボール
・黄色→野球
・青→アイスホッケー

フィリピンはといえばアジアで唯一オレンジ色になっています。オレンジ色はバスケットボール。他にバスケット
ボールの色になっているのはラトビアとリトアニアとアメリカです。バスケットボールと言えばアメリカのNBA。フィ
リピンが何故、バスケットボールが超盛んなのかアメリカと深く関係がありました。

アメリカ植民地時代から根付いたフィリピンのバスケ好き

フィリピンでバスケットボールが人気な理由はアメリカに植民地化されていたことが一番の理由でした。

バスケットボールは1891年、アメリカで生まれたスポーツです。実はバスケットボールというスポーツが出来て、
アジアで一番最初に広まったのは中国(1898年)、日本(1908年)、そして1910年にフィリピンだった
そうです。

フィリピンがアメリカの植民地になった年は、1898年。バスケットボールというスポーツがアメリカで誕生して、
超ド田舎の南国の島国フィリピンに広まるまで12年。

フィリピンにはスポーツというものがまだ発展していなかったので、バスケットボールが一番最初に人々がハマって
しまったスポーツだったのかもしれません。フィリピンのバスケットボール人気は、アメリカの植民地時代にアメリ
カ人によって広められたと私は思いました。

ちなみにフィリピンのバスケットボールのプロリーグ、PBAは1975年に設立されて、NBAの次に古い、世界で2番
目に歴史があるバスケットボールのプロリーグなんです。

フィリピンのバスケのレベルってどうなの?

フィリピンのバスケのレベルは日本よりは上です。FIBAが発表した最新のバスケットボール世界ランキングではフィ
リピンは27位。アジアでは第3位です。(上の画像がアジアランク)

日本の世界ランクは48位。アジアでは8位。フィリピン人はバスケがヘタクソだと思っている皆さん。
日本のバスケよりもレベルが高いかもしれません。

まとめ
フィリピンは本当にバスケが盛んで、何処へ行ってもバスケ。ストリートチルドレンもボコボコの土の上でべにゃべ
にゃのボールで、手作りのゴール目がけて皆でバスケをしています。

もしアメリカがサッカーが盛んで、当時フィリピンにサッカーを広めていればフィリピンはサッカーが強い国だった
のかもしれません。フィリピン人とサッカーをしていても、一緒に勉強しても、仕事しても組織力が無く、チームプ
レイのスポーツが苦手ですが、今後フィリピンのバスケのレベルはドンドン上がっていくのかなと思います。

NBAの試合なんて女性の人でも「今日レイカーズが勝つと思う!」と、今日アメリカでNBAのレイカーズの試合あるん
だ~と尊敬してしまうほど、みんなバスケ好きなのです。発展真っ最中のフィリピン。スポーツの面でも発展が楽し
みです。 了