本メルマガは、週1回程度を目安に以下の3つのパートから情報をお送りさせていただく内容となっております。

  • 「Paradigm Shift -新しい価値観-」
  • 「Unique Asset Management -独自の資産形成-」
  • 「Zoom In -BALI or Philippinesのリアルな生情報-」
 

■Paradigm Shift -新しい価値観-


よく営業に携わる方は決算書を読めないといけないと言われますが、私自身独立するまでそ
の本質を理解していませんでした。
そして、実際には貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書の財務三表を読み解く
力が必要とも言われます。
そんなこと知っていて当然という声もあると思いますが、ここは少し、お付き合いください。

基本的に貸借対照表はバランスシート(B/S)とも言われ、企業がどこから資金を調達し(負
債+資本)、どこにその資金を使ったか(資産)を表したものです。
貸借対照表の左側が資産、右側が負債と資本に分けられ、右と左の合計額が一致し(資産=
負債+資本)、バランスが取れているのでバランスシートと名付けられています。

右側には銀行から借りてきたお金や資本家からの資本金、左側には会社の中にある現金や商
品製造や機械設備に投資されたお金が含まれます。
この貸借対照表を読み解くことで、企業が資金をどの分野に多く投入し、どの方向へ向かっ
ているかを理解することができます。
つまり顧客企業の事業状況や方向性から課題や問題点を見出すことが可能になると言われます。

そして損益計算書は、ある期間内で企業がどれだけの利益をあげているかを表しています。
企業があげた収益から、使った費用を差し引き、利益を出します。企業が売り上げをあげる
までの資金の流れを観察・分析することによって、その企業がどのような仕組みで利益をあ
げているか、その企業の「収益構造」を読み取ることができます。
企業がいくら利益をあげたかよりも、どのように儲けているかという収益構造を把握できる
ことが最大のポイントです。

損益計算書では、顧客企業の収益構造を把握することができます。収益構造が理解できれば、
その企業の今の課題やその課題に対する解決策を提案することができるでしょう。

最後に、キャッシュフロー計算書は、ある期間の企業活動の資金の流れを表したものです。
キャッシュフローは以下の3つに分けられています。

・企業の営業活動にかかわるキャッシュフロー
・有形・無形固定資産、有価証券の取得・売却や貸し付けの実行・回収など、投資活動に関
係するキャッシュフローです。
・銀行なその他の資金調達や返済などのキャッシュフローです。

このキャッシュフロー計算書は、 損益計算書のように会計方針の影響を受けないので、より
客観性が高い資料とも言われます。損益計算書では、十分な利益をあげている企業でも、資
金の回収が遅れていたり在庫を多く抱えていたりするなどの問題があると、キャッシュフロ
ー上ではマイナスで表記されます。

課題を浮き彫りにするための財務諸表ではありますが、もう一方の考え方としては、常に時
間が関係しているということではないかと思います。

貸借対照表では、企業の事業状況、投資状況、方向性から未来への判断をみることができます。
損益計算書では、現在の収益構造によりどのような損益を作り出しているかという現在の判断
をみることができます。
キャッシュフローはまさにタイムラグ(時間差)の判断をみるといえます。

M&Aでは何に対して投資しているかというと、この時間を買うという行為そのだと思うわけ
です。事業にも、投資にも「時間」という概念でアプローチできるとあらたな視点で物事を捉
えることができるかもしれませんね。

 

■「Unique Asset Management -独自の資産形成-」


214号でもご案内させて頂いたマイクロファイナンス・レンディング。
2016年より、Philippinesにて当事業および運用を行ってまいりました。
https://wwcam.ph

マイクロファイナンスとは、貧困層や低所得者層向けの、小規模の貸し付け・貯蓄・保険・
送金などの金融サービスです。ノーベル平和賞も取っている全世界的に広がりを見せている
金融システムです。

一方で、レンディング(貸金) はもともとローカルを対象に担保をお預かりする形で貸付を行
う事業で、コンドミニアムや土地を担保に、現金を貸付け、毎月ないし定期的な利息を受取り、
取決め期日がきたら元金返済を受け、担保を返すというものです。

土地やコンドミニアムの担保比率を30%以下に設定するので、リスク保全が効く事業となって
います。金利は月利で4~5%が通常で、我々は事業元と利益折半をベースに行っておりますので
したがって4%の際は2%の金利(年間24%)ということになります。
担保があることで、最悪の際は銀行に差し入れ、現金化することで元金以上の資金を回収できる
ようになっているため保全が効いています。

借主の各レイヤーで、条件などは様々ありますが、基本的なプランとしてはこのような形が一般
的です。これは経済背景的に日本の1970年代のような特徴があるところから、日本がたどってき
た歴史をフィリピンでもたどっている傾向があるわけです。

賢い方はお気付きかもしれませんが今後、将来的には金融機関による与信情報の精度などが高く
なり、よりコモディティ化し、一般市民の利用増が予想されます。そうなってくると、貸し出し
金利は下がってくるわけです。

利益はアービトラージ(いわゆる格差)があることで生まれます。
ですので、ある程度金利(利益)が確保できるボーナスタイムは限られるわけです。チャンスは
ある程度限られた期間の恩恵だとして活用していかないとですね。

ということで、その枠が空きました。通常は最低3年だったり、社員権という形での参加ですが、
今回は短期の1年間です。Philippines側での参加になりますが、日本円で約1500万円程度の枠と
なります。

・枠は500万Peso(約1500万円(日本円で300万円程度からご参加可能です)
・2024年7月1日スタート(6月28日まで契約締結・5日以内送金完了)
・預かり期間は1年間
・年率12%の利息(2025年6月末日に元利金のお支払い)
・現地会社との契約。弊社との契約も可能(詳細は個別にて)

当プランにご興味がある方は、
info@planning-network.co.jp
「レンディングの件」の表題でメッセージをお送りください。

 

■「Zoom In -BALI or Philippinesのリアルな生情報-」


現在、インドネシアビジネス進出を加速させるサポート会社として、以下の2社と合弁で 
【PT ROOOM FINANCE INDONESIA JEPAN】というインドネシア法人を運営しています。

株式会社インドネシア総合研究所の代表アルビー氏。
東大を経て東京外語大とインドネシア人ながら日本語も堪能です。
官僚などの人脈も多く、リサーチから特殊案件までを対応し、Indonesia進出のコンサルティン
グを行っています。
https://www.indonesiasoken.com

また、同社は東京都中小企業振興公社より、「Tokyo SME?サポートデスク?インドネシア」の運営委
託業務も受託しています(受託期間:2024年4月~2025年3月)
詳しくは、こちらのリンクをご覧ください。
https://www.tokyo-kosha.or.jp/TTC/asean_support/indonesia

もうお一人が、株式会社rooomの創業者で代表の遠藤周作さん。
株式会社rooomのサービスとして資金調達市場の変化に合わせて、中小零細企業が従来の銀行融資
だけではなく、それ以外のさまざまな資金調達手段にリーチできるプラットフォームを構築して
います。
https://rooom.co.jp/index.html
こちらのサービスをIndonesiaでも構築中です。

さらに、Indonesiaでの事業や進出をメインとしたビジネスコミュニティも稼働しています。
日本の中小企業のインドネシア進出のためのノウハウを公開していきます。

『Indonesia Linkage Club』通称ILCです。

【HP】 https://www.indonesia-clubs.com
【公式LINE】 https://line.me/ti/p/%40938uddpp

【こんな方におすすめ】
・インドネシア市場の開拓に興味がある方
・インドネシアにビジネス進出を検討している方
・インドネシアの事業案件や不動産に投資をしたい方

『Indonesia Linkage Club』主催のリアルセミナー & 懇親会も開催されます。
テーマは【中小企業でも実現できるインドネシアビジネス】です。

特別ゲストには、インドネシア投資促進センター東京事務所所長のモハマド・リファナ氏をお招
きし、開会挨拶とインドネシアの現地情報をお届けします。

お伝えするコンテンツは、
・インドネシア人材に関するビジネスモデル
・インドネシア通貨で収益化する方法
・インドネシアでの戦略的M&Aの手法について
などなど

2024.7.25(木曜)
セミナー 15:00~17:00
懇親会   18:00~20:00
会場   東京都港区浜松町です。
参加費  一般3000円、LINE登録1000円

【公式LINE】 https://line.me/ti/p/%40938uddpp
LINE登録にてお申込みがお得なのでこの機会にどうぞ!