本メルマガは、1週間に1回程度を目安に以下の3つのパートから情報をお送りさせていただく内容となっております。

  • 「Paradigm Shift -新しい価値観-」
  • 「Unique Asset Management -独自の資産形成-」
  • 「Zoom In -BALI or Philippinesのリアルな生情報-」
 

■Paradigm Shift -新しい価値観-


温泉ビジネスに明るい仲間とビジネスミーティングをしていた際にいろんな気付きがありました。今日はそれを共有したいと思います。

https://address.love/
定額で全国住み放題ができるという、Airbnbとサブスクモデルが混じったようなビジネスモデルです。テレワークがすすみ、フリーランサー、ノマドワークが少しづつ一般化してきている点もあり、インバウンドが再度復活すればさらにニーズは増すだろうと思います。ある意味ではバリ島ではノマドワーカーが定住し、すでにその文化の先を走っているのでよくわかります。

https://itoma-travel.com/
旅のプロが厳選した宿泊施設が、平日・何度でも”50%OFF”で利用できる会員制宿泊予約サービスです。星野リゾートの星野社長がマスコミでも提唱しているマイクロツーリズムにとてもいいサービスかもしれません。

こんな話題を話ししている中で、日本の温泉などの旅館の稼働率が平均で40%台という話も聞き、元々バリ島でも考えていたタイムシェアのプランを日本向けに展開したら面白いと思いました。
ホテルや旅館と交渉し、年間での宿泊数の買取を行い、会員には定額年払などでポイントが発行され、レイティングされた宿泊施設ごとで消費できるサービスというものです。
仕入れ先、ビジネスモデルもありますし、温泉宿などを救済できる事業でもあるので、顧客データベースをお持ちのところがあればすぐに事業化できそうです。
やはり事業は、社会に対して役立つこと×アービトラージ(格差)で組み立てると非常に面白いですね!

 

■「Unique Asset Management -独自の資産形成-」

私の考えるグローバルスタンスは3つのポイントで構成されています。

1つ目は「ポータブルオキュペーション」。
2つ目は「マルチカレンシー」。

この2つはどんなものか、これまでのメルマガでもお伝えしてきました。
そして今回は3つ目「クロスボーダー」をご紹介しましょう。

「クロスボーダー」とはなにか説明しますと、簡単にいえば「越境」という意味です。

例えば、「ビジネスを行うときはこの国」「留学するなら、あの国」「資産運用をするなら、あそこ」など、目的ごとに視点を変えて考えますよね。
このように「クロスボーダー」は日本を超えて、いろいろな視点から考えることの必要性を指しています。

正直な話、日本だけに資産を集中させておくことは非常にリスクが高いです。
何もしなくても資産が目減りする可能性が大いにありますからね。

実際に大企業以外の中小企業は、すでに海外へビジネスチャンスを求めて、外貨を稼ぎに行っていることからも、そのリスクは明白といえると思います。

そのため、目的別に複数の国で拠点をつくる「クロスボーダー・シフト」という考え方が必要になるわけです。

 

■「Zoom In -BALI or Philippinesのリアルな生情報-」

フィリピン・マニラでは、シティバス運行エリアが全て再開されました。
メトロマニラ内での国内移動手段が続々と緩和され、1-2ヵ月前と比べ大分外出しやすくなってきています。
日本人の入国については、フィリピン外務省が3月19日付で発動した発給済みの査証(ビザ)の無効化措置とビザの新規発給を停止したことにより、出国した駐在員や赴任者などが入国できなくなっているのが現状です。

フィリピン経済特区庁(PEZA)は6月22日、PEZA登録企業に対して、フィリピンに入国できなくなった駐在員などの入国申請を支援する方針を発表しました。
これにより、何らかの形でフィリピンに入国していけるようになるものと思われます。

もちろん、国際線の運休が続いていますが、7月以降の日本航空(JAL)と全日本空輸(ANA)の最新スケジュールは以下のようになっています。

JAL
7月以降のマニラー羽田路線
・羽田とマニラを結ぶJL077とJL078は、引き続き運休

7月以降のマニラー成田路線
・成田とマニラを結ぶJL741とJL742は運休
・成田→マニラ線のJL745は週1便(金)運航
・マニラ→成田線のJL746便は週2便(水・土)運航(7月1日のJL746は運休)

ANA
7月以降のマニラー羽田路線
・マニラ発羽田行きのNH870は、7月31日まで週3往復(月・水・金)の運航
・航空当局の許可次第で運航となる可能性がありますが、羽田発ーマニラ行きのNH869は、7月31日までは、6月24日のみ運航する予定

7月以降のマニラー成田路線
・マニラ発成田便のNH820(9:30 -15:05)は、7月2日から8月1日まで、週3便(月・水・土)で再開される予定です。
・成田発マニラ便のNH819(17:15-20:55)は8月1日まで運休とされていますが、フィリピン航空当局からの許可次第で運航の可能性もあります。