本メルマガは、週1回程度を目安に以下の3つのパートから情報をお送りさせていただく内容となっております。

  • 「Paradigm Shift -新しい価値観-」
  • 「Unique Asset Management -独自の資産形成-」
  • 「Zoom In -BALI or Philippinesのリアルな生情報-」
 

■Paradigm Shift -新しい価値観-

【金利があがったら、あなたはどうしますか?】
煽るわけではないですが何事も準備をしておくことは大切です。
日本はいま金利を上げまいと金融緩和をしております。債券を買いまくることで金利を抑えているわけです。
世界はいま絶賛利上げ中です。どこもかしこも上がっていますね。

日本は負けないように金融緩和の姿勢を変えず、金利を抑えていますが最近よく見るニュースで海外の投資家は日本が金利を抑えられない方に
賭けていると聞きます。

さて、金利が上がった世界皆さんは想像できるでしょうか。
金利というと実は皆さんの生活の基準になっているわけです。

たとえば銀行金利。これの預金金利があがったらちょっとうれしいですよね。0.001%が0.003%になるかもしれません。
うれしい方いらっしゃるかな。アメリカ株が利上げの逆風を受けているように日本株も一段と安くなります。

企業も借り入れしているわけですからその金利が上がったとなったら借り入れしにくいですよね。でも地味に影響を受けるのは変動金利住宅ローンで
生活している層かもしれません。

もちろん十分に利益が出ていたり余裕をもった資金の方はいいかもですが毎日収入のぎりぎりで住宅ローンを支払っている方からしたらちょっと困るで
しょうね。そういった人たちで耐えられなくなったら家は銀行に取り上げられて競売にかけられます。めちゃくちゃ安く売られるわけです。

不動産価格も下落しますね。海外の投資家はすでにこういったことを織り込んでREITという不動産ETFを売り出しております。
空売りなんかも勉強しておくといいかもです。下がる方向に賭けることができます。金利が上がるので一時的に円高にもなりますね。

来年には今の日銀総裁の黒田さんの10年の任期が終わります。
黒田さんは金融緩和の姿勢ですが次の方の方針が変わればガラッと世界が変わる可能性があるのでご注意ください。

 

■「Unique Asset Management -独自の資産形成-」


ドル円、ユーロ円反発して上昇で始まりましたね。

最近は以前あげさせていただいたオレンジジュースという商品も上昇して利益を生んでいます。昨晩はISM製造業指数が予想よりも良かったことを受けて
さらなる利上げの可能性が織り込まれました。

金利は一瞬上げに転じましたが後半失速。結局下げで終わりました。原油はOPECが9月の供給について小幅な引き上げで合意したこともあり大幅下落しました。
200日移動平均線で反発するかどうかが焦点ですね。今日はたまに見る季節性チャートから分析してみようかと思います。

毎年のだいたいの株価や為替の傾向ってあるのはご存じでしょう。
今年も残り4か月どのようになるか見てみましょう。

S&P500は7月から8月頭にかけて上昇するのはこちらからも図でわかると思います。

8月はいったん減速しますね。

9月はボラティリティが強めですが年末にかけては上がっていきそうです。日本円はどうでしょう。FXの季節性チャート8月~10月にかけては円高が続くみたいです。

その後年末にむけては円安方向というのが例年の流れですね。

ドル円も136~138円が頂点でなかなかそれを超えるのは難しい印象です。

ちなみにこちらの画像は過去20年分の平均をとったデータです。
例年の傾向というのはわずかですが結構参考になるのでぜひ見てみてくださいね。

 

◆こちらのコラムでご案内しているプロの専門家が講師となり、様々な情報を提供してもらえるコミュニティ
【お金と資産を残したい社長のためのクローズドコミュニティPresidents Brain】。
経営者、社長、個人事業主、フリーランスの方々の傍らにお金や資産運用について本物の公正中立なプロが寄り添い、アドバイスやサポート
を受けられるサービスです。いわば、社長のとっておきの頭脳ということです。
今日のような情報からも予測ができるようになり、見通しを立てれる、マーケティング&インベスターのスキルも身に付きます。

 

■「Zoom In -BALI or Philippinesのリアルな生情報-」


フィリピンの人口ボーナスはおおよそ2050年くらいと見込まれております。(多少の前後はあるかもしれません。)
この人口ボーナスというのは、生産年齢人口(15歳以上65歳未満)の人口がその他の人口(消費人口)の2倍以上ある
状態を表します。
現在のフィリピンは人口ボーナスに突入し毎年経済成長をし続けている状態です。
2050年の人口ピラミッドの日比比較してみると一目瞭然ですね。

現在の日本はすでに少子高齢化社会に突入しており、少子化対策もまったく行われず放置された状態です。
また、国家政策としては生まれた子供に対するサポートはありますが、子供を増やすような政策は一切ありません。む
しろ労働者不足ということでみんなが働けるようにと働き方改革を推進し、子育て世代であっても労働できるような環
境を整えている状態です。
今後はさらに社会保障や福祉にお金がかかっていくものと見込まれるため可処分所得はさらに減っていくであろうと思
われます。
年々教育費は増加傾向にありますが、一方世帯収入は減少傾向にありますので、少子化に拍車をかけている状態です。
こういった視点で見ると市場規模は減少してきますので、既存の商売はより工夫をする、イノベーションを起こすなど
して切磋琢磨していかないと、じり貧になっていくものと思われます。

一方フィリピンの2050年の人口ピラミッドを確認しますとまだまだ行ける状態であることが判ります。
そこで日本人として何ができるか、日本で昔流行ったようなものがフィリピンでも流行ったりしないかと考えるとビジ
ネスの視野がいろいろと広がってくるのではないでしょうか?

例えばひとつの例をあげます。
フィリピンに行くとわかりますが、フィリピン人は甘いものや脂っこいものが大好きです。
コーヒーに入れる砂糖の量は、これはわざわざコーヒーを飲む意味があるのかというくらいのレベルだったりします。
そういう状況のフィリピンの死亡原因を調査してみたところ、

1位 糖尿病
2位 ガン
3位 ぜんそく

糖尿病の死亡数は、なんと日本の16.8倍もあります。
25歳くらいから太り始めるフィリピン人
30歳くらいになると取り返しがつかないくらいの二の腕になったりします。

ということで、健康に関するビジネスなんかもこれからおもしろいのではないかと思います。

西島筆