本メルマガは、週1回程度を目安に以下の3つのパートから情報をお送りさせていただく内容となっております。

  • 「Paradigm Shift -新しい価値観-」
  • 「Unique Asset Management -独自の資産形成-」
  • 「Zoom In -BALI or Philippinesのリアルな生情報-」
 

■Paradigm Shift -新しい価値観-


先日の品川での会食中にけたたましい警報があらゆるスマホから鳴り響きました。
今年の元旦に能登地震の揺れを隣の富山で感じた身としては、瞬時に身構えたわけですが、
やはり南海トラフ地震が頭をよぎりました。

結果的には日向灘を震源とするマグニチュード7.1の地震で、実際の影響はそれほどありま
せんでした。商業ビル内にあるお店でその場面に遭遇しましたが、多くの方が何事もなかっ
たように振舞っていたことにかなりの違和感を感じました。

南海トラフの発生率は「2035年±5年」と予測されており、いつ来てもおかしくない状
況であると思います。実際に起こるととんでもない災害になるわけですが、どれだけの方が
備えを行っているのかということです。

これまで何度かメルマガにも登場し、生活・投資・資産保全・人生の過ごし方を世界の中で
バランスをとりつつ、様々なリスクに対応できるようにしていく考え方である「グローバル
スタンス」が重要であるとお伝えしてきました。「仕事の自由」「通貨の自由」「国境の自
由」というように私は提唱させていただいています。この「グローバルスタンス」のもとも
との考え方は、ユダヤからの由来によるある理論に基づいています。

その理論がPTMC理論(Portable Occupation Theory with Multi-Currency and Cross-Border
Scheme)です。グローバルスタンスは3つの軸で構成されています。
1つ目は「ポータブルオキュペーション」
2つ目は「マルチカレンシー」
3つ目「クロスボーダー」
直近だとvol199でも詳細をお伝えしていますので、ぜひそちらをご覧ください。

今回の地震を受け、改めて日本のさらされている有事リスクを考えたとき、3つ目のCross-
Border(クロス・ボーダー・スキーム)がもしかしたら我々日本人にとって、一番重要なのか
も知れない感じています。

これは端的に言うと、1つの国ですべてをおこなうのではなく、それぞれの良いとこ取りを、
いろんな国を活用していくというのが、Cross-Border Schemeということなんです。
例えば、教育が良い国、資産を運用するのに良い国、資産を守るのに適している国、不動産を
するのに適している国、自分が住むのに適している国など、実はそれぞれ国の良さはポイント
や見え方によって全然異なります。

上記で上げた考え方よりもむしろ以下の文脈のほうが重要かもしれません。
日本はとりわけ地震の多い国です。仮になんらかの災害が起きてしまった場合に、海外に別荘
などを持っていれば、そこにすぐに飛んでいけたりします。最低限でも家族や身近な人を護る
ことのできる環境を手にしておくことです。

キーワードとしては、
・Dual Life ・・・2拠点生活
・Second Place ・・・次なる安息地
を挙げておきます。

Dual Lifeとは文字通り2拠点生活ですが、Cross-Borderの状態を手にするための事前準備という
側面が強いです。収益または所得の源泉をもう1か所で作っておく。こうすることで現地での銀
行口座の取得や、生活基盤の確立などにつながります。

Second Placeとは、家族を置いて自身がそこにいなくても安全・安心な住処や居場所を確保して
おくということ。自身は忙しく飛び回っても家族になんら問題のない生活を提供できる環境です。
上記で上げた金銭的な保全状況と、日本人を受け入れてくれるコミュニティがあるか。この点は
かなり重要な要素になると思います。

「いずれ海外に資産を保有しよう」という、目標で終わってしまいがちな考えも、「海外にもう
一拠点を作ろう」や「万が一の際の居場所の確保」という明確な目標に置き換えることで、実現
の可能性も高くなるはずです。

ちなみに海外はそれなりに行きましたが、私のDual Life・Second Placeは間違いなくBali島と言
い切れます。資産運用や投資という側面ではなく、Dual Life・Second Placeという側面からで
ご自身のCross-Borderの状態を見つめて頂ければと思います。

 8/27 (火) 14:00?16:00
【バリで資産を守る!海外移住への道~ バリ島ロングステイ&不動産セミナー】
ぜひ
・Dual Life ・・・2拠点生活
・Second Place ・・・次なる安息地
こんな視点で聞いてみてください。

お申し込みはこちらから。
https://rbs202408.peatix.com/


 

■「Unique Asset Management -独自の資産形成-」


日経平均株価が歴史的な暴落となり、世界同時株安を引き起こしたかと思えばその後、急上昇。
NISAの狼狽売りをした投資初心者の人もたくさんいたことでしょう。

金融市場は異様な空気に包まれています。その後、日米ともに株価は落ち着きを取り戻しつつあ
りますが、依然、不透明感は拭えていないという状況です。

あちこちから聞こえてくるのは、長きにわたった日銀の金融緩和と円安を背景に「円キャリー
トレード」という取り引きが膨れあがっていたという声。

そもそものキャリートレードとは金利の低い通貨で資金を調達して、その資金を金利が高い国の
資産に投資する取り引きのことです。
金利が低いと資金調達コストが安く、それをアメリカや新興国などの高金利国の資産に投資する
と運用上、高い利益が見込めるため、プロの投資家が活用しています。

「円キャリートレード」を詳しく解説すると、

投資家はまず低金利の円でお金を借ります。
次にその円を売ってドルを買います。
手にしたドルで値上がりが見込めるエヌビディアやアップルといったアメリカのハイテク関連企
業の株式を買います。
ドルでお金を借りるより円で借りたほうがはるかに金利が低いので運用上はプラス、ハイテク株
の値上がりでも利益をあげられ、投資家は幸せだったというわけです。

円キャリートレードは高金利国の国債などを買うのによく使われますが、ハイテク銘柄の購入に
も積極的に活用されていたといいます。投資家は円で借りたお金を返済するために再びドルを円
に換金する必要があります。

為替が安定している場合、また円安に進んでいる場合は問題ありません。
この幸せの方程式は続きました。

しかし、7月31日に日銀は国債買い入れの減額とともに追加の利上げを決定。
植田総裁が今後の利上げに前向きとも受け取れる発言をしたこともあって円高が進行しました。
低金利で円安傾向が続くという円キャリートレードの根底が崩れ、投資家の間でこの先は円高傾
向に転換するとの見方が強まったのです。

例えでいうと、1ドル=155円のときに1万円を借りてドルに換えると約65ドル、この65ドルで株を
買うわけですが、1ドル=141円になると65ドルをそのまま円に両替すると約9100円にしかなりま
せん。1万円借りているので900円の為替差損が生じます。

ヘッジファンドともなると手元資金の何倍もの取り引きをしていることもあり、この為替差損が
とてつもない金額になります。日銀が今後、利上げ方向に動くとなれば金利差縮小が意識され、
円キャリートレードのうまみもなくなっていきます。
そして、円キャリートレードの損失を穴埋めするために一部の投資家が株式を売る行動に出たと
言われています。
これが円キャリートレードの巻き戻しという現象で、株価急落を引き起こした要因の1つになった
とみられているのです。

ニューヨークなど海外のヘッジファンドや個人投資家もこの取り引きを積極的に活用して利益を
あげていたということで、それだけ金融界では円のキャリートレードが普及していたことがうか
がえます。

主要国の中央銀行が2022年以降、インフレを抑え込むために利上げをする中、日銀は2024年春ま
で超低金利政策をとってきた極めて珍しい中央銀行でした。世界地図を見渡したときにどこでお
金を調達したら得なのかと考えると答えは「日本」ということになったのです。

ロイター通信はBIS・国際決済銀行のデータを引用して、2021年末以降、国境を越えた円の借り
入れは7420億ドル、約109兆円増加したと伝えています。
日本は大規模な金融緩和を続けてきたことで、安定して世界に「安い資金」を提供し続けてきた
といえます。

「金融緩和は決してタダではなく、ずっとは続かない。持続不可能なゆがみや行き過ぎが生じ、
最終的には対処しなければならなくなる」と指摘されていますが、このひずみやゆがみがどんな
形で訪れるのか、そんなことも理解したうえで投資や資産運用に向き合っていきたいものですね。

 

■「Zoom In -BALI or Philippinesのリアルな生情報-」


前回はフィリピンのカジノのルールやマナーについてご紹介しましたが、今回はフィリピンのおすすめカジノをご紹
介します。

おすすめのカジノ5選

フィリピンには多くのカジノがあり、どこに行けば良いのか迷うでしょう。そこでフィリピン内で人気があり、初心者でも遊びやすいカジノを5つ厳選して紹介していきます。

 

オカダマニラ
オカダマニラはフィリピンの首都マニラに位置するエンターテインメント複合施設で、2016年に一部がオープンし、
続いて2017年には施設全体が公開されました。この施設は、日本人の岡田和生が率いるオカダグループによって運営
されています。

マニラで最も大きなカジノの1つで、500台以上のテーブルゲームや3000台以上のスロットマシンがある
スロットなどの電子ゲームの種類が豊富
ホテルやレストランなどの施設も評価が高い
テーブルゲームの最低ベット額が平均より高めで1000ペソ程度から遊べる
夜の噴水ショーが人気
所在地 New Seaside Drive, Entertainment City, Paranaque City, Metro Manila, Philippines
営業時間 24時間営業
ゲームの種類 バカラ/ルーレット/ブラックジャック/ポーカー/ポンツーン/クラップス/シックボー/スロットなど

 

シティオブドリームズマニラ
シティオブドリームズマニラは、フィリピンの首都マニラに位置する高級エンターテインメント複合施設です。2015
年にオープンした新しい施設のため、館内はきれいです。ニノイアキノ空港から無料シャトルバスを利用して20分ほ
どと、アクセスも便利です。

多種多様なテーブルゲームや電子ゲームを提供しており、スロットは1600台以上テーブルは365台ほど備えられている
ホテル、レストラン、スパなどの施設も併設されている
テーブルゲームのベット額は500ペソ程度から高レートまで用意されている
カジノ内には、Qi Long、Melco Club、Li YingなどのVIPクラブや専用のゲームエリアがある
喫煙可能なテーブルがほとんどで非喫煙者にはおすすめできない
所在地 Asean Avenue corner Roxas Boulevard, Entertainment City, Paranaque, Metro Manila, Philippines
営業時間 24時間営業
ゲームの種類 バカラ/ルーレット/ポーカー/マニーウィール/ポンツーン/シックボー/クラップス/ブラックジャッ
クスタジアムなど

リゾートワールドマニラ
リゾートワールドマニラは、フィリピンの首都マニラのニノイ・アキノ国際空港から3分の場所に位置するエンターテ
インメント複合施設です。2009年にフィリピンで最初の統合リゾートとしてオープンしました。

カジノエリアは、1200台以上のスロットマシンと300台のテーブルゲームがある
敷地内に複数のホテル、ショッピングエリア、レストラン、ナイトクラブなどの施設がある
定期的に開催されるライブエンターテインメントやショーも人気
カジノ、ホテル、ダイニングの他にも、映画館や劇場などのエンターテインメント施設も充実している
所在地 Newport City, Pasay, Metro Manila, Philippines
営業時間 24時間営業
ゲームの種類 バカラ/ルーレット/ポーカー/ポンツーン/スリーカードポーカー/テキサスホールデムボーナスポー
カーなど

 

ソレアリゾート
ソレアリゾート&カジノマニラは、フィリピンの首都マニラに位置する高級エンターテインメント複合施設です。ニ
ノイ・アキノ国際空港から無料のシャトルバスを利用して約20分の距離にあります。またマニラ湾を一望できる五つ
星のホテルが併設しており、宿泊にもおすすめのホテルです。

1200台以上のスロットマシンと300台以上のテーブルゲームが備えられている
特に、テーブルゲームの最低ベット額は平均よりも高めに設定されている
ホテル、ショッピングエリア、レストラン、劇場などの施設がある
所在地 1 Asean Avenue Entertainment City Tambo, Paranaque City 1701 Metro Manila, Philippines
営業時間 24時間営業
ゲームの種類 バカラ/ルーレット/クラップス/ポーカー/マニーウィール/ブラックジャック/ポンツーンなど

 

ウォーターフロント・セブシティ・ホテル&カジノ
ウォーターフロント・セブシティ・ホテル&カジノは、ビーチリゾートとして知られるセブ・マクタン島にあり、マ
クタン国際空港から車で約30分でアクセスできます。

カジノ周辺にはお店やオフィスが集まるITパークやアヤラモールというショッピングモールなどがあり、ショッピン
グも同時に楽しめます。カジノメインで楽しみたい人にはマニラのカジノをおすすめしますが、カジノもビーチもシ
ョッピングも全部楽しみたいという人にはより最適な施設と言えます。

施設の2階に「Casino Filipino」というカジノエリアがある
分煙対応されており、非喫煙者でも居心地が良い
ドレスコードがなく、気軽に立ち寄れる
2階に「Casino Filipino」というカジノエリアがある
ホテルは1万円前後から宿泊できる
施設内には、日本食、中華、イタリアン、フィリピン料理などのレストランが充実している
所在地 Salinas Dr, Cebu City, 6000 Cebu,Philippines
営業時間 24時間営業
ゲームの種類 バカラ/ブラックジャック/スーパー6/ポントゥーン/パイ・ゴウ・ポーカー/スタッド・ポーカー/
ルーレット/Red/White/Big/Small/クラップスなど

 

まとめ
フィリピンはビーチや文化とともに、カジノも観光の魅力として注目されています。21歳以上であれば、身分証明書
を提示してカジノに入場できます。カジノには一定のドレスコードがあり、カジュアルすぎる服装は避けましょう。
またサングラスや帽子の使用も控えることが推奨されています。

フィリピンのカジノでは1万円から2万円の予算から、ゲームを楽しめます。その際に写真撮影や喫煙など多くのルー
ルがあるため、事前確認が必要です。