本メルマガは、週1回程度を目安に以下の3つのパートから情報をお送りさせていただく内容となっております。

  • 「Paradigm Shift -新しい価値観-」
  • 「Unique Asset Management -独自の資産形成-」
  • 「Zoom In -BALI or Philippinesのリアルな生情報-」
 

■Paradigm Shift -新しい価値観-


先日、FBに掲載してシェア20件以上をいただいた【ウクライナとロシア問題】についての考察をお送りしたいと思います。

ニュースはこれ一色ですね。たしかに武力行使はいただけないですし、ウクライナの民間人の方が被害に遭われているのはいたた
まれないです。この紛争の背景を私なりに色々と調べておりましたが、海外事業のパートナーの方がまとめていた記事が最も腹落ち
したので、そちらを若干加筆し、事実部分をメインにお伝えしたいと思います。

『2014年、ウクライナで反政府デモからマイダン革命が起きて親露派のヤヌコーヴィチ大統領が失脚させられた。
この政権転覆を担ったのが、全米民主主義基金(NED)。
反ロシア政府を樹立させ、約50億ドルをつぎ込んできた。
米国の利益を考慮に入れたウクライナの政権転覆と崩壊についての計画は、信頼度の低いWikipediaで調べてもすぐに分かる。

この政権転覆を主導してウクライナを反ロシアに育成してきたのがNEDのヴィクトリア・ヌーランドで、今もNEDのアンバサダーとして
中枢にいる。2014年の政権転覆以降、ウクライナは防衛費を増大させて米国から兵器を買い続けてきた。これもウクライナの防衛費の
推移を見れば誰でも分かる。
そしてNATO加盟目標をなんと憲法に組み込ませた。ロシアをさらに激怒させたのは、NEDの資金でウクライナに呼び寄せたネオ・ナチだ。
これは日本語のWikiでも出てこない。Azov Battalionで調べれば出てくる。そしてロシアがどれだけナチスを嫌っているかは、第二次
世界大戦のことを学べば分かる。このネオ・ナチが、ドンバスでロシア人を殺戮してきた。

ミンスク合意では、ウクライナはドネツクとルガンスクに自治権を付与しなければならなかった。
それを8年間放置したウクライナ政権は、停戦協定も無視していたずらにロシア人迫害を繰り返してきた。
プーチンは元コメディアンのゼレンスキーに最後通達を行い、ミンスク合意を履行しなければ必要以上に拡大させてきたウクライナの
軍備を破壊する、と。
兵器を提供してきたのが米国とNATOであることは明白(オバマは当時バイデン副大統領を諌めて一度は止めさせた)
プーチンは米国の傀儡政権となったウクライナをNATOに加盟させることを100000%防がなければならない。
なぜなら米国の狙いはロシアの政権転覆だから。

それも歴史が証明している。
米国とNATOは、ユーゴスラビアの崩壊、セルビアからのコソボの分離、スーダンからの南スーダンの分離、イラクとシリアでのクルド人
の分離を主謀し、20年間侵入したアフガニスタンから逃げ出し、NEDはパナマ侵攻、ニカラグアへの侵攻、ハイチでの政権転覆、ブルガリ
アでの政権転覆、ミャンマー騒乱、ダライ・ラマを飼いならし、香港での民主化デモ、新疆ウイグル自治区でのプロパガンダを仕掛けて
きた。
ニカラグアに関しては、国際司法裁判所が「米国がニカラグアに対して違法な戦争を行った」と判決を下し、170億ドルの賠償金の支払い
を命じたが米国は無視し続けている。これ以外にもトンキン湾事件の捏造、炭疽菌事件から大量破壊兵器発見の嘘など枚挙にいとまがない。

これをすっ飛ばしてロシア=悪という構図になっているのはいただけない。武力行使はたしかに良くない。
が、この情報を一方的に垂れ流され続けている日本のメディアは不幸だし、それを聞かされている日本人も不幸だ。
日本には131もの米軍基地があり、米国の傀儡国家と言われるのも仕方がない。でも世界を正しい目で見つめなければ、制裁という武器を
持ち出すことになる。果たしてそれは正しいことなのか。紛争不関与ではないのか。
制裁が何も生み出さないのは、米国に石油制裁を課されて戦争に踏み切った日本の歴史を学べば分かる。

ハンター・バイデンが2014年のウクライナ政権転覆以降、ウクライナとズブズブだったことも、NATOとNEDの縮小を実行していたトランプが
暴こうとして逆にロシアとの関係を疑われた。これもロシア=悪の扇動だった。
一方のロシアは、ハンター・バイデンがウクライナで刑事犯罪に当たることはしていないと突き放していたにも関わらず。米国は安倍晋三
のロシア接近も妨害して、結果的に日本は対露外交能力を失ってきた。

プーチンは、ウクライナ政権のミンスク合意履行を8年間も待たされた。
ロシアは懸命にEUとの関係構築を続けてきて、ドイツのメルケルとも上手くやっていたのに。そしてついにプーチンの堪忍袋の緒が切れた。
ミンスク合意を8年履行しないウクライナと、ウクライナの武装化に寄与している米国・NATOをプーチンは絶対に許さない。
ウクライナがNATOに加盟して軍事強化したら、第二次世界大戦で最も死者数を出し国家蹂躙された歴史が繰り返されるかもしれない。
存亡に関わる一大事だ。

NATOとNEDは紛争を生み出し続け、「防衛」という大義名分で戦争ビジネスを拡大させてきた。
例えば「砂漠の嵐作戦」で中東に展開された主要兵器は約2740億ドル(当時のレートで約36兆円)、GE社はトマホーク・ミサイルで1.7億ドル
、F16戦闘機で21.1億ドル、M1型戦車で3.4億ドルの売上、マクダネル・ダグラス社はF15E戦闘機で47.6億ドル、F/A18ホーネットで40.3億ドル、A-H64アパッチヘリで11.1億ドルの売上、グラマン社はF14戦闘機で58億ドル、A6攻撃機で42.4億ドルの売上、ロッキード社はF117ステルス戦闘機で130億ドルの売上、
レイセオン社はパトリオット・ミサイルで1.4億ドルの売上。
2月23日からレイセオンの株価が急騰している。恐怖でほとんどの株価が下げてるのに。戦争屋はこうやって稼ぐのである。このコロナ禍の
2年、紛争がなかったのも正直解せない。まるで儲けどころがなくなったから、では次の展開に。という感じがしてならなのだ。

プーチンはウクライナに配備された兵器をことごとく破壊したかった。そしてゼレンスキーが降伏するか彼を仕留めるまで続けるシナリオを
持っている。
ロシアから見れば「ウクライナを救い出す」闘いであっても、米国の傘下にいるメディアではそのように報じられない。
ロシア=悪という見方だけだ。日本がかつてそう見なされたように。
そして国連での決議案が否決されたというニュースにもなっているけど、茶番。今月の安保理議長国はロシアだよ。
ロシアがガスを止めたらEUが凍死する。米国はEUにガスを売りつけたい。ウクライナはガスの通行料をロシアからもらえたのにもらえなくな
る。ロシアはウクライナという緩衝地を獲得するけど、国際的な信頼を失墜させる。米国とNATOも価値を薄める。インフレが加速する。
良いことは一つもない。
戦争を焚きつけるのも悪いし、引き起こすのも悪い。
日本のメディアも、政治家も、経営者も、「生きた目」を持ち、もっと色んな言語、人種、ソースから得られる情報を咀嚼して、バランス
感覚のある人と社会を形成してもらいたい。』


ここまで。

物事は片方からみてもダメなんです。私は、バリの兄貴に教えてもらったダジャレの効いた金言を実行している。
「右翼、左翼より垂直尾翼」
垂直尾翼は、飛行機の垂直安定板でバランスをとるためのもの。右や左に傾くより安定を取れということ。言い得て妙です。
やはりバランスよく見ないと本質、真実はみえてこないです。

そして、完全に、No More War. 
ただこれにつきます。

支援、応援もいいですが、万が一になった時にあらゆるリスクからせめて自分の大事な家族や仲間を切り離すことができますか?
そんなことを想定し、その環境を作ることもしておかなければいけない時代だと思うのです。

 

■「Unique Asset Management -独自の資産形成-」


ビットコインが急上昇すると、あの株も急上昇。

先日の2月末日、ビットコインが大きく上昇しましたね。
まだまだ上値は抑えられていますがここを大きく超えてきたらいよいよといった感じでしょう。

ビットコインや仮想通貨市場を一気に見れるヒートマップ、以前にも紹介しましたがぜひご参考にどうぞとても見やすいです。
https://coin360.com/

ちなみに前から話していたビットコインがあがると上がる株についても解説しておきます。
マネックスグループはコインチェックを買収したことで有名です。
一時期は年間グループの利益の48%を生み出すほどになりました。テレビCMでも人気になっていますね。

前から解説していましたがビットコインとマネックスの株価には相関があります。
ビットコインが下がると次の日にマネックスが下がる、ビットコインがあがるとマネックスもあがる。
特に最近はそれが顕著になり狙っている投資家も多いんじゃないかなと思っています。

その日だけの利益を狙いたいときは「引け成」という注文方法がおすすめです。
これは証券会社で普通にぽちっとできるはずです。

指値や成行きの種類の一種です。これはかならず今日市場が閉まるときに売りますという注文です。
そのため次の日に株を持っていることはないです。朝一で買って夕方には売る。単純にその日の値上がり幅を取れるわけですね。

ちなみに今日マネックスがいくら上がったでしょうか。+19.31%です。もはや値動きもビットコインの値動きですね。
今日日本株で最も上がった銘柄です。

図は青がビットコイン、オレンジがマネックスの株価です。日本市場が開いていないときにビットコインが動いたときは要チェックです。

この春から資産運用全般における相談・メンテナンスを依頼できるサービスを展開いたします。
こちらのコラムでご案内しているプロの専門家のご紹介が可能ですのでお気軽にご参加ください。

 

■「Zoom In -BALI or Philippinesのリアルな生情報-」

今回は、フィリピンでの生活習慣で日本人として渡航する際に気を付けるべき点を何点かご紹介したいと思います。

フィリピンの交通機関・交通手段
フィリピンマニラはアジアにおいても有数の人口の都市です。
日本の関東首都圏と同様、たくさんの人口を支えられる水資源があるためそれだけの人口を養える世界中でも珍しい都市
となっております。

そんな日本の関東よりも人口密度が高いマニラにおいての交通機関、交通手段ですが、
実はフィリピンには鉄道網がほとんどありません。

メトロマニラには高架鉄道が通っていますが、本当に一部で日本やニューヨーク、ロンドンといった都市のように網の目
のような鉄道網は存在せず、またその少ない鉄道自体も朝から晩までずっと稼働しているわけではありません。

もうそろそろ政権が終わるドゥテルテ政権では2016年時点で77kmだった国内の線路の前兆を2022年までに約15倍の1,144km
にし、102万人だった1日あたりの利用者を3倍強の326万人に増やし、更に車両数221台も6.4倍の1425台に、駅数も59から
169に増やすと発表しておりましたが、コロナ禍のせいでなかなか順調には進んでおりません。

今でもフィリピンのメインの交通機関は、バス、ジプニー、タクシー、トライシクルの4つがメインとなっています。

バスやタクシーは馴染みがありますが、ジプニーやトライシクルはあまり馴染みのないものかもしれません。

 

ジプニーは、車前部がジープで後部が大型でたくさんの人が乗り込める小さなバスのような形をしております。
基本は後ろから乗り降りするかたちで、停留所がなく手をあげて止まってもらい乗車する形です。
決まったルートを走るのも特徴です。

次にトライシクルは小型バイクのサイド部分にお客さんを乗せて走行するタクシーです。
値段が安く自転車タクシーのような感覚で利用する方が多いです。

フィリピンのトイレ
フィリピンのトイレは、外国人が利用するようなホテルやレストランを除き、ローカルの方々が使うトイレは、基本的に
トイレットペーパーを便器の中に入れて一緒に流しません。
配管が弱く詰まりやすいので、大抵のトイレは便器横にゴミ箱が設置されておりそこに使い終わったトイレットペーパー
を捨てます。
備え付けじゃない場合も多いので、自分で持ち歩きます。
日本のパチスロメーカーで有名なアルゼの前身であるユニバーサルの社長が作ったカジノである「オカダマニラ」では唯
一日本では一般的なウォッシュレットが備え付けられております。

フィリピンのお風呂
基本的なフィリピンのお風呂にはバスタブがありません。
基本はシャワーのみで済ませます。また水のシャワーで済ませることが一般的で湯船につかりたい場合はスパなどに行く
必要があります。
※ホテルは基本的にお湯が出ますのでご安心ください

西島 筆