本メルマガは、週1回程度を目安に以下の3つのパートから情報をお送りさせていただく内容となっております。

  • 「Paradigm Shift -新しい価値観-」
  • 「Unique Asset Management -独自の資産形成-」
  • 「Zoom In -BALI or Philippinesのリアルな生情報-」
 

■Paradigm Shift -新しい価値観-


4月4日~4月28日と25日間バリ滞在にて、計6組10名のguestのアテンドをさせて頂きました。
それぞれ目的の異なるツアーではありましたが非常に中身の濃い時間を過ごさせてもらいました。

前半は今年から正式にローンチスタートした「LUXU BALI」のパートナーの方々のアテンドでした。
「LUXU BALI」はバリ島およびIndonesiaを中心にした不動産と金融の両面での資産形成・資産保全をサポートし、リスクヘッジの
上に、ゆとりあるライフスタイルを楽しむためのクローズドコミュニティとなっています。

土地や不動産でいくと
・バリ島に戸建のVILLAを所有し、バケーションレンタルで運用し、自身での利用も含めインカムゲインを獲得。
・ローカル向けのアパートメントを所有運用し、安定的な収益を獲得。
・VILLAやアパートメントデベロップメントからの売却で販売収益の獲得
・ランドバンキングのスタイルで土地を購入し、将来的な建設用地またはキャピタルゲインの獲得
など。

金融では、
・銀行口座の開設
・証券口座の開設・運用

法人設立・税務会計全般など、ご自身にあった色んなSTYLEでの活用方法をサポートしています。

元々は、ハワイで事業を行っているパートナーの方からBaliを分散先に入れたポートフォリオを組みたいというご相談から始まっ
た事業です。例えば、1億円で1物件をハワイで所有運用するより、Baliであれば、1億円あれば上記のようなプラン3つに分散投資
ができ、不動産単体でもポートフォリオを分けることが可能です。
ここに証券や銀行定期などがあわさると非常に有効です。さらには国の成長性に伴う、インドネシアルピアという通貨の長期成長
性も通貨価値×資産価値となり、2乗での保有運用も可能になります。
そうなることで、相続までを組み立てることができるいうわけです。

気になられる方は、
https://luxubali2.net
是非、コチラをチェックください。

そして、全ツアーの皆さん、Baliの兄貴こと丸尾孝俊さんとのお時間も過ごして頂きました。
コロナ前は年間3000人以上の方が、お会いしたいとわざわざバリ島の西部エリアまで来られていたわけですが、コロナでオンライ
ン化がすすみ、オンラインで対面できるとなったことで、より多くの方が気軽に悩みの相談や、事業の相談などができるように
なり、身近になった感じはありますが、やはりオンラインとその場にいっての対面での面談では受け取る内容に大きな差があると
いうことも今回行って実感したことです。

6文字の言葉。
アパッチ族への変化。
儲けることへの承認。

人生を変えるであろうキーワードの数々がそこにはあったりするわけですが、あたかもある意味でのマインドセットと、自身の枠
を取り去る作業を自然と行っている感覚です。
これは行った方にしかわからない感覚なので、私の言ってる意味を知りたい方は一緒にBaliに行きましょう!

そして、今回ご一緒した方々からツアー内容と私のアテンドにお褒めの言葉をたくさんいただきました。
なんと、Baliで女性を落とすならJACKに聞けとばかりに「 Bali date king 」という称号も頂きました笑
基本的には、DeepBaliを感じて頂きながら、行き当たりバッチリな旅を提供してます。
まさに、Baliの視察ツアーは「命の洗濯」です。これはBaliだからこそできることだと思っています。
ちなみに「命の洗濯」とは、日頃の苦労や束縛から解放されて思う存分楽しむこと。 寿命がのびるほどの保養という意味で使われ
ています。

life is journey
そう、人生とは終わりのない旅のようなもの。
旅から、先祖に思いを馳せ、子孫を憂い、将来のこと、仲間のこと、大切な人のこと、仕事のこと、お金のことなど、人生の変化が
生まれるのもまた素敵ですね。

 

■「Unique Asset Management -独自の資産形成-」


今回はIndonesiaとPhilippinesの2か国で行っている自身の不動産投資のスタイルについてご紹介したいと思います。
私がメインに捉えている投資が、『ランドバンキング』です。

『ランドバンキング』とは、近い将来(3年から8年)の間に値上がりが確実視される土地に、更地の段階で投資をする方法です。
古くからある資産運用手法で、実は一部の富裕層の中ではかなりの割合でポートフォリオに組み込まれています。数年寝かせつつ、
キャピタルでの収益を狙っていくのですが、価値増大が見込めるまだまだ評価の低い土地のため、経済環境や金融状況とは切り離さ
れていることもあり、ポートフォリオの安定化を促進するとも言われています。
だからこそ、世界の富裕層がこぞって実践している手法となっています。

このランドバンキングで世界的に財を成した人物では以下の方々です。
ロックフェラー、ウォルト・ディズニー、ドナルド・トランプ、ハワード・ヒューズなどがあげられます。日本では森ビルの森一族
もランドバンキングを活用しています。

例えば、東京ディズニーランドを事例にお伝えすると。
浦安という割安な土地を仕入れます。中心にはディズニーランドの開発を計画し、その周辺の土地はある用地として残しておきます。
しばらく経ち、この計画を発表すると、どうでしょう。
その周辺の用地は、ディズニーランドへ訪れるお客様を泊めるホテル事業会社がのどから欲しがる土地に早変わりです。
ディズニーは自社のブランド・価値を持って、土地の価値をあげることができる稀有な会社となるわけです。

ちなみに不動産投資で有名なものとして、REIT(リート:不動産投資信託)がありますが、こちらは投資信託の色合いが濃く、金融
商品に近いものです。また、物件を所有し、賃料などから収益を得るインカムゲインもありますが、こちらもランドバンキングとは、
全く異なる収益モデルとなります。

なおランドバンキングには大きく分けて、ひとつの土地を複数者で購入するファンドタイプと、すべてを自分の名義で取得する不動
産タイプがあります。この辺りは自分の資産状況からの投資額の検討と、ご自身の投資スタイルを鑑みて、ご参画されると良いかと
思います。

私が実践しているものとして、バリ島での自分の名義で取得する不動産タイプのものと、Philippinesでの複数者による持分負担型の
プランがありますが、後者は一般的なランドバンキングのやり方を踏まえたうえで、参入障壁の高く、競合などが参入できないプラン
となっています。

以下にリスクとメリットをご紹介していきたいと思います。

【リスク】
・満期までの期間を定められないため、想定期間より長引くことがある。
最終的にはデベロッパーなどに土地を売却することで資金を回収し、利益も得ることになりますので、ここが開発のタイミングだ!と
ならないと売買が成立しません。

・持分負担型だと中途解約できないことが多く、流動性が低い。
参加形態によりますが、譲渡買取を行ってくれる会社であれば、解約と同義の状態になりますが、ファンドタイプだと50%以上の賛同が
ないと全体を動かせない形式となっているところが多いため流動性が低くなります。

・個別の不動産プロジェクトへの投資形態をとるので、プロジェクトによって利益幅が異なる。
国やエリアなどでの開発状況や要件なども異なるので、期間・金額などに差が発生します。

【メリット】
・個別不動産プロジェクトへの投資形態をとるので、株価や為替などの金融市場の動きに左右されることが少ない。

・更地の段階で安価な値段での投資となるため、値下がりを起こす要因が極めて少ない。

・更地のまま開発業者へ受け渡すため、中間的な費用がかからない。

以上からもランドバンキングは、市場経済や相場の動きと連動していないので、株式、債券、他の金融商品と組み合わせることにより、
成績の上下動を抑えることができるようになります。実際にランドバンキングの商品を組み込んだポートフォリオと、そうでない場合
では変動率が大きく異なります。もちろん前者の方が変動率の幅は少なくなります。
ランドバンキングをご自身のポートフォリオに組み込んで、是非安定した資産保全状態を築いてもらいたいと思います。

 

■「Zoom In -BALI or Philippinesのリアルな生情報-」


アメリカ合衆国で発行されている経済雑誌「フォーブス(Forbes)」が毎年更新している世界長者番付の2023年版が、先日発表されました。
2022年は、世界的な株価の下落、市場の後退によるユニコーン企業(企業評価額が10億ドル以上の未上場の新興企業)の停滞、金利の上昇
等の要因により、富裕層にとっても苦戦を強いられる一年となりました。

世界全体で、個人資産10億ドル以上の億万長者は2,640名と、昨年の2,668名から、やや減少したほか、彼らの総資産合計額が昨年の12.7
兆ドルから5,000億ドル減の12.2兆ドルとなるなど、世界的不況が世界的富豪らにとってもマイナス成長となりました。
今回は、この世界長者番付の最新版より、世界的富裕層の概況から、インドネシアの富豪についても、詳しくご紹介致します。

2023年4月4日にフォーブスが発表した2023年版の世界長者番付によると、1位となったのはフランスのベルナール・アルノー氏でした。
彼はLouis VuittonやDior、Tiffanyなどのラグジュアリーブランドを傘下にもつ、フランスのLVMHの会長兼CEOです。資産額は2110億ド
ル(約27兆8500億円)で、前年1位のイーロン・マスク氏を抑え、フランス人として初めて世界一の大富豪となりました。

マスク氏は、一時期世間を大きく騒がせたTwitter社高額買収によるTesla社の株価下落の影響で、世界第一位から第二位へと順位を落と
しました。そのほか、1位から30位までのランキングは以下の通りです。

国別で見ると、米国が億万長者番付上位25名中17名を占め、全体でも億万長者735名・資産総額4.5兆ドルと、依然として世界最多の億万
長者を擁する国となりました。続いて中国(香港・マカオを含む)が億万長者562名・資産総額2兆ドルで2位を維持し、3位は169名の億万
長者が675億ドルの資産を保有するインドとなりました。

中国からは、15位にミネラルウォーター最大手「農夫山泉」創業者の鍾??氏、26位にTikTokを傘下にもつ「ByteDance」創業者の張一
鳴氏がランクインしています。インドネシアからは、29名の億万長者がランクインし、彼等の合計資産額は10億ドルで、世界でも20番目
に億万長者が多い国となっています。インドネシア人の中では、全体で56位にランクインした、石炭などの鉱業事業を展開するBayan
Resourcesの創業者Low Tuck Kwong氏が第1位でした。

彼はシンガポール出身ですが、Bayan Resourcesはインドネシアのカリマンタンを拠点としています。続いて、世界で三番目に大きな
クローブタバコメーカー「Djarum」経営者であるRobert Budi Hartono氏が全体の61位に入り、インドネシアの国内第二位となりました。
彼の弟であるMichael Hartono氏は僅差で世界65位にランクインし、国内で第三位となっています。

ちなみに日本は15位となっています。
また、億万長者の多い国別ランキングは以下の通りです。

順位 国    人数(名)
1 アメリカ 735
2 中国     495
3 インド     169
4 ドイツ     126
5 ロシア     105
6 香港     66
7 イタリア 64
8 カナダ     63
9 台湾     52
10 イギリス 52
11 ブラジル 51
12 オーストラリア 47
13 フランス 43
14 スイス     41
15 日本     40
16 スウェーデン 39
17 シンガポール 35
18 韓国     30
19 イスラエル 30
20 インドネシア 29

インドネシアからはそのほかにも、パームオイル(ヤシ油)やゴム、石炭など天然資源の生産加工に関わる企業の創業者や、クレジット
カードや銀行などの金融企業関係者、そしてインドネシアだけでなく東南アジア諸国にも広く展開するコンビニエンスストア「Alfamart」
の創業者らが億万長者として名を連ねています。

このように、今回のコラムでは世界的に見ても「超」富裕層であるインドネシアの億万長者をご紹介いたしました。
インドネシアではその他にも、一般的な富裕層や裕福な中間層が拡大傾向にあります。この様な富裕層はインドネシアでは高級なイメージ
のつきやすい日本ブランドへの注目や関心度が高く、同じく近年人気の高いヘルスケア分野等と関連性のあるサプリメント、化粧品、パー
ソナルジム・ピラティス事業などは、インドネシアでは特に成功しやすい分野となっています。

(出典:インドネシア総研)