本メルマガは、週1回程度を目安に以下の3つのパートから情報をお送りさせていただく内容となっております。

  • 「Paradigm Shift -新しい価値観-」
  • 「Unique Asset Management -独自の資産形成-」
  • 「Zoom In -BALI or Philippinesのリアルな生情報-」
 

■Paradigm Shift -新しい価値観-


ドジャースの大谷選手の通訳の方が関与していた賭博関連の情報で、その名称が広まった
「ブックメーカー」ですが、今回はその「ブックメーカー」を掘り下げてみたいと思います。

海外ではたまにカジノにてバカラやブラックジャックをplayしますが、あくまでも遊び程度
でそれほどのめり込むことはありません。
「ブックメーカー」自体は、私自身は15年以上前に少しBETしたことがある程度ですが、その
仕組みが面白くて色々と調べたこともありました。

ブックメーカーは1790年代に、イギリスの競馬場でハリー・オグデンという人物によって始
められました。イギリスで人気のスポーツというと、競馬に加えてサッカーがありますが、
ブックメーカーもこれらのスポーツを中心に発展しました。

当初は店舗型のブックメーカーが多く、ヨーロッパの街角ではブックメーカーのロゴが多く見
られましたが、2000年代以降はインターネットの普及により、「ブックメーカー」というウェ
ブ上のとオンラインブックメーカーを指すようになりました。

現在でも、長い歴史とノウハウの蓄積があるイギリスのブックメーカーは大きな人気と信頼を
得ており、betwayやbet365、ウィリアムヒルなど、日本でも大人気のブックメーカーのいくつ
かは、イギリスから生まれたと言われています。

ブックメーカーは、さまざまなスポーツで各試合やトーナメントの結果に関するオッズを提供
しており、ユーザーがそれに賭けることができるというのが基本的な特徴です。
一方で、世の中に無数にあるブックメーカーは、それぞれユニークな点を売りにしながら、ユ
ーザー獲得にしのぎを削っています。

以下は、気になるWordにフォーカスしてみたいと思います。

〇オッズ
オッズは各予想に対する「起こりにくさ」を数字で表したもので、デシマル式(小数)、フラ
クショナル式(分数)、アメリカン式(+/?)など、いくつか表記方法があるのですが、日本
ではデシマル式が一般的です。その場合、数字が大きいほど起こりにくいことを意味してるこ
とになります。
例えばある試合で「日本代表の優勝」という予想でオッズが1.02であればほぼ優勝確実と見ら
れていることになりますし、逆にオッズが1000であれば、ほぼ優勝はしない、と考えられます。

一方、オッズの大きさは、そのまま予想が当たった時の配当に比例しますので、オッズが低い
マーケットは勝てる見込みも大きくなる一方で、上記のオッズ1.02のマーケットに100円かけた
時の払い戻しはわずか102円、一方でオッズが1000の時は100×1000で10万円が手元に戻ります。

〇ベッティング機能
ブックメーカーでは、単純にベットするだけでなく、試合の結果が完全に決まる前にベットを
締めることのできるキャッシュアウト、同一の試合の中で複数の予想を組み合わせて一つのオ
ッズにできるベットビルダー、進行中の試合を観ることのできるライブストリーミングなど、
いくつもの機能を使うことができます。一方で全てのブックメーカーでこれを使えるわけでは
なく、これがブックメーカーの良し悪しを決める要素の一つになっています。

〇入出金
ブックメーカーはリアルマネーでベットすることが一つの特徴で、1ベット100円ほどから参加
可能となっているので非常に手軽ですが、ベットをするためにはブックメーカーへの入金、配
当が手に入った場合にはそれを出金することが必要となります。

入出金の手段として一般的なのはクレジットカード(入金のみ)やさまざまな電子決済、それ
に銀行送金が使われていますが、近年では仮想通貨も使えるようになり、中には仮想通貨専用
ブックメーカーも出てきています。

ブックメーカーでベットできるのは、サッカーや競馬、テニス、バスケなどの人気スポーツの
ほか、一般的に30ほどの競技にベットできますが、取り扱っている競技やトーナメントは、
ブックメーカーによって違います。

以下は、ブックメーカーで一般的に賭けられる競技です:

サッカー
野球
競馬
バスケットボール
テニス
ゴルフ
Eスポーツ
ラグビー
F1
卓球
アメフト
ボクシング
UFC/格闘技
バレーボール
アイスホッケー
ウィンタースポーツ
オーストラリアンフットボール
カバディ
クリケット
グレイハウンド
ゲーリックスポーツ
サーフィン
サイクリング
スヌーカー
ダーツ
バーチャルスポーツ
パデルテニス
バドミントン
ハンドボール
ビーチバレー
フロアスポーツ
モータースポーツ
そして、政治というカテゴリーも存在します。
これはこれで、凄いですけどね。

ウィキペディアで賭博を調べると、「金銭や品物を賭けて勝負を争う遊戯である。 英語
ではgamblingと呼ぶのが普通であるが、カタカナでは「ギャンブル」と表記されることが
多い。gambleは娯楽としての賭博も含む広い考え方であり、危険性の高い冒険や意味のあ
る危険、潜在性のある利益に手を付けること等という意味がある。」とあります。

日本では古くから相撲がその対象になったりしており、世界中でも珍しいパチンコが大衆遊
戯として認知されています。もちろん賭博自体が合法の国もあるわけですから、どこの世界
も賭博は存在します。ルールに乗っ取り楽しまれる賭博については肯定的に捉えるべきです
よね。

私は、ある意味では起業という一番ギャンブル性の高い勝負をし続けているわけですから、
他人の勝負に乗っかっている場合ではないというのが本音です笑

 

■「Unique Asset Management -独自の資産形成-」


Paradigm Shiftで取り上げたブックメーカーですが、昔はそれぞれのプラットフォームにお
いて、オッズが異なっており、アービトラージという手法を用いて投資をしていました。
今回はこのアービトラージというものにフォーカスしたいと思います。

アービトラージ(Arbitrage)とは、価格差や金利差に注目して、割安な投資対象を買い、割
高な投資対象を売るポジションを取ることで両者のサヤを抜こうとする手法です。
アービトラージは「裁定取引」「サヤ取り」「スプレッド取引」とも呼ばれます。

アービトラージは、株式市場だけでなく、外国為替市場(FX)やコモディティなど、あらゆる
マーケットで発生する可能性があります。しかし近年では、テクノロジーの向上により市場の
価格差(歪み)がすぐに解消されるケースが多く見られます。よって、アービトラージの機会
は減少傾向にあると言われており、現在はほぼすべての海外FX業者で禁止されています。

元々は経済用語の1つであり、基本的には株や証券などの金融資産に対して使われる言葉ですが、
実は土地活用に取り入れ、活用することも可能です。

〇アービトラージの具体例
アービトラージは、同一の商品で生まれる一時的な価格差を利用して、より高値になる状態で売
却して利益を得る方法です。たとえば仮想通貨は同じコインでも取引所によって、価格が異なる
ことがあります。
仮にXというコインが取引所Aでは50万で販売されており、売却すると48万円になるとします。こ
のとき取引所Bでは53万円で販売されており、売却すると51万円になると仮定しましょう。

上記のケースでは取引所Aでコインを購入し、取引所Bにコインを移動させて売却すると51万円に
なるため、1万円の利益が獲得できます。Xという同一商品を使い、価格差を利用して利益を得て
いるため、アービトラージが成立しています。

同様な考え方で、機械式時計の代表格であるロレックスを活用したアービトラージもあります。
価値のあるものはいつでも中古マーケットが存在しています。
そして、アジアのある国では金無垢のデザインが人気です。一方、日本ではシンプルなデザイン
のものが人気です。日本では金無垢を購入し、アジアのある国ではシンプルなデザインのものを
割安で購入し、それぞれの国に渡航し、セカンドマーケットで売却をかけると、利ザヤが抜ける
というものです。

アービトラージとは、すなわち市場価値の歪みというわけです。
これはビジネスにも当てはまり、同じサービスか価値提供でも、国を変えることでその価値に対
する金額が異なることが多々あります。これは地域による歪みともいえるわけですが、このよう
な歪みを感じ取りながら、マーケティング的視点でみていくと、まだまだ利益のでるものはたく
さんありますね。

 

■「Zoom In -BALI or Philippinesのリアルな生情報-」


フィリピン不動産主要エリア紹介

マニラ首都圏(メトロ・マニラ)は、フィリピンの政治、経済、文化、交通及び情報の中心地です。
マニラ首都圏は16市と1町により構成されており、東京23区とほぼ同じ638k㎡の面積に、東京23区の人口を上回る約1,186
万人(2010年)が生活しています。また、近郊を含む都市圏人口は2,412万人(2014年)に達しており、世界第5位の大都
市圏を形成しています。

マカティ市 (Makati City)

【マニラの経済中心地 / フィリピンのウォール街】

首都マニラの東南に位置する都市で、同市の中心部に位置するCBD(中心業務地区)と呼ばれる近代的な高層ビルの摩天
楼がそびえ立つエリアは、「フィリピンのウォール街」と称され、日系企業や著名外資大手企業・金融機関も集まるビジ
ネスの中心地となっており、日本で言えば東京の「丸の内・大手町」に相当します。
国内No.1デベロッパー「Ayala Land」を中心に開発されてきたフィリピンの経済発展を象徴する、先進国以上の美しい街
並みの近代都市になっており、高級ショッピングモールや、世界的に有名な5つ星の高級ホテルも多く立ち並んでいます。

数多くの公的機関・大手金融機関が2050年にGDPが世界10位台に食い込む経済大国に成長すると予想している同国経済の
中心地であるマカティは、今後も国の発展を享受しながら安定成長が見込め、増加傾向が続く外国人駐在員には、特に高
級コンドミニアムの需要が高いエリアとなっています。「Ayala Land」は、「ニューヨークのような世界的な国際都市」
を目指し、2019年頃までにマカティ市に「1250億ペソ」に及ぶ投資を重点的に行うことを発表するなど、フィリピン経済
の中心地として今後も注目が集まっています。

 

ボニファシオ・グローバルシティ地区 (Fort Bonifacio Global City)

【マニラ注目No.1の大型開発/フィリピンの近未来都市】

マカティのCBD開発を手掛けた「Ayala Land」と、「フォート・ボニファシオ開発公社」が担ってきた、広大な空軍基地
跡地を舞台に、2000年以降、急速に開発が進む洗練された近未来都市。日本で言えば「横浜みなとみらい」に相当します。ビジネス街・高級住宅地として開発が進められている「ボニファシオ・グローバルシティ」は、緑の公園を囲む形でオシ
ャレなカフェ、レストラン、ショップが軒を連ねる「ハイ・ストリート」を中心に、高級住宅、大手企業や国際的な金融
機関の高層オフィスビルが立ち並び、グローバルシティの名の通り、複数のインター校や日本人学校、各国の大使館など
も集まっており、生活利便性も高いため、外国の駐在員が多く住んでいます。

将来的にもフィリピン証券取引所が「ボニファシオ・グローバルシティ」に移転予定であるほか、今後も進出企業の増加
が期待され、オフィス需要も高い中、「シャングリラ」「グランドハイアット」といった最高級ホテルも開業するなど、
マニラ首都圏で今後最も成長・発展が期待される最先端都市です。

 

オルティガス地区 (Ortigas Area)

【マニラNo.2のビジネス街/フィリピンの人気BPO拠点】

マニラ首都圏の「マンダルヨン市」「パシッグ市」「ケソン市」に跨るエリアで、首都圏でマカティに次ぐ2番目に大き
な「ビジネス・金融の中心地」。国内に2か所ある証券取引所の1つがあり、中華系フィリピン企業が上場して本社を構え
るエリアで、フィリピン大企業の「サンミゲル」や「ジョリビー」の本社、一流の外資系企業、各種教育機関、複数のシ
ョッピングモールや高級ホテルが集まるモダンな街。「アジア開発銀行本部」があることでも有名です。

また、世界中のサービスとフィリピン経済を支える、英語力を活かした同国の注目産業BPO(ビジネス・プロセス・アウ
トソーシング)の中心地であるため、24時間人の流れが絶えず、今後も海外を対象とするコールセンターなどBPO産業の
拡大により、オフィス需要が高まるだけではなく、労働人口の増加と共に住宅需要が一段と増すと予想されるエリアです。

 

マニラ市 (Manila City)

【東洋の真珠/フィリピンの首都】

マニラはスペインによって植民地とされた16世紀末(一時期を除く)からの首都と、マニラ首都圏の中核都市であり、
「東洋の真珠」と呼ばれるマニラ湾の美しい夕陽や、世界遺産のサン・アグスチン教会など、スペイン統治時代の歴史的
な建築物が残る西洋と東洋の文化が融合した歴史都市となっています。

【アジアのラスベガス/世界最大級のカジノ複合リゾート施設】

観光業の活性化と雇用の創出を図るフィリピン政府の国家プロジェクトとして、マニラ(ニノイ・アキノ)国際空港から
も近いマニラ湾沿岸にて開発が進む、アジアのラスベガスを目指した世界最大級のカジノ複合リゾート施設。「エンター
テインメント・シティ・マニラ」は、総面積120万平方メートルと東京ディズニーランドの2倍強を誇る敷地に、中国やシ
ンガポール、東南アジアなど海外の観光客を呼び込むため、総工費約150億ドルをかけ、カジノ、高級ホテル、高級コン
ドミニアム、コンベンションセンター、劇場、レストラン等が開発されています。

国営のカジノ運営公社(PAGCOR)は、日系企業を含む4社にカジノの営業許可を与えており、2013年3月開業の「ソレア・
リゾート&カジノ」を皮切りに、2015年2月には「シティ・オブ・ドリームズ・マニラ」、2016年12月には「オカダ・マ
ニラ」と新たなカジノ施設が続々とオープン。同エリアではさらに、「リゾート・ワールド・ベイショア」なども開業予
定であり、世界トップクラスのリゾートとして今後益々注目が集まるエリアとなっています。カジノ産業は新たな成長の
柱として、フィリピン経済に大きな経済効果をもたらすことが期待されており、開発の進展と共に、周辺エリアの不動産
市場活性化も見込まれています。