本メルマガは、週1回程度を目安に以下の3つのパートから情報をお送りさせていただく内容となっております。

  • 「Paradigm Shift -新しい価値観-」
  • 「Unique Asset Management -独自の資産形成-」
  • 「Zoom In -BALI or Philippinesのリアルな生情報-」
 

■Paradigm Shift -新しい価値観-


先日、インドネシアに1ヵ月弱の滞在を行ったわけですが、、日本に戻り、特に地元である富山には改めて良いところが多いなと感じている今日この頃です。
ただ、日本全体の経済が停滞する今、富山同様の地方では人口減少・少子高齢化が続いています。特に若い女性の県外流出は、解決しなければならない重要な課題です。
また、これからそのようなエリアの経済を牽引する新しい産業を生み出していくためには、多様な人材を集めることが必要です。

そんな事例としても非常に面白いと思いましたので、今回は『富山』の取組をご紹介したいと思います。
富山が変わるために打ち出したのは、新たな産業発展を考えるべく、ウェルビーイングを中心としたを『成長戦略』です。

豊かさの定義が変わった現代、目標や価値観も変わらないと。
かつてのバブル時代のような、経済成長による物質的な幸せを実感することが難しい現代。だからこそお金に換算できない価値観の創出が求められています。「真の幸せ」
はいま、『ウェルビーイング』という言葉で呼ばれてるのをご存知でしょうか。収入や健康といった外形的な価値に囚われず、自分らしく生きられる、そんな『ウェルビーイング』
の向上を目指し、次世代の価値を産む人が育ち集まる富山となるため、新たな成長戦略に富山県は今後、スピード感を持って取り組んでいきます。

県では、「富山県成長戦略会議」での議論を踏まえ、2021年8月に、本県の成長戦略のビジョンとして、新田知事のメッセージとあわせて「幸せ人口1000万~ウェルビーイング
先進地域、富山~」を打ち出しました。県民が生き生きと自分らしく暮らす、そんな富山県に魅力を感じる多くの方が富山に集い、共に発展していくことを目指します。

ウェルビーイング(well-being)とは。
経済的な豊かさに加えて、身体的、精神的、また社会的に良好な状態にあること。具体的には、収入や健康といった外形的な価値だけではなく、キャリアなど社会的な立場、
また周囲の人との人間関係、地域社会とのつながりなども含めて、自分らしく、幸せに生きられることです。

ウェルビーイング向上に向けた
これからの富山の成長戦略“6つの柱”

真の幸せ(ウェルビーイング)戦略
人を集めて出入りを活性化し、もっと幸せな富山を目指します!

①人材集積こそが成長のスタート
「富山の“当たり前”は宝物」
蛇口をひねれば出てくるおいしい水。スーパーで販売されている新鮮な魚。雄大な立山連峰に囲まれた美しい景色。わたしたちが普段“当たり前”だと感じている日常こそ、
富山ならではの魅力的な資源そのもの。この富山の宝物を県民一人一人が県内外に発信すること、それをきっかけに富山に人々が引き寄せられてくる。多様な人材が集まれば、
地域の新しい価値が産まれる成長のスタートになります。
富山に住んでいる人も、新しく富山に入ってくる人も、多様な人材が、生き生きと暮らせるウェルビーイングな環境づくりに取り組んでいきます。

②まちづくり戦略
県民にも県外の方にも、居心地がいいまちづくりを目指します!

県内の人が幸せになり、 県外の人を惹きつけられる 富山らしい個性的なまちづくり
「個性が育つまちが人を惹きつける」
個性を輝かせられる自由な風土文化や、美しい自然、新しい出会いがある場所には、新たな価値を産み出す“クリエイティブ人材”が集まり“ワクワク”する価値が産まれます。
ワクワクが生まれる富山として、県外からも人を引き寄せられるまちづくりに取り組みます。

③ブランディング戦略
「関係人口1000万人」の富山県を目指します!

暮らすように旅する観光
「ストーリーが伝わる体験を」
富山で暮らす日常の幸せな生活そのものを私たちがシェアするのは、実は大切なこと。用意された観光資源ではなく、既にある資源が強みです。訪れる人々を“旅の人”として
ではなくあたかも地域の住民として歓迎し、地元の人々とのふれあいから富山の日常やストーリーを体感できるような観光に取り組みます。

④新産業戦略
「新産業の創出」や「多様な人材の育成」を目指します!

これからの時代に生き残る企業づくり
「突き抜けた人材、多彩な仲間を集めよう」
ウェルビーイングを目指すには、人材戦略は重要なポイント。型にはまりきらない突き抜けた人材が必要です。企業も成長していくためには多彩な人材を活かすことのできる経営力
を磨き上げることが重要になっています。

⑤スタートアップ支援戦略
意欲ある方が起業に挑戦しやすい環境を目指します!

スタートアップ(起業)にチャレンジする人が、のびのびと活躍できる環境づくり
「出る杭を応援しよう」
次世代の成長のエンジンとなる企業を育てられる土壌を富山につくりたい。短い期間で大きな飛躍の可能性がある“スタートアップ”をどんどん産み出すために、突き抜けた人材、
いわゆる変わり者やチャレンジャーといった“出る杭”型人材を見出し支援していく環境を整えていきます。

⑥県庁オープン化戦略
県民参加や官民連携が行いやすい県庁を目指します!

県民や地域との交流を活発にし、県庁を活性化します
「自主性のある「越境人材」の育成」
県民のみなさんや地域のために、県庁が果たす役割りは多様化しています。しっかりと応えていくため、県庁職員が民間企業や団体で働く機会を設けたり、民間企業経験者を採用し
たりと、県庁内外の“人の交流”を活発にしていくことで県庁の活性化に取り組みます。

富山県成長戦略 「しあわせる富山」WEBサイト
https://seichosenryaku-toyama.com

富山県成長戦略カンファレンス「しあわせる。富山」2022年3月12日(土)?21 日 (月祝)
富山県各地で開催。ウェルビーイング を見つめる10日間。
https://seichosenryaku-toyama.com/event.html

富山が本気で動き出したような気がします。
ここから変わる。発信する。ができれば実現できるのではと感じてしまいますね!

 

■「Unique Asset Management -独自の資産形成-」


【アノニマスというハッキング集団、今後必要になるサイバーセキュリティ】

アノニマスというハッカー集団が以前少し話題に上がりましたよね。
ロシアの国営テレビをハッキングしてウクライナの映像を流すなどして結構「かっこいい」という個人の方の感想も聞きます。

私個人的には単純に怖いなって印象でした。
つまりやろうと思えばNHKをのっとって映像流すくらい造作もないということです。

トヨタも最近ハッキングに合いましたね。
トヨタ自動車の国内の全工場を停止しました。
主要取引先である樹脂部品メーカーがサイバー攻撃を受けたとのことです。
脅迫メッセージも送られてきたそうで、盗んだデータなどと引き換えに多額の身代金を要求する「ランサムウェア攻撃」と推測されているそうです。

一部の報道ではロシアの「報復」とも受けていますがまさにサイバー戦争ですね。
さて、今後企業の情報漏洩だったりそういったサイバーセキュリティ関連の銘柄は特に注目される時代になってきます。

私も買っている世界のサイバーセキュリティETFがあります。
それがBUGという銘柄でちょうどこのアノニマスの時だったりトヨタのニュースの時に急上昇しました。(チャートを載せておきます)他の株とかと
比べても少し落ち方は緩やかですね。

スタートした2019年からは+88%の上昇です。長期で持っておいても面白いんじゃないかなと思います。日本株でそういったサイバーセキュリティの
銘柄ってあるのでしょうか。
ITbookホールディングス <1447> 、
アスカネット <2438> 、
セプテーニ・ホールディングス <4293> 、
サイバーセキュリティクラウド <4493> 、
トレンドマイクロ <4704>

トヨタのニュースもあってかどれもめちゃくちゃ上がっています。
いまちょうど上がってからひと段落落ちたところですがチャンスを見て長期で入ってみるのもアリかなと思います。特にサイバーセキュリティは3月
も新商品を発表しています。どれもおもしろい銘柄なので一体なんの事業をやっている会社なのかぜひ見てみてくださいね。

チャートはアメリカのサイバーセキュリティETFをご案内しておきます。

この春から資産運用全般における相談・メンテナンスを依頼できるサービスを展開いたします。
こちらのコラムでご案内しているプロの専門家のご紹介が可能ですのでお気軽にご参加ください。

 

■「Zoom In -BALI or Philippinesのリアルな生情報-」

今回はインドネシアにおける日本のアニメについてみていきたいと思います。

日本のアニメは、世界中で子どもから大人まで幅広い世代の人々に愛されています。
インドネシアでも日本のアニメの人気は高く、中でもドラえもん、ワンピース、ナルトなどはとても人気が高いです。
今回のコラムでは、インドネシアにおける日本のアニメについてご紹介していきます。

『インドネシアにおける日本のアニメの歴史』
インドネシアで日本のアニメが初めて広く知られたのは、1970年代の終わり頃に放送された「わんぱく大昔クムクム」というテレビアニメです。
このアニメは、インドネシアのテレビ局TVRIで毎日17時30分に放送されていました。

1980年代になると、ビデオなどの技術が発展したことにより、人々がアニメに触れる機会が増え、インドネシアで様々な日本のアニメが観られるように
なりました。しかし、1980年代後半になると、著作権等の問題もあり日本のアニメは一時的に観る事が難しくなりました。
1990年代初頭に、インドネシアの新しいテレビ局が出現し始めると、日本のアニメは再びインドネシアで観ることができるようになり、1991年には毎週
日曜日の朝にドラえもんが放送されるようになりました。
その後も、ドラゴンボール、ちびまる子ちゃん、とっとこハム太郎、ワンピース、クレヨンしんちゃんなど日本で人気のアニメがインドネシアのテレビ
局で放送されるようになりました。
2010年代に入ると、テレビで放送されるアニメの種類は減ってしまいましたが、現在ではインターネットを通して、日本のアニメを楽しむ人が増えてい
ます。

参考WEBサイト:
https://kreativv.com/sejarah-anime-indonesia/
https://blogunik.com/daftar-anime-terkenal-di-indonesia/

『インドネシアで有名な日本のアニメ』
インドネシアにおいて有名なアニメをいくつかご紹介していきます。

◇ワンピース
ワンピースは、インドネシアのテレビで放映されていたことがあり、インドネシアの多くの人に愛されています。
ワンピースはアニメだけでなく、漫画本も人気があります。

◇BLEACH
インドネシアのテレビで放送され、1990年?2000年生まれの若者に人気を博しています。
インドネシアのジャカルタで毎年開催されている、日本祭りにいくとBLEACHのキャラクターのコスプレをした人が多く、そのことからもこのアニメの人気
の高さが分かります。

◇NARUTO-ナルト-
子どもから大人まで幅広く人気があり、インドネシアのテレビ局でも複数回放送されています。
人気の理由として、日本らしい忍者の話という点が挙げられます。
アニメだけにとどまらず、カバン、服、ヘアピンなどナルトをテーマにしたグッズも人気を集めています。

◇犬夜叉
犬夜叉がインドネシアのテレビで放送されたのは、時期的には一昔前のことになりますが今でも人々の記憶に残る人気アニメです。
また、エンディングテーマDo As Infinity の「深い森」という曲は今でもインドネシアでは有名な曲です。

◇ドラえもん
ドラえもんは、インドネシアで知らない人がいない程インドネシアの幅広い世代の人に人気のあるアニメです。
ドラえもんのテーマ曲のインドネシア語バージョンは誰でも口ずさめる程有名です。
また、アニメの中でドラえもんがよく食べている“どら焼き”もインドネシアの人々によく知られています。

その他にも、名探偵コナン、ポケモン、らんま1/2、セーラームーンなど幅広いジャンルのアニメが人気です。

ジャンルは少し異なりますが、ジブリ作品も非常に人気が高く、インドネシアの映画館で上映されています。
となりのトトロ、千と千尋の神隠し、天空の城ラピュタなど様々な作品が人気を集めており、2017年にはジャカルタでジブリ展が開催されました。
最近では、インドネシアのNetflixでもいくつかジブリ作品を観ることができるようです。

参考WEBサイト:https://www.thejakartapost.com/life/2017/03/16/studio-ghibli-movies-to-be-screen-in-17-cities-across-indonesia.html

『なぜインドネシアで日本のアニメに人気があるのか?』
前述の通り、インドネシアのテレビ局では多くの日本のアニメが放送されてきました。
日本のアニメの人気の高さはインドネシアの多くの人々が幼い頃からテレビを通じて馴染みがあるという事に加え、以下の理由が挙げられます。

コンセプトが個性的
様々なジャンルがあり、ストーリーが面白い
特徴的なキャラクターが出てくる
多様なジャンルがあり、年齢・性別問わず幅広い層の人が楽しめる
日本のアニメはジャンルが多く、子どもが楽しめるもから大人が楽しめるものまで様々です。
そのため、年齢や性別を問わず多くのインドネシア人に愛されています。
また、ドラえもん、悟空、ナルトなどアニメに登場するキャラクターが特徴的なためアニメのキャラクター自体の人気が高く親しみを持ちやすい点も
人気の理由のひとつのようです。

参考WEBサイト:https://linimuda.id/hobi/film/alasan-mengapa-anime-menjadi-hiburan-populer/

今回は、インドネシアにおける日本のアニメについてご紹介しました。
日本のアニメは、かつてインドネシアのテレビ局で多く放送されており、インドネシアの人々にとって馴染み深いものであることが分かりました。

また、日本に興味を持ったり、日本語を勉強するきっかけとして、日本のアニメが好きという理由を挙げるインドネシアの若者は非常に多いです。
日本のアニメ文化をより多くのインドネシアの人々の広めることで、インドネシアの人々が日本に親しみを持つきっかけを増やせるのではないかと思います。

かつてインドネシアの人々はテレビを通じて日本のアニメを楽しんでいましたが、最近の若年層はテレビを視聴する機会が減少しています。これからは
ビデオストリーミングサービスやインターネットといった新しいチャネルを通じた情報の伝達が重要性を増しているのではないでしょうか?

そしてこれは娯楽としてのアニメに留まらず商品・サービスの動画プロモーション等同様、人々が視聴する頻度が上がっているビデオストリーミング・
インターネットを如何にうまく活用するか?がビジネスの成否の鍵となる事もあるのではないでしょうか。

 

こういったインドネシアのマーケットを勉強し、実際に進出を図っていくための会員制サービスが立ち上がります。
これは、海外展開に取り組もうとする優良企業・中小企業の皆様を主な対象とした勉強会のグループとなります。

なぜ海外ビジネスの展開先としてインドネシアが良いのか?
10年後、20年後、日本はどのように変化をしていくのか、中小企業が事業を永続させていくためには今を正しく見据える必要があります。コロナ以降、益々
変化が加速され、様々な産業の市場構造が変わる中で、インドネシアでは次々とあらたなビジネスが生まれています。
このグループでは最新の市場動向や海外展開に有益な情報など、先駆者としてインドネシアで事業展開をしている出演者の方々の事例を交えながら分かりや
すく説明していきます。海外投資や国際取引などのビジネスに関する中小機構の専門家や、インドネシアビジネスの最新情報、実務的な知識、手法などにつ
いて、自身の実体験や事例を織り交ぜながらお届けします。

【こんな方におすすめ】
・インドネシア市場の開拓に興味がある方
・インドネシアにビジネス進出を検討している方
・インドネシアの事業案件や不動産に投資をしたい方