本メルマガは、週1回程度を目安に以下の3つのパートから情報をお送りさせていただく内容となっております。

  • 「Paradigm Shift -新しい価値観-」
  • 「Unique Asset Management -独自の資産形成-」
  • 「Zoom In -BALI or Philippinesのリアルな生情報-」
 

■Paradigm Shift -新しい価値観-


社長のためのクローズドコミュニティということ、展開されているPresidents Brain。

キャッシュを増やすには、支出を減らす。収入を増やす。貯蓄する。運用する。
頭ではわかっていても、実際に実行実践し、実現するにはなかなか難しいものがあります。
本会では、日本でも有数な200種類の節税方法からの最適化を図るタックスプランニング(節税)のプロフェ
ッショナルと金融教育と本物のIFAサービスを提供できる資産運用のプロフェッショナルと今までにありそ
うでなかった組み合わせでタッグを組んで頂いています。

これまで出会ってきた、いわゆる中立公正をうたうアドバイザーの方の中でも、その知識量と実践力、そし
て頑なまで中立度は群を抜いていた、それぞれのプロのお二人にお願いをしてスタートしたサービスでも
あります。

法人利益はそのままに企業の環境やその他の状況に合わせた200通りのタックスプランニングから最適化を図
り税金を減らし、手元に残すお金を確保。確保したお金は資産形成のプロフェッショナルの情報と指導により
着実に護りながら増やしていく。こんなことを実践していきます。
特に運用のプロフェッショナルは、国内、海外問わず、株式、債券、不動産、商品、暗号資産、海外ファンド
などあらゆる運用に精通しています。

そして、今回はこの資産運用のプロフェッショナルである尾崎邦明氏にフォーカスを当ててご紹介したいと思
います。尾崎氏は大阪の出身で、幼稚園はベルギー、小学校はノルウェー、中学校はインドと非常に国際色の
強い経歴をお持ちです。
日本の高等学校を経て京都大学の建築学を首席で卒業後、デザインの世界で生きていこうとされておりました
が、デザインや芸術といった分野でのマネタイズ方法に疑問を持ったことをきっかけにお金の勉強をはじめま
した。

ここが凄いのですが、その後ゴールドマンサックス証券に入社。
アジア株のトレーダーとして証券部門で活躍。

一般のお客様に対して本人に合っていない、会社が売りたい商品を販売していることに疑問を感じ、現状をなん
とかしたいということで、いわゆる独立系の金融アドバイザーとして独立されました。
銀行、保険、証券といった売り手の立場ではなく、お客様個人の側に立った本当の意味でのIFA(Independent
Financial Advisor)の誕生の背景です。現在では数百人のお客様をサポートをしています。

尾崎氏のサービスは大きく分けて金融教育活動、IFAによる運用代行、不動産ファンド(ジパングキャピタル)
カーボンクレジットの4つがあります、
そして、日本人のファイナンシャルリテラシーは世界143ヵ国中38位。先進国の中でも最低で発展途上の
国と同レベルと非常に低いため、日本国政府は2021年度より金融教育に力を入れ始めました。

今回は金融に特化した教育活動とIFAによる運用代行についてご紹介いたします。

●マーケット解体新書
毎日LINEで配信される国際時事ネタを含めた運用情報です。
尾崎先生のノウハウが詰まった鮮度と確度が高く非常に高質な情報が毎日送られてきます。

●元GS熱血金融授業オンライン(マネトレ合宿)
本授業は、5~10名の少人数制(オンライン)で行われる週2回3か月間で行われる集中プログラムです。
ゴールドマンサックスの新人研修をカスタマイズし、まったくの金融初心者から金融のプロフェッショナルレベ
ルを目指します。株、為替、債券、先物、オプション、金利、保険、不動産、暗号通貨と金融すべての情報に精
通でき、金利と世界の情報を自分で取得し投資に活かすことができるプロ水準の人材になることができます。

●マネトレ運用部
実績としてこの元GS熱血金融授業オンライン(マネトレ合宿)卒業生の勉強会コミュニティとしてマネトレ運用
部というものがあります。現在0期生からはじまり3期生までのコミュニティがあります。(2023年7月現在)
投資額500万円を使って攻める投資の実践します。
週1回卒業生が各々情報を集めてきて分析し、メンバー全員の合意がとれたものを投資し実践します。
2022年の7月からはじめて1年の7月現在運用額は1000万円を突破し、最新の利益率は100.56%、年利換算102.90%、
勝率は72.13%となっております。

●金融授業
金融の基本知識を身に付けるための授業です。
20名から30名程度のファイナンシャルスタートアップとして利用でき、新卒社会人や、社員、義務教育で科目とし
て取り入れられた金融を教える教師向けに最適な内容です。月2回開催で2ヵ月間実施します。

●IFAによる資産運用サポート
3000万円以上の資産を持つ方を対象に、リスク・リターンの度合いを共有し、アセットアロケーションを組んで、
資産運用のポートフォリオを組んでいくというものです。海外のファンドへのアクセスや、ゴールドマンサックス
のファンドマネージャーなどにもインタビューしながらの情報を通じて、クライアントの大切な資産を護りながら
増やされています。

有料個別相談では、個人的な事例、あらゆる金融分野に対する質問などを個別で相談を受け付けていますので、
これを機会に一度ご相談してみるのもいいでしょう!

 

■「Unique Asset Management -独自の資産形成-」


前回、排出量取引とは何か、メリット・デメリットをお伝えしましたが、今回は取引の流れ、事例をお伝え
したいと思います。

キャップアンドトレードによる排出量取引の流れについては、大きく分けて以下の4つになります。

1. 目標設定
まず温室効果ガスの削減目標を定めます。国や部門全体での温室効果ガスの排出削減量を目標として設定し
ます。例えば、2020年に「2018年を基準として10%削減する」といった目標を定めた場合は、2018年におけ
る排出量の90%が、全体の排出枠となります。

2. 国や部門ごとに排出量を排出枠として分配する
国や部門全体の排出枠が決まったら、各企業や事務所にそれを分配します。代表的な分配方法は「グランド
ファザリング方式」、「ベンチマーク方式」、「オークション方式」です。

グランドファザリング方式は、対象企業や施設の温室効果ガス排出実績に応じて、排出枠を設定する方式で
す。この分配方式では、温室効果ガス排出量が多いほど、多くの排出枠をもらえるため、公正な削減努力を
促さないことが問題として指摘されています。排出枠の認定やチェック機構が未成熟な時期に取り入れられ
た方式であり、漸減・撤廃が進められています。

ベンチマーク方式は、「ベンチマーク(基準)」を定めて、ベンチマークに基づいて排出枠を決定する方式
です。排出枠におけるベンチマークとは、原単位(生産量あたりのCO2排出量」に基準を設け、企業ごとに
割り当てる生産枠を乗じて排出枠を設定する方法です。ベンチマーク方式は公正な排出量削減努力を促しま
すが、原単位や生産枠のチェックや査定が必要になります。

オークション方式は、企業や施設がオークションで排出枠を購入する方式です。グランドファザリング方式
やベンチマーク方式では無償で排出枠を交付されますが、オークション方式では有償で排出枠を購入します。
つまり、資金に余裕があれば排出枠に限度がなくなります。

3. 取引をする
それぞれの企業や施設が温室効果ガスの削減努力をした結果、排出枠と実際の排出量に差異が生じます。
削減量が足りず、排出枠を超えて温室効果ガスを排出する企業もありますが、削減努力が実り、排出枠に余
裕がある企業もでてきます。このとき、排出枠を超えてしまった企業は、排出枠に余裕がある企業などから、
排出枠を購入します。

4. 取引枠・量の確認
一定の期間が過ぎたら、それぞれの企業や施設に定められた排出枠と、実際の排出量を確認します。
排出枠よりも実際の排出量が少なければ問題ありませんが、排出枠を超えて温室効果ガスを排出してしまっ
た企業や施設には罰則が科せられます。

日本では温室効果ガスの排出低減に向け、政府や様々な企業・団体が取り組みを行っていますが、排出量取引
は国として導入はしていません。ただ、一部の自治体が地球温暖化対策の一つとして、排出量取引を導入して
います。

事例1:東京都「温室効果ガス排出総量削減義務と排出量取引制度」
東京都は2010年4月から「温室効果ガス排出総量削減義務と排出量取引制度」を導入しました。
2010年~2014年度を第1計画期間、2015年~2019年度を第2計画期間とし、業務生産部門においてそれぞれ8%
または6%、17%または15%の削減義務率を設け、総量削減目標は「2020年までに2000年比の25%削減」としてい
ます。

事例2:埼玉県「目標設定型排出量取引制度」
埼玉県も東京都と連携して「目標設定型排出量取引制度」を導入し、制度の普及に努めています。
東京都と同様の第1計画期間、第2計画期間を設定し、事業所単位で第1計画期間には8%または6%、第2計画期間
には15%または13%の削減義務率を設け、埼玉県の総量削減目標は「2020年度に2005年比の21%削減」としています。

排出量取引制度は、排出枠の取引を通して経済的なインセンティブを与え、国や企業の温室効果ガス削減努力を
促します。カーボンニュートラル実現のための手段の一つとして、制度設計や適正な排出枠分配の難しさを克服
し、制度がより普及していくことが望まれています。

世界の情勢を鑑みるに、「温室効果ガスの排出削減量を取引すること」は活発になってきています。「排出量取
引」や「クレジット取引」を脱炭素化の取組みの一つとして位置付けるのも有意義ではないかと思います。


 

■「Zoom In -BALI or Philippinesのリアルな生情報-」


インドネシアへの出張や駐在の際に、現地のインドネシア人と社外で食事をしたり、交流を深めたりするような
場面も出てくるのではないでしょうか。人とのつながりを大切にするインドネシアでは、ビジネスの相手であって
も良好な関係を築くことを重視しています。

それでは、インドネシアの人々は日常生活でどのように交流を深めているのでしょうか?今回の記事では、インド
ネシア特有の社交スタイル「ngopi」をはじめ、一般的にインドネシア人と交流を深めるうえでよくあるシチュエー
ションを取り上げ、注意すべきポイントとともに解説します。

「ngopi」とは、インドネシア語で「コーヒーを飲む」という意味です。また、単に飲むだけでなく、友人や家族と
一緒にコーヒーを楽しむ、という意味合いを持ち、日常生活の中で重要なイベントとなっています。人口の約8割を
ムスリムが占めるインドネシアでは、アルコールを飲む人が少ないため、日本のように「飲み会をして交流する文
化」はありません。そのため、コーヒーを片手に語らう時間はインドネシアの人々にとって非常に大切なものにな
っていると言えます。

また、「ngopi」という言葉は、それ以外にも、「コーヒーショップに行く」ことを指したり、学生や若者の間では
ディスカッションなど話し合いの場をカジュアルに指す言葉としてngopiを使ったりもします。
コーヒーショップに行く、という意味で使用する場合、実際にはパンを食べたり、アイスティーを飲んだり、ミルク
セーキを飲んだり、何か他のものを飲んだりすることもあります。あくまでコーヒーショップに来る、というだけの
意味なので、コーヒーが飲めなくても誘われたら参加してみるとよいでしょう。

Ngopiの際に気を付けることとして、主催者がいる場合の飲む順番への気配りが挙げられます。
コーヒーや紅茶がふるまわれたら、まず主催者が口をつけるのを見てから自分も飲むようにしましょう。インドネシ
アは年長者や目上の人を尊重することを大切にするため、それ以外の場でも相手を尊重する姿勢を見せることを意識
すると円滑なコミュニケーションにつながります。
また、出された飲み物やスナックなどは、少なくとも一口は口をつけることが礼儀だとみなされています。

新型コロナウイルスの流行がインドネシアでも終息しつつある中で、以前のような大人数での食事の機会もすっかり
復活してきています。
レストランでの会食からホームパーティーまでインドネシアにおける食事の在り方は様々ですが、ビジネスのシーン
ならまずはレストランに誘われることが多いでしょう。

ビジネスでの付き合いの相手でも、食事会などに誘われた場合はできるだけ参加するとよいでしょう。人付き合いを
重んじるインドネシアでは、誘いを断るのは日本以上に失礼に当たります。
ビジネスディナーにおいても、ngopiと同様、主催者がまず口をつけ、続いてこちらに食べるようすすめてくれるのを
待ちましょう。

注意すべきなのは、インドネシアには「割り勘」がないということです。
インドネシアで何人かで食事やお茶をともにすると、そのグループの誰かがまとめて全員分を払うのが一般的です。
この場合、通常は誘った人が支払いをすることが多いようです。「次に食べに行った時には他の誰かが払うからお互い
様」という考え方が根底にあるようです。

私たち日本人は割り勘に慣れているため、このような風習に最初は戸惑うかもしれませんが、「支払いは誰がするのだ
ろう?割り勘にするのか?」と考えすぎずに会話を最後まで楽しみ、「ご馳走様でした」と気持ちよく席を立つのがイ
ンドネシア人のスタイルです。
ただ時に例外もあります。人数が多く、一人での負担が大きな額になると予想される場合は割り勘になる可能性があり
ます。誘われて食事に行く場合でも、念のためお財布は持っておきましょう。

その他、インドネシアにおいては宗教に合わせた配慮も必要になります。
インドネシア人口全体の約80%を占めるムスリムは豚肉やアルコールを、またバリに多いヒンドゥ―教徒は牛肉を食べる
ことが禁じられています。それらを使用した食品を食事の場で食べないことも気づかいとして必要でしょう。また、ム
スリムはラマダン(断食月)の間日中の飲食が一切できません。こちらから食事に誘う際は、今がラマダンの時期でない
か確かめたうえで誘う配慮が必要です。

その他にも、インドネシア人と交流する中で特に日本と異なる部分についてご紹介します。

・Jam Karet(ジャム・カレット)
ジャム・カレットは直訳すると「ゴム時間」という意味で、約束や予定の時間に対し寛容なインドネシアの人々の気質
を反映した言葉です。インドネシア人は概して時間に対して日本人ほど厳格ではなく、締め切りに間に合わなかったり、
約束の時間に遅れてきたりすることも珍しくありません。注意すべきは、インドネシアにおいてはそれがそこまで失礼
に当たることではないということです。

日本では約束の時間を守る、あるいは5分前行動をすることが当たり前のこととされているため、はじめインドネシアで
ジャム・カレットの概念に触れると、戸惑いやいら立ちを覚えてしまうこともあるかもしれません。しかし、インドネ
シアでは前提が違うのだ、ということを飲み込んで、ゆとりのある気持ちで対応することがインドネシアでの良好な人
間関係の構築につながるでしょう。また、そのような余裕のある気持ちでいた方が、こちらもストレスなく交流するこ
とができるはずです。

一方で、これはどうしても遅れてほしくない、というような事柄があれば、かなりしっかり念押しするだけでなく、本
来の時間より早めによりアポイントや締め切りを設定することも必要です。

・右手の使用
インドネシアでは、 左手は「不浄の手」とされているため、インドネシアで物を渡したり握手する時は必ず右手を使
います。また、物を食べるときなどに使う手も右手が望ましいです。
用を足した後に拭くのも左手なので、左手は衛生的にも良くないと考えられています。

日本人にはそういった左手に対するけがれの観念がないので、つい左手を使ってしまう方が多いですが、握手などで左
手を差し出すのはインドネシアでは失礼にあたります。十分に注意しましょう。

・プレゼント
インドネシアにおいて、ビジネスの交渉の場については贈り物は必ずしも必須ではありませんが、人の家に招かれたと
きは小さな手土産を持っていくことが必要です。
小さなお菓子の詰め合わせから花束まで、手土産の内容は様々ですが、食事に誘われた際は「相手の準備が十分でない」
という意味合いを持ってしまうため食品のお土産は避けましょう。

インドネシアでは、もらったプレゼントを相手の前で開封することはあまりありません。プレゼントをすぐ開けるのは、
強欲さや忍耐力が無いという印象を与えてしまうので気を付けましょう。
インドネシアにおいて相手の目の前でプレゼントを開けないのには、もらった贈り物が期待外れだった時に相手の名誉
を傷つけないためという配慮があります。開けてみて、と勧められた場合を除いて、基本的にお礼を言った後は封を開
けずに横に置いておくのがよいでしょう。

いかがでしたでしょうか。インドネシアの社交マナーは日本と異なる部分も多く、はじめは戸惑うことも多いかもしれ
ません。しかし、上記のようなマナーを覚えておくことで、インドネシア人とのビジネスを円滑に進めるだけでなく、
プライベートでも付き合いを楽しむことができるでしょう。
(出展:インドネシア総研)