本メルマガは、週1回程度を目安に以下の3つのパートから情報をお送りさせていただく内容となっております。

  • 「Paradigm Shift -新しい価値観-」
  • 「Unique Asset Management -独自の資産形成-」
  • 「Zoom In -BALI or Philippinesのリアルな生情報-」
 

■Paradigm Shift -新しい価値観-


これまでの人生とは無縁だったエンタメ業界ビジネスへの第1歩となった映画についてお伝えしたいと思います。

映画『軍艦少年』
https://happinet-phantom.com/gunkanshonen/

ちなみに手前味噌ですが、マジで泣けると思います。
2013年に原作漫画読んで涙したところから映画化を著者に打診して動きだしたこの話。
そして、いくつもの巡り合わせにて、この映画「軍艦少年」のプロデューサーを務めさせて頂くことになりました。
もともとは、『軍艦少年』という柳内大樹先生の原作漫画の映画化作品です。

物語は、軍艦島(端島)の見える野母崎半島に住む親子の物語です。
家族の中心にいた母・小百合が亡くなってしまったことをきっかけに心を閉ざし、暴力に逃げる主人公の海星と、酒
浸りになってしまった父・玄海が友人たちの手を借りて、再生していく物語です。

この物語は、漫画に描かれている場所も柳内先生が実際に長崎を訪れて描かれたものなので、全てのロケーションが
実際にある場所です。映画の撮影でも、皆様に心よくご協力いただきまして、オール長崎ロケで撮影を行うことがで
きました。

中でも、軍艦島島内の映像は、セットなど一切使用せず、軍艦島の中での撮影をさせていただいたのですが、世界遺
産に指定されてから、邦画では島内で最も多くの場所での撮影をさせていただくことになりました。また軍艦島その
ものとして登場するのも映画やドラマとしては異例です。

キャストは、
主人公の海星役を佐藤寛太(劇団EXILE)さん
父親の玄海役として、加藤雅也さん。
海星の友人・純役に濱田龍臣さん
玄海の幼なじみ・野母崎巌役に赤井英和さん
海星の教師で玄海の同級生・泉役に清水美沙さん
海星の母で玄海の妻・坂本小百合役に大塚寧々さん

と、かなりメジャーな方々に登場頂いております。
ちなみにポスタービジュアルには、金髪姿に傷だらけの佐藤寛太扮する海星、愛に溢れた表情を浮かべた加藤雅也扮
する玄海らメインキャストの姿と、美しく朽ち果てた軍艦島が描かれています。
蛇足ですが、もちろん私の名前も掲載されています。

さらに、映画『THE FIRST SLAM DUNK』ED主題歌 【第ゼロ感】をhitさせた10-FEETの卓真(Vo, G)さんが主題歌を
ソロ名義初での楽曲提供されている作品です。
ある意味でお目が高い!
自分で言ってしまいます笑

そしていまならU-NEXTで見られます!!
30日間は無料のようなのでこの機会に是非。

https://onl.bz/YbvqjXA

まさか、自分が映画に関わることになるとは思いもよりませんでした。ご縁を育むといろんな展開が待ち受けていま
すね。今はNFT×映画の企画を温めながら、タイミングをみて動かしていこうと思っています。

皆さん、是非映画を見て頂き、エンドロールで私の名前を探してみてくださ~い。

 

■「Unique Asset Management -独自の資産形成-」


昨日からフィリピンに来ております。
地上げのプロジェクトと、軍関係のconstructionプロジェクト、レンディング事業のマネジメントのために来ております。

レンディング事業のマイクロファイナンス・レンディングについて改めて触れたいと思います。
ご存知のように社会貢献型インベストメントであるマイクロファイナンス・レンディングは、SDGsの17の目標のひとつ
「貧困をなくそう」に大いに貢献できるマイクロファイナンス事業を利用した社会貢献型の資産運用事業なわけですが、
これはかつての「ゆうちょ」のように元本保全性も高く、高い利回りが確保できる運用となっています。

マイクロファイナンス(小規模金融)は、最近ではその内容や概念が浸透してきつつあります。
発展途上国では、企業における雇用機会が少ないため、労働者の半分以上は自営業かファミリービジネスで生計を立てて
おり、不安定な生活を続けています。なかなか収入を増やすことができない貧しい人々に小口の融資や貯蓄などのサービス
を提供し、彼らの零細事業の運営に役立て、自立し、貧困から脱出することを目指す金融サービスを意味します。

2006年10月13日にグラミン銀行と創設者のムハマド・ユヌスにノーベル平和賞が与えられています。「底辺からの経済的お
よび社会的発展の創造に対する努力」という受賞理由です。

発展途上国では、将来の備えや計画に対応するための、預金口座や保険サービスといった一般的な金融サービスへのアクセ
スがありません。マイクロファイナンスは、こういったニーズに応えます。
Philippinesでもご多分に漏れず、このマイクロファイナンスが根付いています。

マイクロファイナンスは、従来の開発援助にあるような慈善的なアプローチとは異なり、一人ひとりが自分の可能性を活か
し、経済的な将来設計も立て、自立した生活を営むことができるよう支援するものです。
一方でレンディングとは、マイクロファイナンスがもう少し広義になったものと認識するとわかりやすいです。日本でいう
ところの消費者金融事業ということになります。

マイクロファイナンスは、社会性と持続性のある金融サービスでもあるため、昨今では有名なファンド会社運用ラインナップにマイクロファイナンスサービスの会社などを組み込み運用されたりしています。
日本で消費者金融事業会社が全盛だったのは1980~1990あたり。
そう考えても、日本の40~50年年以上前の環境であることが想像できますね。

ちなみに利回りは年間で10%前後です。
気になられるという方は是非お気軽にご連絡ください。


 

■「Zoom In -BALI or Philippinesのリアルな生情報-」



フィリピンの教育について(1)

以前、本コラムでもフィリピンの教育制度についてご紹介したことがありましたが、今回はあらためて復習を兼ねて
ご紹介したいと思います。

フィリピンの教育制度は小学校6年、中等教育4年の計10年でした。(6-4制)
しかし、2011年頃から教育制度を改善しようという運動は始まり、2013年にK-12制(6-4-2制)に変更されました。幼
稚園(K)、小学校6年間、中学校4年間、高校2年間の計13年です。

学校のほとんどが2学期制を採用しており、1学期は6~10月、2学期は11~3月で、3月末から6月初旬まで約2ヶ月半の
長い夏期休暇があり、学期の区切りや年末年始に約2週間の休みがあるのが一般的です。

公立系と私立系の違い
私立は公立と違って授業料が発生します。
入学の面談では授業料が払い続けられるかどうかの過程の経済力も入学に関わってくるようです。

また、フィリピンの学校では日本のように教科書の内容が頻繁に更新されていくわけではなく、数年に1回のペースで
しか更新されません。しかし、私立の学校は毎年のペースで新しい情報に更新されます。
そのため、私立では最新の内容を学ぶことができますが、公立では数年前の古い情報をそのまま学ぶために私立と公
立とで学力に大きな差が生まれてしまいます。

義務教育の期間
今まで、フィリピンの義務教育期間は小学校6年間、中等教育4年間の合計10年間しか行われてきませんでしたが、201
3年にK-12制(6-4-2制)となり『13年間(5~17歳)』が義務教育となります。
これにより、幼児教育(就学前教育/幼稚園)が1年義務化になり、すべての子供は幼稚園に1年間通わなければ小学校
に入れません。
小学校に6年間しっかりと通い続け卒業できるようにするためには、幼稚園での教育が重要だとされています。

使用言語
国語(フィリピン語)、社会(歴史)の授業はフィリピン語で行われ、それ以外のほとんどの授業は英語で行われま
す。
しかし、言葉の問題から授業についていけない子供が多かったため、小学校2年生までは英語を含めた全教科において
現地語で授業を行い、3年生からフィリピン語と英語を取り入れるよう変わってきています。英語の授業は公立・私立
ともに毎日行われています。

つづく 西島筆