■Paradigm Shift -新しい価値観-
10月~11月にかけて富山と東京の往復がほぼ毎週のようになっています。
それも小学校6年の息子のU-12のサッカー大会の富山県予選があるからなんですが・・・
なんやかんやで、ベスト4まで勝ち進みました。
11月7日の本日。準決勝戦の応援のため、またまた富山に向けて移動しているわけです。
私が小学生の時の同大会では惜しくも準優勝となり、全国大会行きを手にできなかったので
息子にはなんとか優勝して全国大会に行ってもらいたいものです。
せっかくサッカーの話になったので、ちょっと深掘りしてみましょう。
国際サッカー連盟(FIFA)に加盟する国・地域のうち、約9割が「soccer(サッカー)」では
なく、「 football(フットボール)」をその国の言葉で呼ぶのが主流となっています。
日本では圧倒的にサッカーと呼ぶことのほうが多いです。
実は、サッカーの正式名称は、「association football(アソシエーションフットボール)」と言うのを
ご存知でしたか?。
サッカーの語源は、「association」の「soc(仲間)」に「c」を加え、人を意味する「er」をつけた
造語が誕生し、1880年代に使われ始めます。当初はSocker」(ソッカー)、後にSoccer(サッカー)の
名称となっていきます。
ちなみに日本では、慶応大のサッカーはその名残から、いまも「ソッカー部」が正式で、ラグビーが「蹴球部」
を名乗っています。東大や早稲田大では、「アソシエーション・フットボール」に準じた、「ア式蹴球部」の
名称をいまも守っています。
そのサッカーを商業的な側面からみてみましょう。
サッカーのワールドカップ(W杯)は4年に1度行われる世界最大規模のスポーツイベントというこで、ご存知かと思いますが、
各国代表がそれぞれの地域で予選を行い、勝ち上がった国の代表がW杯開催国にて32チーム出場。決勝戦までの1か月間に
大盛り上がりをみせる大会です。
前回のロシア大会は、およそ34億人が試合を観戦したといわれています。
このW杯ロシア大会を巡るいくつかの数字とお金について、紹介してみたいと思います。
・ 110ドル:決勝戦の観戦チケットの最安値。この価格で販売されるチケットは、ロシア居住者のみ購入可能だ。最高額は1100ドル。
また、開幕戦の観戦チケットは50~550ドルだった。
・ 12社:アディダスがスポンサーとなっている出場チームの数。同社は大会スポンサーでもある。そのほかナイキが10チーム、プーマが
4チーム、ニューバランスが2チームのスポンサーだ。
・ 240万枚:開幕前に販売された観戦チケットの数。ロシア国内での販売数が最も多く87万1797枚、次いで多かったのが米国の8万8825枚、
ブラジルの7万2512枚だった。
・ 3800万ドル:優勝チームに贈られる賞金。
準優勝チームは2800万ドル、3位は2400万ドルを受け取る。グループステージ敗退国にも、800万ドルが与えられる。
・ 4億ドル:W杯出場32チームに対し、成績に応じて支払われる賞金の総額。このほか各チームには開幕前に、準備金として150万ドルを
受け取っている。
・ 4億2500万ドル:2018年と2022年のW杯の米国内でのテレビ放映権料として、フォックスが支払った金額。
・ 16億5000万ドル:2015~18年にFIFAが販売権を通じて得る売上高の推計。2019年からの4年間には、18億ドルに増えると予想される。
・ 30億ドル: 2015~18年にFIFA が放映権料から得る収入の推計。2019年からの4年間の放映権収入は、35億ドルに上ると予想される。
・ 61億ドル:2015~18年のFIFAの売上高の推計。スポンサー契約を結んだ中国企業が増加したことを受け、当初の予想を10%上回ると見通しと
った。
・ 116億ドル:ロシアがW杯関連のプロジェクトに投じたとされる金額。
・ 140億ドル:FIFAは2026年のW杯を米国とカナダ、メキシコの3か国共催とすることを決定した。同大会によるFIFAの売上高は約140億ドル、
利益は約110億ドルになると見込まれている。
と、数字に表してみると世界的なマーケットがあるスポーツビジネスということも見て取れますね。
さらには、インドネシアでのサッカービジネスはこれから激熱だと個人的には思っています。
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