本メルマガは、週1回程度を目安に以下の3つのパートから情報をお送りさせていただく内容となっております。

  • 「Paradigm Shift -新しい価値観-」
  • 「Unique Asset Management -独自の資産形成-」
  • 「Zoom In -BALI or Philippinesのリアルな生情報-」
 

■Paradigm Shift -新しい価値観-


現在、2022年最後の海外にてPhilippinesに来ております。
2月の隔離5日のインドネシアから始まり、IndonesiaとPhilippinesにて90日程度を海外で過ごしました。
来るたびに、外出する人も増え、車の台数も増え、渋滞がおこるようになってきました。
経済が戻りつつあるようで、次のphaseに移りつつあることを実感しています。

また、ビジネスベースでみても、停滞感のあった各種プロジェクトが動きだしつつあります。

Indonesiaではconstruction companyが国内受注など行っている物件に対して、日本企業の提携を望んでいたり、
不動産開発のプロジェクトでは年間120万戸の需給ギャップを埋めるべく戸建開発に乗り出す日系企業もあります。

また、Philippinesでは、仕込んだ土地の売却についてもbuyerでのデューデリや、LOI提示など、購入に対する動
きが活発になってきています。あらたに太陽光事業なども売電権利が取得でき、日本からの発電事業を望む企業を
誘致する動きも出ています。

一方で日本を見てみると、特に港区の芝大門や浜松町を歩いてみていると、まだまだ使えそうなビルの解体がいく
つもの現場で動きつつあります。

特に不動産分野では顕著である新しいものが生み出されてくる東南アジアの新興国に対して、どうしても日本は
RE:「再生」がキーワードになるのでしょう。そう思うと、日本は30~40年後の新興国を表し、新興国は30~40年
前の日本と言えることができると思います。

我々日本人はその両方を体感・経験することができるわけで、この感覚を多くの方に知っていただきたいと思います。
言わずもがなですが、そこにはいろんなビジネスチャンスが落ちています。
来年はそのチャンスを多くの企業経営者や起業家に提供していく1年にしたいと思います。

 

■「Unique Asset Management -独自の資産形成-」


今回は単純に、日本株式とPhilippines株式を比較してみたいと思います。

             日本     Philippines
上場銘柄数        3800社     270社

TOP10社の最低取得コスト 約1200万円   約10万円

平均株価の過去最高年   1990年     2019年

過去30年間の株価上昇率   -50%      900%

100年後の人口 1/3の4千万人 1.5億人

◆ポイント

みてわかるように、上場銘柄数が少ないです。
ということは、初心者でも簡単に有望株を見つけられるということです。

そして、最低取得コストが低いということです。
仮にTOP10社の株を取得しようと思ったら120倍も異なります。
約10万円でそれが取得可能ということは、ある意味TOP30社だけを購入してもそれほどの金額にはならないということです。

株価は過去30年間で9倍の成長マーケットです。
ここはそれほど単純ではありませんが、成長の終わりはなんとなく予想できると思います。
日本の最高値が1990年というこの数値は、実は人口ボーナスの終わり際の年と読み解くことができます。
Philippinesは2045年が人口ボーナスの終焉とデータ上出ていますので、2040年頃までは成長マーケットになり得ると予測
できるでしょう。

これらから、TOP30社だけを購入して10年据え置きにする戦略も十分にあり得ると思います。
おそらく二桁倍も夢の話ではないと想像できます。
例えば、Philippinesにてビジネスを仕掛けながら、株式で保全するといった人生計画も十分に立てることができるでしょう!

 

■「Zoom In -BALI or Philippinesのリアルな生情報-」


YoutubeやTiktok、Instagramとは異なり、音声で情報やコンテンツを配信する”Podcast(ポッドキャスト)”は
アメリカを中心に世界中で人気を集めています。
そして、インドネシアはPodcastの視聴数が世界で2番目に多く、様々なPodcast番組が存在しています。正にインド
ネシアはPodcastが世界でもトップレベルで流行している国であると言えます。
今回のコラムでは、インドネシアにおけるポッドキャスト事情についてご紹介していきます。

Podcast(ポッドキャスト)は、アメリカで始まった音声配信サービスで、スマートフォンなどの端末でアプリを
ダウンロードすれば、誰でも配信・視聴することができます。
また、Podcastは好きな時に好きな番組を聞くことができ、作業しながらもコンテンツを楽しむことができ、世界中の
インターネットのうち約20%の人々が利用していることが分かっています。

インドネシアでは、16歳から64歳までのインターネットユーザーのうち、約39%の人々がPodcastを聞いており、数に
すると約7,300万人を超える人々が利用していることが分かっています。

<インドネシアで人気のあるPodcast番組>
Makna Talks
(ジャンル:ビジネス、文化、社会)
著名人やインフルエンサーをゲストに招き、人生の経験、価値観、経済、恋愛、ビジネスなどを深堀りしていく番組です。
100以上のエピソードが配信されており、更に著名人の話を聴けることがこの番組の人気の理由です。

PORD
(ジャンル:お笑い 文化 社会)
有名コメディアンであり、同時にタレントであり、作家であり、脚本家としてインドネシアで多岐に渡る活躍をしている
Raditya DikaさんがMCを務めている番組です。
この番組では恐怖体験から、お笑い、JKT48に関することなど、多岐に渡り活躍しているRaditya Dikaさんだからこそ繰り
広げられるトークが人気です。

Podcast Subjective
(ジャンル:経済 文化 社会 教育)
経済、政治、教育についての実用的な情報を分かりやすく説明し配信している番組です。
他の番組と比べると少し堅い内容になりますが、そのようなトピックスでも分かりやすく配信していることが人気を集めて
いる理由です。

Do You See What I See
(ジャンル:ホラー)
インドネシアは、映画や小説でも「ホラー」のジャンルのファンが一定数おり、Podcastでもホラー番組は人気があるよう
です。実話に基づいた怖い話を多数が配信しています。

Rintik Sedu
(ジャンル:恋愛 悩み)
Nadhifa Allya Tsanさんという23歳の女性がMCを努める番組で、リスナーの切ない恋愛ストーリーを紹介しながら、人生の
悩みや生き方について一緒に考えていく番組です。
Nadhifaさんは256万人を超えるInstagramのフォローワがおり、主に若者に強く支持されています。

ここでご紹介させて頂きましたしたPodcastは数あるインドネシアのPodcast番組のうちのほんの一部ですが、様々なジャンル
のPodcast番組が人気を集めていることが分かります。
Podcast大国であるインドネシアにおいて、テレビやYoutubeだけではなく、Podcastから情報を得る人が今後更に増えていく
のではないでしょうか。