本メルマガは、週1回程度を目安に以下の3つのパートから情報をお送りさせていただく内容となっております。

  • 「Paradigm Shift -新しい価値観-」
  • 「Unique Asset Management -独自の資産形成-」
  • 「Zoom In -BALI or Philippinesのリアルな生情報-」
 

■Paradigm Shift -新しい価値観-


先日GW中に堀江貴文イノベーション大学校のメンバーによるロゲイニングなるイベントが富山で開催されました。
もちろんホリエモンも参加されていたわけですが、夜は秘密のグルメツアーにご一緒させて頂きました。

ロゲイニングを一言でいうと、昔宿泊学習とかでやったオリエンテーリングの拡張版といった形のものです。

ロゲイニング(ROGAINING)とは、チームワーク・持久力・戦略・読図力を特徴とする、野外での長距離ナビゲーションスポーツ
「The Cross Country Navigation Sport」として1976年にオーストラリアで生まれました。日本では2002年に菅平高原(長野県
旧真田町)で開催されたのが最初です。
参加者は、制限時間内に出来るだけ高得点になるようにコントロールを回ることを目指します。自由度の高い競技であり、コン
トロール位置と得点が設定された地図を基に、制限時間内にできる限り高得点を獲得するルートを自分たちで巡ります。
全部のコントロールを回る必要はありません。一般的に、難易度の高いコントロールは高得点になっています。
フィニッシュ制限時刻に遅刻すると減点です。

これがよりエンタメ寄りに街中などで企画されることで、観光をベースにしたロゲイニングが日本各地で開催されています。

観光ロゲイニングとは、近年脚光浴びている新しいジャンルですが、小さい子供から高齢者まで、自分のスタイルにあわせて競技に
参加することができるスポーツとなっています。
また、ルールとしては、2人以上のグループ参加とすることで、ファミリー・カップルや夫婦、友人同士や職場の仲間たちなど様々な
ジャンルの仲間と参加することが可能になります。
そして、そのグループの目的に応じて、スポーツとして楽しむ、観光として楽しむなど参加者のニーズに合わせて楽しむことが可能
なアクティビティとなっています。

もちろん、スポーツ競技としてだけではなく、その地域の面白さや、これまで知ることのなかった良さを発見できるシティプロモー
ションの一面も持ち合わせています。地元の方にはアクティビティとして地元の良さの再発見を、観光客にはそのエリアをスポーツ
的に楽しみながら過ごしてもらう時間を提供できるコンテンツとなります。

※観光ロゲイニングについての事例
http://www.kamakurun.jp/rogaining-rule1

話題は冒頭に戻り、昼はロゲイニングで回った富山の東岩瀬地区。
夜には秘密のグルメツアーが開催されました。

堀江さんはじめ上場会社の会長と同じグループにて周遊させて頂きましたが、皆さん、富山にある古い町並みが立ち並ぶ東岩瀬地区
のことをよくご存じで、岩瀬が今抱えている課題も核となる部分を指摘されていました。

伺ったお店は以下の4店

GEJO(げじょう)・・・鮨
https://gejo.jp

御料理 ふじ居・・・会席料理
https://www.oryouri-fujii.jp

Cave Yunoki(カーヴ・ユノキ)・・・富山キュイジーヌ
https://caveyunoki.com/

Piatto Suzuki Cinque(ピアット スズキ チンクエ)・・・イタリアン
https://tabelog.com/toyama/A1601/A160101/16008259/

料理については、WEBサイトなど見てもらえばどんな感じかご理解頂けると思いますが、美味しいのは当たり前ですが、こだわりの内装、
お店から見える景色、料理がでるまでの空気感など、ホントに素晴らしく、その良さを再認識することができました。

昼はロゲイニングでまわり、夜はグルメツアーでまわる。
また、全然異なる顔を持つ、地域の特徴を知ることができました。
是非、あなたの住むエリアでも町おこしなどにこのロゲイニングを開催してみるのも面白いと思います。

 

■「Unique Asset Management -独自の資産形成-」


【USTが大幅急落、LUNAも急落!原因を探ります】
さて日経新聞でもこのニュースが飛び交っていましたが・・・

USTというステーブルコインが急落しています。
ステーブルコインとは本来1対1対応で価値が法定通貨と固定されているコインのことを言います。
つまり1UST=1USDというように1ドルと1USTは本来同じ価値で推移していたわけです。

このステーブルコインを発行しているのがTerraという会社で以前ここでも紹介したLUNAコインもこのテラが発行しています。
そしてUSTの価値を1ドルと同じにするためにこのLUNAとBTCを使っていたわけです。

ステーブルコインは法定通貨と同じ価値のコインのことを言いますがその価格の維持方法によってさまざまな種類があります。
もちろん取引が活発化したらこの値ってずれますよね。1UST=1.1USDとかになるわけです。
そしたらUSTやLUNAコインを用いて需給を生み出し、アルゴリズムによって自動的に1UST=1USDに戻るわけです。

では一方でこのUSTやLUNAの準備金で元の値に戻せないレベルの売り注文が出たらどうでしょう。今まで持っていた人まで売り
に出して一気に価格は下がります。

それが起きたのが今回です。

1UST=0.23ドルともはやドルと対応なんかまったくしていないただのコインといった状態です。管理しているステーブルコインが
ペッグしなくなったと聞いたら信用はだだ下がりですよね。もしかしたらもう戻ってこないんじゃ。。という不安から管理して
いたLUNAも売られたわけです。

そもそも法定通貨を使わずにアルゴリズムの需給によってステーブルコインを安定させるという構造に無理があったんじゃないか
と市場がみなす転換期かもしれません。

※ステーブルコイン「テラ」急落 ドル連動崩壊に警戒も
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN1200F0S2A510C2000000/

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■「Zoom In -BALI or Philippinesのリアルな生情報-」

前回はフィリピンの可能性のお話をいたしました。

2018年までGDP成長率は7%近くを確保し続け、右肩上がりだったフィリピンですが、コロナ禍になり世界に漏れずフィリピンの経済も落ち込みました。
人口ボーナスは2050年くらいまで続くと予想されております。
今でもゼロコロナを目指す中国と日本に於いてはコロナ禍の影響はまだまだ冷めやらぬといった感じですが、現在2022年のフィリピンはどうなっているのでしょうか。


年 経済成長率
2012 6.9
2013 6.75
2014 6.35
2015 6.35
2016 7.15
2017 6.93
2018 6.34
2019 6.12
2020 -9.57
2021 5.6
2022 6.45

2012年以降、6%を切らず常に成長し続けてきたフィリピンですが、コロナ禍まっただ中でハードなロックダウンをしたり、融和したりという影響で2020年に-9.57%と非常に大きなダメージを受けたわけですが、2020年以降からは回復し、今年4月時点ではすでに例年通りの成長率に戻っております。

参考までに日本の数値も見てみたいと思います。


2012 1.38
2013 2.01
2014 0.3
2015 1.56
2016 0.75
2017 1.68
2018 0.58
2019 -0.24
2020 -4.5
2021 1.62
2022 2.39

日本の場合下がりはしたものの2022年の4月時点では2.39とここ数年でみたことのない大きな数値になっております。
ただし、日本の場合4月時点でよかったものの、FRBの利上げに伴う円安の進行と好調な海外経済による海外物価上昇の日本への影響。夏の参議院戦後の増税の可能性ほか安心してみていられる数字ではないということはご留意ください。

さて、フィリピンですが去年の暮れから年始にかけて首都圏は非常に閑散とした状態でしたが、徐々に規制は融和され現在においては、メインストリートなど人であふれ、かつての活気が戻ってきているようです。
現在のフィリピンは、ワクチンの接種の証明が必要なものの、それ以外については以前の平時同様な形で日本人が渡航できるようになりました。

西島 筆