本メルマガは、週1回程度を目安に以下の3つのパートから情報をお送りさせていただく内容となっております。

  • 「Paradigm Shift -新しい価値観-」
  • 「Unique Asset Management -独自の資産形成-」
  • 「Zoom In -BALI or Philippinesのリアルな生情報-」
 

■Paradigm Shift -新しい価値観-


今回はあるデータから抜粋

A国
年  国際順位 データ
1950 71 22.35
1955 56 23.58
1960 44 25.39
1965 38 27.18
1970 31 28.78
1975 26 30.26
1980 21 32.55
1985 13 35.00
1990 3 37.28
1995 1 39.40
2000 1 41.20
2005 1 43.00
2010 1 44.65
2015 1 46.35
2020 1 48.36

B国
1950 15 30.19
1955 15 30.32
1960 18 29.74
1965 30 28.64
1970 33 28.41
1975 34 28.99
1980 34 30.01
1985 33 31.44
1990 32 32.85
1995 32 34.05
2000 36 35.19
2005 43 36.10
2010 49 36.88
2015 52 37.57
2020 54 38.31

こちら、何のデータでどことどこの国の対比かわかりますか?
実は、ある国の平均年齢のデータなんです。

上のA国はなんとなくお分かりだと思うのですが、日本です。
下のB国は・・・・

アメリカのものです。

平均年齢について日本がここ25年くらい、トップをひた走っているわけですが、ある意味では高齢化社会に
おける成長曲線をどうたどっていけるかが今後の日本に課せられた使命だと感じます。

日本をお手本に2位以下の下にあげる国々が追随してくるような図式になるはずです。

2位イタリア 47.29
3位マルティニーク 47.03
4位ポルトガル 46.16
5位ドイツ 45.74
6位ギリシャ 45.55

※3位のマルティニークは初めて聞く国かもしれませんね!

そして、実は特筆すべきは、アメリカの平均年齢です。
ゆるやかな上昇をみせるように数字が進んでいくわけですが、これ移民政策の賜物です。平均年齢すなわち
生産年齢人口(人口ボーナス)のコントロールという意図を感じざるを得ないわけですが、皆さんはどのよ
うに感じますか??

インドネシアは2035年、Philippinesは2045年がその人口ボーナスのピークと言われていますが、私がビジネ
スを行う国選びの際に重視した人口ボーナスという考え方を人工的、作為的に創出しているのではないかと
感じます。

良く稼ぎ、消費を構成する年代の人間を数多くかかえることで、あらたな都市計画を誘発させ、消費を刺激
し、税収につなげていくということが伺えます。
移民制度には賛否あるかもしれませんが、国の成長に歯止めをかけないという観点では非常に意義のある制
度といえるかもしれませんね。

日本はより高齢者化が進んでいくわけですが、その中で働き手をどう確保していくのかということも非常に
重要な課題になってきます。アジアからの技能実習生をはじめとして、特定技能などの人材を受け入れるこ
とでそのバランスを保つことが最も可能性の高い対策方法ということは、目に見えてあきらかですね。

ここに対してどんなビジネスを仕掛けるか??
私なりの回答をここ半年以内にご提示したいと思います。



 

■「Unique Asset Management -独自の資産形成-」


【億万長者だけが知っている雨の日の傘の借り方 】
実はこれ、本の題名なんですよ。このメルマガには何度か出てきていると思います。

著者は1970年イスラエル、テルアビブ生まれ。世界の金融を学ぶためにヨーロッパに移住、のちに日本
にも長期に滞在。裕福なユダヤ人のファミリーオフィスの所長を務め、のちにコンサルタントとして独立。
当時はキプロスに在住、世界30の国と地域事業所及び契約エージェントを置く国際資産コンサルタント会
社を経営しています。

2003年初版で、私が読んだのが確か2004か2005年あたりだったと思います。
現在の人生の在り方・考え方を形成する元となった一冊です。
その後、2006年に実際にオフショア専門の投資顧問会社の役員に就任することになりました。

ヨーロッパにおける資産哲学と海外投資の実践を紹介している一冊ですが、本質的には本の冒頭にある一文
が端的に表現しています。

雨の日に傘を借りる知恵。そのひとつが「国家の運命と個人の運命を切り離す」ということです。
たとえ国家がどうなろうと、経済が破綻しようと、自分自身の生活を自分で守っていく基盤があれば、あなた
の人生はたとえようもなく自由になります。国の運命に自分を委ねなければ、国がどうなるのかと不安になる
ことはありません。―
―(「はじめに」より)

国を信じない、あるいは信じられなかった人達が生み出したリスクヘッジの形、知恵が凝縮されている。迫害
の歴史があるユダヤ人だからこその思想なのかもしれませんね。

セミナーでもお伝えしている世界の中で資産バランスをとるというグローバルスタンスという考え方は、この
本の中のPTMC理論(Portable Occupation Theory with Multi-Currency and Cross-Border Scheme)がベースに
なっています。
これを実践に移した結果が、現在の富山・東京・Philippines・バリでbusiness及び資産運用をする自分となっ
ています。ちなみにこの本、現在はAmazonプレイスで16000円とか18000円とかです。なかなか貴重な1冊になっ
ているようです。

あらゆるリスクを想定し、リスクから切り離された体制を構築することで保全という力を高めていくという本質
が見えてきます。投資にしても事業にしても同じだと思いますが、その体制を構築した上でのチャレンジはどん
どんやるべきかと思います。

そして、日本から離れるわけではなく、日本を思うからこそ、一緒には沈まない。
日本復活が世界経済を牽引するためにも必要なファクターだと信じています。

 

今回はこれら事業に係る初期部分の費用の一部をブリッジファイナンスという形で募集します。

預かり期間: 13ヵ月(2023年11月1日~2024年11月末日)
締切:    10月末日
金額:    3100万PHP (約8000万円)
リターン率: 約12%(2024年11月末日) 
8000万円を9000万円にてご返還

このファイナンスへの返金要素としましては、
①設備資金を購入した領収書にてJCMからの支払いを受ける
②70%分を保有する大口投資家(日本企業)資金の入金
このいずれかをもって返金充当できます。

ご興味おありでしたら、以下フォームよりご連絡ください。
https://form.run/@planning-network-SC412OcgoF8bD3afqeHG

詳細の資料及び情報をお送りさせて頂きます。

 

■「Zoom In -BALI or Philippinesのリアルな生情報-」


今回のコラムでは、インドネシアの家の種類から、持ち家の割合など、インドネシアの家に関する様々な事を
ご紹介していきます。

日本では大きく分けて、一軒家、マンションと分けることが多いですが、インドネシアには様々な住宅の種類が
あります。

インドネシアの住宅の種類は以下の通りです。

・土地付き住宅(Rumah tapak)
土地と建物がセットになっている住宅です。

・クラスターハウジング(Cluster)
小型住宅団地のようなもので、戸建て住宅を土地の上に建て、その周りに共有敷地がある種類の住宅です。
敷地内はフェンスや塀などに囲まれており、セキュリティがしっかりしているのが特徴です。

・一戸建て住宅(Rumah tunggal)
以前は一戸建て住宅が多かったのですが、最近は別荘として利用されていることが多いようです。
インドネシアの山間部や海岸沿いでよく見られる住宅の種類です。

・カップリングハウス(Rumah Kopel)
カップリングハウスは、2棟建ての家を二つに区切った一軒家のことを指します。
オランダの植民地時代の名残で、インドネシアの西ジャワ州で多くみられる住宅の種類です。

・アパートメント(Apartmen)
アパートメントは、建物の内部が区切られた集合住宅のことを指します。アパートメントには、住民が使用で
きる娯楽施設やお店などが併設されています。
比較的、都市部に建てられていることが多く、一般的に日本で思い浮かべる「アパート」のイメージよりは、
マンションに近いものがインドネシアのアパートメントになります。

・コンドミニアム(Kondotel)
コンドミニアムは、アパートメントタイプの住宅にキッチンや洗濯機が備えられているホテルのような高級住宅
のことを指します。インドネシアでは、2,000年以降にバリやジャカルタ などの大都市で建てられはじめました。

・コス(Kos)
コスは、インドネシア独自の住宅の種類で、シェアハウスとアパートの間のようなものです。
一般的には、キッチンは共有で、その他の設備は各部屋に備えられています。
通常のアパートより安いため、学生の一人暮らしでは、コスに住むのが一般的です。

以上がインドネシアの一般的な住宅の種類です。
インドネシアの住宅は、日本と比較しても種類が多いことがわかります。

参考WEBサイト:https://gentosha-go.com/articles/-/14719
参考WEBサイト:https://berita.99.co/jenis-rumah-dan-hunian/

また、2022年のインドネシア中央統計局(BPS)のデータによると、インドネシアの世帯数全体の83.99%の割合
が持ち家を所有していることがわかっています。前年と比較すると、約3%の所有率が増加しています。

持ち家の所有率が最も高い州は、西スラウェシ州(92.51%)で最も低い州は、ジャカルタ 首都特別州(56.13%)
です。都市部より郊外の方が持ち家の所有率が高い傾向にあります。

参考WEBサイト1

参考WEBサイト2

◆インドネシアの百万戸住宅供給プログラム(OMHプログラム)
インドネシアでは、持ち家の所有率が増えていますが、低所得者を中心に十分な質の家に住んでいなかったり、
住宅が不足しているなどの社会問題を抱えているのが現状です。
2014年時点ではインドネシア国内で不足する渋滞は1,350万戸とされており、インドネシアのジョコ・ウィドド
大統領は、2015年から住宅不足や住宅の質を改善するために毎年100万戸の住宅を供給する「百万戸住宅供給プ
ログラム」を実施してきました。
このプログラムによって、2015年から2021年までの間に約700万戸近い住宅が供給されたと発表されています。
2023年上半期時点でのインドネシア国内の住宅供給の実績は48万戸となっており、年末にかけて100万戸供給を
実現できるよう住宅建設事業の加速が呼びかけられています。

持ち家の所有率は増えていますが、インドネシア社会全体でみると家に関する解決するべき問題があると言えま
す。

参考WEBサイト:https://voi.id/en/economy/244492

今回のコラムでは、インドネシアの家事情についてご紹介しました。
インドネシアには様々な種類の家があり、持ち家の所有率も増加していることがわかりました。
しかしながら、住宅供給数や、その住宅の質にもまだまだ課題があり、今後も改善が必要とされています。

一方で、家についての格差があるのも事実です。インドネシア政府も取り組んでいる、インドネシアの家の格差
問題についてビジネスをするうえで注視する必要があると言えますね。

(出典:株式会社インドネシア総合研究所)